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2013/09/30

Cintiq 13HD(Companion含む)のキーボードの置き場所

液晶タブレットでいつも悩むのがキーボードの置き場所。手前に置くのが一般的のようだけど、画面遠くなっちゃうじゃん。左に置いてキーボードショートカットすることもあるけど、両手を使うショートカットやテキスト打ち込みの時に不便。

僕はだんぜん、液タブの向こう側にキーボードを置く派。今までの液晶タブレットでは箱を置いたり自作のキーボード台を装着したりしてた。
13インチCintiqの向こう側にキーボードの置き場を作るにはどうしたらいいか考えたら、すげ~簡単だった! 今までの歴代液タブおよびタブレットPCで、キーボードの設置が最も簡単w
どうなってるかというと、角度を調整する板と液タブ本体の間に板をはさんだだけw いちおう滑り止めを貼って動かないようにしてある。
キーボードはハレパネを切って作った棒に引っかかるようになってる。

2013/09/18

WACOM新製品を見てきた

ヒカリエのコワーキングスペース「Creative Lounge MOV」でWACOM製品体験会をやってたので行ってきた。OS入り13インチCintiqと筆圧つきiPad用ペン。

WACOM

「Intuos Creative Stylus」は筆圧付きのiPad用スタイラスペン。Bambooスタイラスのワンランク上だからintuosかー。軸が長めってところがイイ。筆圧の利き具合は、前モデルのJot Touchよりぜんぜん自然。ぐいっと丸を描いてちゃんと筆圧が効く。

ちょっと筆圧弱めな人だとしんどいかな。ペンを長く持って描くと筆圧効かずに線が出ないこともある。でも、従来の筆圧なしは不自然だったんだなと思い出す感じ。僕がよく使ってるArtStudioで使える。いいかも。

ただし、日常的にiPadで描いたり液タブの代替として使うことはこれからないだろうから、Intuos Creative Stylusは買わないと思う ・・・。っていうのは、OS入り13インチCintiqがかなり良いから!

その「Cintiq Companion」は、Windows8入りとAndroid入りの13インチ液晶タブレット。WACOM製品として初めて、パソコンに接続せず単体で使えるデバイス。Windowsの人なら迷わず前者を選べばいいと思うけど、僕の場合Macメイン。先日のSurfaceのときも思ったけど、パソコンが増えると、いろいろ煩雑になってめんどくさい。

あと、Windows入りCintiqをグラフィック的に満足に使うにはやはりキーボードが必要になる(別売りで用意されてる)。でも、MacBook Airにつないで使うなら、キーボードを用意する必要ないわけだし、Androidではキーボードショートカットは不要。なので僕はAndroid入りを選びたい。

書き味や性能その他は従来の13インチCintiqと同等で、最高性能の液晶タブレットそのもの。ガラス(アクリル?)が薄いこともあって視差も少なく非常にいい感じ。10インチのSurfaceと3インチしか違わないけど、HDでも画面内容は小さくなりすぎず、普通に使えそう。

すげっ! と思ったのは、パソコンからケーブルを引っこ抜いた瞬間にAndroidに切り替わる。お出かけ用のスケッチパッド兼Androidタブレットに早変わり。これは新しい、楽しい! 逆にケーブルを差したら即液タブに。パソコンに接続すると、USBメモリ的にファイルが利用できる。バッテリーは7時間以上もつそうです。

体験会会場で何か描くとウェブの「みんなのスケッチライブラリー」に載るらしいってのは知ってたので覚悟して行ったんだけど、しまったなあ。画面に貼るビニールを持っていけば良かった。ツルツル画面で絵描くのめちゃくちゃ苦手。ペンも普段はグリップを引っこ抜いて細くして使ってるし、ストローク芯を使うから三重苦。それでも一応描いてきた。そのうち載るでしょう。

描いたのはAndroidモードで、WACOM純正のお絵描きアプリ「Wacom Creative Canvas」を使った。出荷バージョンじゃないベータ版だそうで肝心なところにいくつか不具合があったけど、ちゃんと動けばなかなか使えるスケッチソフトのようです。レイヤーもあるし、投げ縄選択切り取り移動とかできちゃう。

もう一つの新製品が「Bamboo Pad」。基本的にはマルチタッチのトラックパッドで、ペンも使えるというもの。事務用品に近く、グラフィックの人が本格的に使うものじゃなさそう。そういえば最近、いろんなショップのカウンターに、WACOMのサイン用タブレットを見かけるね。

・・・ここまで書いて、あれええ? 従来のBambooってなくなっちゃったの?! intuosになってる? で、従来のintuosはintuos Proに。・・・という9月6日の製品ライン大幅刷新を知った。展示されてたかな? 見逃しとったー!

