2020/11/21

最近観た映画メモ「評決」他

どんどんペースが遅くなるなあ。一週間に1〜2本まで落ちてる。

ビデオドローム(1982年)
ファイヤーフォックス(1982年)
評決(1982年)


●ビデオドローム(1982年)

小さなケーブルテレビの社長。刺激的な番組を探してて見つけた謎の過激放送「ビデオドローム」に取り憑かれ、精神や肉体、現実までもが変容していくSFホラー。

デヴィッド・クローネンバーグ監督。主演はジェームズ・ウッズ、「ニクソン」「トゥルー・クライム」とかで印象的だったけど、この映画での若い顔で思い出した。「ホロコースト/戦争と家族」のカールだ! デボラ・ハリーは見たことあると思ったらブロンディのボーカル!

かなりグロな特殊メイクはリック・ベイカー。作り物感が薄く、今の目で見ても相当リアル。当時はとんでもなく凄いものに見えただろうな。ハワード・ショアのシンセの音楽は、頭が痛く気が滅入るようなマイナー感w

「スキャナーズ」同様、あんまり面白くなかったけど、興味深い部分がいろいろてんこ盛り。どちらかというと、難解でわけわからん系のカルト映画ということになってるらしい。1982年時点で、「ビデオ映像やビデオカセットが、新しい時代

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2020/11/08

最近観た映画メモ「フレンジー」他

ヒッチコック作品で観てないものをまとめて観る特集。あと3〜4本予定に入ってるけど、しばらく後回しにする。結局、寄り道ばかりでちっとも先へ進めないw

マーニー(1964年)
トパーズ(1969年)
フレンジー(1972年)


●マーニー(1964年)

ヒッチコック監督。職について信用を得た上で金庫の大金を盗む嘘つきで詐欺師の女。たまたま関わった会社社長の男、無理やり結婚してまで、彼女を心理的に支配してるらしい謎のトラウマから救おうと試みる……という話。

面白かった。いつもちょっとウンザリする変に説明的なところは少ないし。多少、釈然としない部分もあるけど。ずっと不穏な感じが続くし、すんごいヒッチコックらしくて良かった。60年代の犯罪・異常心理的なものをネタにしてるので、現代には通用しない部分があるかも。

ショーン・コネリー、ティッピー・ヘドレン、その他母親や義理の妹、小さい女の子、競馬場の男、被害者の社長など、全員めちゃくちゃイイ。役にハマってる人たちばかり。ブルース・ダーンが小さいけど重要な役で出てる。

モフモフ系やフェルト細工系のスクリーンショットシリーズ、その61

 

2020/11/02

最近観た映画メモ「アベンジャーズ」他

ポイントの失効がせまってたので有料ポイント映画を急いで観る特集その2。マーベルもディズニーなので5本連続でディズニー。ところで、以前作ったiTunes(現在はApple TV)の観たい映画リストを発見、「なぜか観てない映画を観るシリーズ落穂拾い編」に追加したら、リスト残りが46本から79本に増えた。今年中に完了は無理になった。キリがない。早く終わらせたいw

アイアンマン2(2010年)
マイティ・ソー(2011年)
アベンジャーズ(2012年)

●アイアンマン2(2010年)

「アベンジャーズ」というか「マーベル・シネマティック・ユニバース」関連をぜんぜん観てないなあと確認したら、第1期6作品のうち3作はすでに観てた。「アイアンマン」が第1作で、「インクレディブル・ハルク」が第2作。「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」が第5作。この3つがすでに観てた作品。で、「アイアンマン2」(第3作)と「マイティ・ソー」(第4作)を観れば、大手を振って「アベンジャーズ」(第6作)を観れるわけだ。

モフモフ系やフェルト細工系のスクリーンショットシリーズ、その58


 

2020/11/01

最近観た映画メモ「白雪姫」他

ポイントの失効がせまってたので有料ポイント映画を急いで観る特集その1。ディズニー名作2本。他に3本分のメモがあるけど長くなったので分ける。

美女と野獣(1991年)
白雪姫(1937年)

●美女と野獣(1991年)

どうしても「ストックホルム症候群」に見えてしまう。もうこういう物語は純粋に楽しめないな。実写版でベルを演じたエマ・ワトソンはそれを否定してるようだが。「大好きなパパの身代わりに自分が虜になる」って、それパパが死ぬほど嫌がるぞ? 純粋悪役のガストンの言動も観客に対する嫌がらせなだけで、まったく受け付けない。

っていうかそもそも、「醜い老女(正体は美しい魔女)が泊めてほしかったのを断られて『外見で判断するな』って王子に呪いをかけて野獣に変えた」自体が、魔女の自分勝手な逆恨みというか罠。「ちゃんと扱ってほしかったら、ちゃんとしろ!」だ。

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