親がこの子は何が得意で何に才能があるって思い込んでると、子供も僕には何々に才能があるって思い込んで、後の人生にいろいろ支障を来すケースが。
才能を伸ばすのは本人がそれを自覚するようになってからでぜんぜん遅くない気がする。親が気づく才能ってけっこうろくでもない才能が多いんじゃないかと。クラシック音楽とかバレエとかは本当に小さいうちからやらないとダメらしいけど、そういう特殊なもの以外は中高生くらいからでぜんぜん大丈夫じゃないかなあ。
子供が何かすごい能力があっても、そこにあえて注目しないとか気づいてないフリをするとか。なるべく普通に、日本ならサラリーマンや公務員になる前提で育て、それでもどうしてもはみ出す才能があれば本物かも。
っていうか、親がこういうふうになってほしい、ってのと逆方向に行きたいのが子供じゃないかなと。僕は完全にそうだったかも。
スポーツや芸術方面で活躍する人の才能は、○○できる能力より○○できない能力のほうが大きいかも。○○できないからそっちで生きて行かざるを得ないみたいな。
「がんばるとそれなりの成果が出るし快感!」って味占めさせてやるだけでほとんど成功したも同然みたいな。
僕の場合、逆効果になってる部分もあって、「がんばればできる!」ことを中途半端に学習しちゃったので、いざというとき本気を出せばなんとかなるって安心しちゃって、普段は滅多にがんばらない、みたいなことに。
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