2013/09/05

iPadカーソル補正で指!

先日書いた「iPadのArtStudioでカーソル位置をずらして補正するとゴム球スタイラスペンのど真ん中から線が出るようになって超快適!」の件。なんでその時に思いつかなかったんだろう? ってことを思いついた。調整すれば、指の感覚的ど真ん中から線が出せるよ!! びっくり快適ど真ん中!

スタイラスペン不要! とまではさすがに言わないけど、スタイラスペンを持ち歩かないでも、そこそこラフスケッチとか描けちゃう。

2013/07/25

iPadアプリ「ArtStudio」再発見

●「drawing offset」でペンの違和感ゼロに!

「液晶タブレットCintiqやSurface Proで、ペンとカーソルの位置関係をiPadのArtStudioみたいにピクセル数で設定できればいいのに」って思いつき、ArtStudio自体どんなんだっけ? と久しぶりにいじってみたところ、思わぬ成果が!

カーソルの位置を調整する機能「drawing offset」は、ArtStudioやLayersに搭載されている、描かれる部分が指で隠れないよう離れた位置に十字カーソルを表示するもの。指から離れたところに描かれるのって、感覚的じゃなくなるし違和感あってダメ、普段使うことはない。

ふと「iPadのスタイラスペンのズレをなくせるんじゃないか?」と思いついて、「左上5pixel」に設定してみたら、スタイラスペンのゴム球の感覚的中心・ペン軸の延長線上に線が描けるようになった〜〜!!!

iPad導入以来初めて! スタイラスで線を描く違和感がゼロになった! スタイラスペンのゴム球ペン先のど真ん中から線が描ける感じ。ArtStudioやLayersの他にもカーソルをずらせるアプリはあったと思うので試す価値アリ。

Bambooスタイラスだと5pixelが適当っぽい。もっと大きなゴム球ペンならもうちょっとずらすといいと思う。Jotペンでも円盤の真中心から描かれず、1〜2mmくらいずれてたのがものすごい不快だったのだが、同様に調整すれば完全にペン先と線が一致させられそうだ。

●ArtStudio再発見

ArtStudioはiPad導入最初期に入れてものの、好みじゃなかったので放ってあったアプリ。今回ちゃんといじってみたら、これいいじゃん! って、「今頃何を言っておるのか?」だろうけど。何がいいって、「投げ縄選択で移動・拡大縮小・回転」ができる!

鉛筆ブラシもいいし、レイヤーもグリッドもある。Photoshop的にいろいろ細かい機能が満載。さすがにこれでイラストの仕上げまでやるつもりはぜんぜんないけど、スケッチを一部選択して切ったり貼ったりができるなら十分。Dropboxとファイルのやりとりが直接できたら最高なんだけどな。でもこれは使おう。なんでこれを見逃してたかって感じ。

●その他、ArtStudioが「使える!」件

SketchBook mobileみたいに簡単にツール切り替えができればいいのにな、と思ったら、ジェスチャーの設定でいろいろできるらしい。4本指タッチで「一個前に使ってたツールに切り替え」に設定したら、SketchBook Pro並みに便利になった。鉛筆と消しゴムを交互に切り替え。

けど、QuickMenuとか出す3本指タッチがどうしても機能しないんだが・・・わかった解決。iPadの環境設定の「アクセシビリティのズーム」をオフにしないと3本指タッチ機能が使えないのでした。

ArtStudioでドローイング。ペンと描かれる位置が感覚的に完全に一致したおかげで非常に描きやすい。Cintiqとは広さの点では負けるのは確かだし、最終的に整えるのはMacのPhotoshopでやるとしても、ラフスケッチに関しては、紙廃止にしたって大丈夫なくらい「使える」!!

