2021/06/30

Costume3pieces EXPO 「夏のプレイリスト」


所属しているパリのイラストエージェント、Costume3piecesの恒例の展覧会。前回と同様ネット上のみでの開催。今回のテーマは「夏のプレイリスト」。それぞれのアーティストが「1枚の作品+セレクトした1曲」を出品しています。

曲は、名前の下の点滅してる矢印をクリックすると流れます(プレビューですが)。全曲は左上のリストから、それぞれの配信サービスにログインすればプレイリストが聴けるはず。
https://www.costume3pieces.com/summer-playlist/


「Spotify、Deezer、AppleMusicの3つともで配信されている曲なこと」が条件。Deezerには日本の曲が少なくて選曲が大変だった。最初、Capsleの「アイスクリーム」かなと思ったけど無い。あと、小野リサ、ゴンチチ、ハーブ・オオタならあるだろうと思ったら、非常に少なかった。。。最終的に選んだのはゴンチチの「夏の理由」。

Deezerにお試し入会する前の段階での第一候補はこれだったけど、やはりDeezerに無かった。小野リサの「パケタ島でピクニック」

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2021/06/10

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最近観た映画メモ「イエスタデイ」他

1ヶ月でたった3本。めちゃくちゃペース落ちてる。この後も、失効してしまうポイント消化のため、新しめの有料ポイント映画を何本か見るので、残りわずかな80年代映画にしばらく戻れない見込み。。。

●トロールズ(2016年)

カラフルな髪の毛が逆立って土気色の不気味な顔をした小人。「トイストーリー3」だっけ?の冒頭にも登場してた。60年代に流行したトロール人形のリブートみたいなCGアニメーション映画。ドリームワークス・アニメーション。マイク・ミッチェル監督。オリジナルの声や歌はアナ・ケンドリック、ジャスティン・ティンバーレイク、ズーイー・デシャネル。

歌って踊ってハグして楽しく幸せなトロールたち。不幸せで暗いベルゲン族はトロールを食べることが唯一の幸せ。逃げ出したトロールたちは楽しく暮らしていたが、油断して派手なパーティを開き、ベルゲンに見つかってさらわれてしまう。。という話。

トロールたちや植物やいろんな生き物たちのフェルトっぽい質感がとてもイイ。カラフルなデザインもイイ。僕がフェルト質感で作ってるものの完成クオリティがここにあった。

あちこちスクリーンショット撮ってたけど、面倒だから買っちゃうかなと思ったら、U-NEXTでは購入できない。じゃあ、Amazonプライムで購入すればと確認したら、無料で見れるじゃ〜ん! U-NEXTの有料ポイント損した。

こういうアニメーションの中の歌や音楽って僕的にそれほどそそられないのが普通なんだけど、この映画では割とノリノリにさせられる。「トロールズ ミュージック・パワー」など、続編というかシリーズ作品が5本もある。

●プリティ・プリンセス(2001年)

ゲイリー・マーシャル監督、アン・ハサウェイ、ジュリー・アンドリュース。サンフランシスコで暮らすさえない女子高生が、ヨーロッパの小国の王位継承者と判明。滞在中の女王/祖母からプリンセスとしての教育を受けるが、、、という話。

最初、誰かわからないくらいひどいダサダサ高校生のアン・ハサウェイ。強力な女性と出会い、努力の甲斐もあって内面も含めて見違えるような素敵な女性に!って、そっか、「プラダを着た悪魔」で同じことやったわけね。監督的にも(観てないけど)「プリティ・ウーマン」も「見違えるようなレディーに!」だし。

ベタなシンデレラストーリーのコメディだし、アメリカのヨーロッパコンプレックス的なものが丸出しだけど、いろいろゴージャスだしひねってなくストレートだからか、最初から最後まで笑ったりウルウルさせられっぱなしw 母親も親友のリリーもめちゃくちゃイイ(「プラダを着た悪魔」でも親友の名前がリリーだったぞ?)。フリーダ・カーロかよ!って思ったらちゃんとそう表現されてたw 変身した瞬間がイイ!