紙に描いたラクガキをiPadで撮影、ArtStudioに読み込んでレイヤー上に清書してみるテストもやってみた。ちゃんと仕事レベルでできるのを確認。こりゃーいい! 紙と鉛筆とiPadがあれば、ラフ提出までは十分イケる。

いやまあラフ提出なら、紙と鉛筆とコンビニFAXでも十分イケるだろうけど、部分的にちょっと変形・修正とか、複数のラフスケッチを大きな画像に並べる編集作業とかはArtStudioが便利だねということで。

ゴム球ペン先と描画位置が感覚的に一致したのはありがたいけど、そこまでイケたなら、もうちょっと感触のいいゴム球ブラシはないもんかなと。Bambooスタイラスの硬いペン先も悪くないけど、筆圧強くしないと描けないのがイマイチ。意外にPogoペンが具合よかったりする。何か探そう。

あとやっぱ、15インチのiPadがあれば最高なんだけどな。

2013/07/04

夢のマシン? Surface Pro その3

Surface Pro、僕的に実用になりそうもない雰囲気ですが、デジクリのネタ的にはいくらでも書けるので、その点ではお得と言えるのかも・・・。で、その後の余談いろいろです。

●ポインティングデバイスが4つ!

Surfaceの純正マウス Wedge touch mouse Surface Edition。7月12日より発売開始。だそうで。
< http://bit.ly/QbcW0W >

え? これSurface純正ってことにしちゃうんだー。このマウス、小さくてカッコイイし、持ち運び用にいいかもと思ってた。Surface Proといっしょに買おうと思って売り場で迷ったんだけど、6千円台半ばでけっこう高いし、タブレットを買うのにマウスを買うのは意味的におかしいんじゃないかと思ってやめたのでした。

パソコンやタブレットの使いやすさって、操作の選択肢をうまく狭めてくれるってことだと思う。平行していくつものやり方があると、一瞬の判断に迷ってストレスになる。って意味で、Macでペンタブレットとマウスの2つでさえ混乱しがちなのに、Surface的なWindowsタブレット製品のポインティング操作は、「画面タッチ」、「ペン」、「トラックパッド」、「マウス」の4つもある! 矢印キーの操作まで加えたら5つ。併用はぜったい疲れると思うぞ。

●どうにか使えないのか??

何度も書いてるけど、ペンタブ(板タブ)は突然ぱったり思い通りに描けなくなる。角度調整やペンの持ち方を加減してもダメ。そんなとき、液タブCintiq22インチに移動してもやっぱり描けない。ってのはやっぱバイオリズムの波とか何かあるんだろうなあ。いざとなったら液タブに移動しようっていう覚悟のなさも調子狂う原因の一つかもしれん。

ということで、Surface ProといっしょにCintiqも、すぐに使えないように机の下に片づけた。で、また引きずり出して来て使う。・・・ということを、定期的にやってます。「液タブなしの生活に戻る」とか言った2時間後には、やっぱ板タブのほうが絶対イイ! になる。

で、昨夜片づけたばかりのCintiqをまた出してきてmodoでテクスチャ描きしたら、そりゃもう速かった。テクスチャ描きだけに使えば液タブは素晴らしい。他のいろいろに使おうとするからややこしくなるわけで。

で、ふと考えたら、Surface Proだってドローイングその他いろんなことに使おうとか考えちゃうからダメなんだ。テクスチャ描き専用機として使えば意外にイイんじゃないか? と思ってテクスチャ描きしてみたけど、やっぱ小さすぎて無理・・・。

っていうか、Cintiqでもそうだけど、テクスチャ塗りのためにファイルを開き直して作業できる状態に準備するの自体にけっこう時間がかかっちゃう。多少描きやすかったとしても、たぶん時短にはまったくなってないんだよな〜。

●Surface RTとFreshPaint

Proじゃないほうの「Surface RT」が1ヶ月限定で値下げだそう。安っ。
< http://engt.co/14AtqaF >

Surface RTとは、RT対応でない普通のWindowsアプリは入れられないが、プリインストールされてるMS Office(一部機能限定版らしい)とWebブラウザとメールが使えりゃ十分って人向け。WindowsストアでRT対応のアプリもいろいろあるらしい。

ってことで、上記の基本アプリの他に、何かドローイングに使えるWindows RT用アプリはないのか探してみたら・・・「Fresh Paint」(無料)ってVAIO Duo 11に入ってていじったことある! デフォルトで筆圧効いてたし。SONYのオリジナルアプリかと思い込んでた。

< http://bit.ly/16Z9gdX >

あらためてFresh PaintをSurface Proに入れて使ってみた。ちょ!! 思ったより高性能だぞ! ArtRageみたいだ。油彩の書き味もなかなかだし、「乾燥」するまで絵具が溶け合うのもリアル! 拡大縮小やスクロールのジェスチャーがえらく素直に動作する。描いててキモチイイ。紙や背景色を選べる。鉛筆的なブラシもなかなかイケる。

ただ、消しゴムを選択するのがめんどくさい、と思いきや、ペン後部ボタンで消しゴムに切り替わるWACOMの標準機能が効く! キーボードショートカット不要のタブレットPC向けお絵かきアプリってことだ。う〜〜ん、ヤベー。これは一種のキラーアプリじゃないか?? ちょっとヤバすぎるので、とりあえず封印w

ところで、ハードウェアとしてのSurface ProとRTはどう違うかというと、ProのCPUやメモリーやディスプレイのスペックは上だが、RTはずいぶん薄く軽く、バッテリーの保ちが2倍。僕的に、Photoshopやmodoなどの本格グラフィックアプリを使う気がなくなっちゃった今となっては、RTのほうがいいと思う。なにしろ今ならiPad miniより安いw

●熱いです

そういえば書いてなかったことが一つあった。Photoshopなどを使ってると猛烈に熱くなります。ファンがシューシュー言ってフル回転。画面に置いた手も相当熱いです。以前のCintiqの熱さどころのさわぎじゃないよ。

●なんでこういうマシンに惹かれるんだろ?

Surface Proや以前のMURAMASA、VAIO Type Uもそうだし、MacBook Air 11インチも完全にそう。小さいマシンってぜったい使いにくいのはわかってるつもり。でも、最小サイズで1kg程度以下で、仕事に必要な機能が全部揃うのは魅力なんだよなあ。

現実的には、MBA 11インチと小さいペンタブがあれば、なんとか生きていける最小限の装備。それが小さくかさばらず、いつものバッグにポンと入れておけば大丈夫な状態ってのはいつでもあこがれてる。それでいろんなもの試しちゃうんだよなあ。

VAIO Type-Uなんか極小だったけど、実際のところ、本当に何の役にも立たなかったw まあ、究極のPDAのつもりだったんだけど。モバイルも56kbpsじゃ、ネットに接続してメールを見るだけでも10分がかり。モバイルWi-Fiがある今なら、そこそこ使えただろうに惜しい。早すぎた。

小さいパソコンやデバイスって「持ち歩いている時、つまり使ってない時に、その性能を最大限に発揮する」んだよね。普通に仕事で使うなら画面もキーボードもペンタブも、大きいほうが使いやすいに決まってる。ってわかってるのに〜〜。

2013/06/20

夢のマシン? Surface Pro その2

今度こそ、タブレットPCは完全一体型の超小型グラフィックワークステーション(笑)に成熟したか? と期待しすぎ気味でSurface Proを入手。画面の小ささと、首を下に傾けることから起きるスマホネックの痛みに耐えつつ、なんとか使えないかとガンバルの記、第二弾。

●ペンとカーソル、合わないのは当然だった!

Surface Proや従来のタブレットPC、Cintiq12インチなどのWACOMユニット入り製品で、位置調整しても滅多にカーソルとペン先が合わない理由がわかった!!

四隅に順に表示される十字形をペンでつついて誤差を修正する方式なんだけど、そもそも画面の隅ではカーソルが不安定でフラフラ動き、ペン先の真下になかなかならないのだった! つまり、ずれた位置をクリックしたことになる。

その証拠に十字中心から離れた位置から波紋が出る。クリックしたのはペンの真下でなく、その波紋の中心ってことになっちゃうんだ。それで、位置補正がめちゃくちゃになるんじゃないかと。四隅を続けて4回つっついたとき、四回とも十字の中心から波紋が出る確率はかなり低そう。

WACOMに要望! 位置合わせを数値入力でできるようにしてほしい! 画面の隅が不安定では正確な位置合わせができない〜〜! 数字で入れられたらこんな苦労しなくて済む。

Cintiq12インチを使ってたとき、タブレットドライバの設定を消去して初期設定で使うのがいちばん合ってるって思ったのはそれだったんだ! 小さい液タブでは補正しないほうが全体でペン先とカーソルが合う面積が広い。Surface Proも同じく。11年前のタブレットPCも、いじってる時間の半分くらいを位置合わせに使い、実用に使うまでに至らなかったのだった。位置調整は無駄な努力だったのかー。