20年前のジュリー・アンドリュース、この時66歳だけどまだまだ普通にきれい。あの声が響くと画面が引き締まる。ちょっとした仕草やセリフや表情だけで感動しちゃうw

●イエスタデイ(2019年)

ダニー・ボイル監督、ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ、エド・シーラン本人役。

まったく売れないシンガーソングライターのジャック。異変により飛ばされたのはビートルズが存在しなかったパラレルワールド。この世界では誰も聴いたことがないビートルズの歌を自作と偽って歌い、スター街道を駆け上がるが、、、という話。整合性的にはあちこちギクシャクしてるけど、全体としてはめちゃくちゃ面白く作られた娯楽映画って印象。

しかし、クライマックス前までどうにも居心地が悪かった。っていうか、売れてる状況が不安でたまらない。主人公だってずっとそんな顔してる。ビートルズを自分の曲として歌うって、ストレートに盗作気分だもんね。たとえば、手塚治虫が存在しなかった世界で手塚マンガを自分のマンガとして発表するとか、ピカソのいなかった世界で、、、と同じ。「儲ける」じゃなく「いい作品を作る」が目標なら、「盗作が売れまくる」状況は普通に地獄。

コメディなのに、だんだん「バレるかバレないか」系映画のニュアンスが強くなってきて、かなりこわくなった。ほとんどサスペンススリラーに。

ところが、「そりゃそうだ! うまい!」って外し方してくれる。よかったなあw そして、あの人物に会うシーンは、さすがにウルウルきた。よく出来てるわ。。。

「64歳になっても」! 先日観た「ガープの世界」の主題歌として使われてたな。

ビートルズが解散したのは小2ときで、まったく世代ではないし、ビートルズ的なものが苦手だった(ロック自体、今も苦手)。ちゃんとCDを買って聴くようになったのは90年代末くらい。「ビーチボーイズのほうが好き」って言うのが定番だったもんねw

スウィング・アウト・シスターが初めてラジオで紹介されたとき「もしビートルズが存在しなかったら、現在のポップスはこうなってたかもしれない」って言われてた。それこそパラレルワールドSFみたいに思えて面白かった。

2021/06/08

3Dプリンタ作品、アイコンベアーなど4点 その6





色塗り終わった状態。ヤケクソ的に集中したので疲れたけど、ペースはかなり速め。けっこうややこしい塗り分けを含むけど、おおよそ1日1個のペースで塗れた。クマやSmokeyを筆で塗り分けできるなら、塗装が面倒そうで避けてきたTDWキャラのほとんどが、立体化候補にできそうな気がする。

ガッシュアクリリックプラスの不透明度のおかげが大きいかも。ただ、塗ってて心地よさが少ないのがイマイチかもなあ。リキテックスソフトタイプのような伸びと粘り気の心地よさがない。筆で塗った感触が少しザラザラする。

あと、やはりガッシュタイプなのに透明度が大きい色がいくつもあって困惑。黄色は今まで同様苦労した。結局、24色セットのうち不透明ガッシュとして使えるのは半分くらいじゃないか?

2〜3日眺めて、修正したい部分が出てきたら修正。その後、水性高耐久2液性ウレタンニスで仕上げる。

3Dプリンタ作品、アイコンベアーなど4点 その5



今回の制作過程は動画で撮影してるんだけど、細切れに何十本も撮ったので、わけわからない状態。いつかちゃんと編集したい。立体を展示するときとかに、制作風景の動画を流すとかの用途に。
で、動画で撮ってるもんだから、いつものような制作過程写真が少ない。このSmokeyとクマ以外の塗装中の写真がゼロ。動画はあるんだけどね。
で、結局、マスキングは一ヶ所もしなかった。あんなに練習やテストしてたのにねw マスキングしようとアタリ線を筆で書き入れるうちに、なんか本格的に塗り分け始めてしまい、そのまま仕上げへw
リキテックスガッシュアクリリックプラスのおかげもあって、塗り重ね回数が2〜3度で済むので、マスキングのありがたみが薄いってのもある。




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2021/06/03

3Dプリンタ作品、アイコンベアーなど4点 その4

接着してパテ盛り作業の前回が4月23日、1ヶ月以上ぶり。少し作業再開。



スタンドは先に仕上げた。「水性高耐久2液性ウレタンニス」のおかげで溶剤とスプレーを使わずに制作できるメドがついたんで、とにかく家にあるスプレーとラッカーサーフェイサーを使い切っちゃおうということで、めちゃくちゃ分厚く吹いた。数週間たって、ようやく爪で凹まなくなった。

本体。継ぎ目を削ってから全体に「モデリングペースト+ジェッソ+アクリジョンベースカラー白」にリキテックスの黒を混ぜてグレーにしたものを何度か塗り、乾燥。

サンドペーパーで削って滑らかにする。再び塗って削り、2回〜3回くらい。

ジェッソにほんの少し黒を入れたライトグレーを塗って表面整え、240番のサンドペーパーで軽く削ってザラザラをなくしたところまで。







最もツラい本体削りの粉地獄作業は1日半ほどで完了。2〜3月に1個作るのにやたら時間かかった反省を踏まえ、見切りというか、後で「時間かけすぎたな」って思うような「ムダにていねい」をなるべく避けた。もうちょっとスピード上げられる気もする。特に、「アクリジョンベースカラー白」を混ぜたことで粘り気というか弾力が上がって削りにくかった印象。