●文字サイズと表示サイズのバランス

文字等の表示サイズのデフォルトは大になってる。10インチに22インチディスプレイ/フルHDを押し込めた密度。画面解像度が高いから、よほど大きくしないと読みづらいしクリックや選択もむずかしい。文字が大きくすると、パレットやパネルの面積が大きくなって画面からはみ出してしまう弊害もある。

こりゃダメだと標準サイズに戻すと、もうホントに文字小さい! スマホでパソコン用Webサイトを見るような小ささ。あと、画面の隅から2〜3cmの範囲ではペン先とカーソルはまったく一致しないため、狙った位置をペン先でクリックするのが至難の業。カーソルをよ〜く見ながら、クリックしたい場所に無理矢理引きずって行く感じ。めちゃくちゃやりにくい!

●Photoshop Elements

Photoshop CS6で描いてると、何かの拍子に作業中の画像がヒュッと右下に引っ込んでしまう問題があるため、CS6自体の使用をあきらめ、試しにPhotoshop Elements 9を入れてみた。画像が引っ込む問題は起きない。ショートカットがカスタマイズできないのとレイアウトが保存できないのが残念だけど、安心して使える。ブラシはPhotoshopの自作ブラシを読み込んでる。ジェスチャーも効く。

●やはりツルツルが・・・

ペン先とカーソルの位置に違和感を感じなければ、そこそこ快適に描けるけど、一旦違和感を感じ始めるともーダメ。ツルツル画面も不快。ビニールを貼ると滑らなすぎる。クリアファイルの塩ビは摩擦はマシだけど半透明で画面が見にくい。キーッ!!

●液晶タブレットとして期待してたこと

そもそも、Surface Proを仕事のどこに取り入れようと思っていたか? について。まず、前提として、液晶タブレットがそれほど好きじゃないのです。主にな理由は・・・、

1「ツルツル画面がダメ。ビニールなど敷いて摩擦調整してるけどイマイチ」
2「描く姿勢を制限されるのでとても疲れるし、首が痛くなる」
2「入れ込んで描くことになるため、作業中の作品を客観的に見づらい」
4「液タブに慣れてしまうと板タブで描くのが苦痛になる」

・・・なので、机を一台占領しているCintiq22インチを廃止して、場所を取らないSurface Proを「Macを繋がなくても動く独立型液晶タブレット」として、いざというときだけ使えればいいな、と思ってた。

あと、アイディア出しなどで「iPadで参考資料を見ながら紙にメモしたりスケッチ」を、Surfaceだけでできるな、と。iPadでテキスト入力や絵を描くのはやりづらいので、ペンが使えるSurfaceはその点便利。OneNoteもアイディア出しノートに使えるし、Evernoteにも手書きメモがある。

とか考えてたけど、Surface Proをさんざんいじり倒した後で、11インチのMacBook Airで作業すると、たった1インチの違いなのに画面が広大なこと! っていうか、画面解像度と文字やインターフェイスのサイズがマッチしてるんだよな。んで、そのままintuos4のSサイズで描いてみると、だーーーはっは。こっちのが明らかに描きやすいや orz やっぱ僕、液タブは苦手だ。

なんちゅうか、液タブのない生活に戻ろうかな?? 液タブ苦手なくせに「今度こそうまく使える」とか思っちゃって深みにはまって時間を浪費するんだよな。板タブと紙と鉛筆で不足ないはずなのに。

こうやって、「液タブ苦手」って書いてるけど、Painterで描くのが仕事のほとんどだったときは、そりゃもう時間短縮ツールとしての威力は絶大だった。板タブの3〜5倍速で描けるから。3DCGがメインの今は、液タブが活かせるのはラフ描きとテクスチャ塗りくらい。そのラフ描きでさえ調子悪いときは液タブでもキーッてなるし。板タブオンリーのほうが平和。とりあえずしまっちゃうか・・・。

2013/06/12

夢のマシン? Surface Pro


お絵描きや3Dソフトを使うのが目的でタブレットPCを買う人は少数派なんだろうけど、あくまで「パソコン一体型液晶タブレット」としてレビュー。Surface発表以来、密かに日本発売を待ちわびてた僕でした。

●Surface Pro購入

6月7日の発売日、家電量販店の開店と同時に行って買ってきた。128GBバージョン。フタ兼キーボードはペラペラのほうを先日RTモデルでいじってみて割としっかり打てるのは確認したけど、さすがにキーボードショートカットには向かないだろうってことで、パンタグラフ式のほうを購入。

僕的には11年前のタブレットPCへの期待が裏切られ、その後の液晶タブレットの普及とiPadの登場とタブレット時代の幕開けを経て、満を持しての「夢のマシン」の再登場! 本家(MSとWACOM)が出した夢のマシンの決定版なわけで、期待しすぎであぶないあぶないw

しかし、かなり大きな量販店なのに僕がいた18分くらいの間にSurface Proを見に来た人が僕一人しかいないって・・・行列ができてるかもと思ったのにw しばらく「Surface Pro予約中」の看板が出てたけど、しなくても大丈夫だった。

●開封!

箱はほとんどiPadかMacBook Airとかみたいな感動演出仕様。最近こういう「箱から取り出す感動体験」方式が多いですね〜。透明フィルムやケーブルを束ねてるフィルムに「折り返し」的な引っぱる箇所が矢印で明示されてるのはApple製品より親切。ケーブルのフィルムだけ矢印がプリントされてないのが惜しい。

キーボードType Coverの箱の取り出し口が本体の箱にデザインを合わせてあるのはちょっとハッとしたぞ。キーボード装着のマグネットが強力で、バシッとくっつく。なんと! 電源コネクタはマグセーフ。 ディスプレイのコネクタはMini DisplayPort! (シネマディスプレイを繋いだら映らなかったけど)。


●使用準備

純正ドライバのみってことで心配だったペンとカーソルの位置調整はありました! 「タブレットPC設定」ってところです。画面の16箇所をクリックで相当細かく調整できそう。・・・と思ったら、これはタッチの設定だった。上にペンの設定ボタンがあって、それは従来通りの四隅をつっつく方式でした。

プログラムフォルダにはMS純正しか入ってない。ウイルスソフト入れなきゃと、ウイルスバスターを入れた後で、MS純正のディフェンダーというソフトが入ってると教えてもらった。両方入ってると重くなるだろうな。

タスクバーが見えないからどうやって起動してる他のソフトの画面出すんだ? と思ったら左側をスワイプか! なんと、その操作で画面を二分割できちゃった。そんな機能あったっけ?

PhotoshopやMODO701などを入れてみた。うーむむ、キーボードをつけたまま絵を描くのは姿勢的にしんどい。ショートカットもしにくい。かといって、キーボードは本体の下に接続してないと動かない。本格使用の場合は外付けのキーボードが必要。なので、ショートカットキー目的でわざわざパンタグラフ式のフタキーボードを選ばなくていいと思う。普段の使用はペラペラキーボードで十分。

●問題発生!

あああ! ガーン! Surface Proのペンでは中クリックできないー! サイドボタンが前部の一個しかないから。普段サイドボタンの後部に中ボタンを割り当ててるのです。3ds Maxは画面回転に中ボタンを使うし、modoの選択にも中ボタンを使う。それ以外のソフトでは同じボタンでスクロールに設定してあってめちゃくちゃ便利なのに。ガーンガーン! 思わぬ落とし穴〜。マウス併用するしかないのか。

ペンはいろいろ持ってるので、Surfaceで使えるものを探してみると、10年以上前のCintiqやタブレットPCのペンは使えるようですね。ただ、サイドボタンを二つ使うにはWACOMのドライバを入れなくちゃいけなくて、すると「Windows8で波紋消せない」問題が出てきちゃう。

●問題発生第二弾と解決

あれ? そんなバカな! Photoshopで筆圧が効かない? ハードウェア的には筆圧には対応してるはず。対応ソフトしかダメなのか? ってことは、フルに液タブとして使うには、11年前のタブレットPCと同じくWACOMのドライバを入れなきゃいけないってこと? しかし、タブレットPCのときはドライバが用意されてたけど今回は無いだろう?

と思ったら、ちゃんと用意されてるのを教えてもらった。タブレットPCお絵描きの人たち大勢いていろいろ検証進んでるんですね〜! 「Wacom Enhanced Tablet Driver 7.1.1-12」ってドライバを入れたらPhotoshopで筆圧効く。波紋は出るけど相対的に小さいので目立たない。

筆圧はまともに効くようになったけど、サイドボタン後部に中ボタンを割り当てても効かない。うーん残念!! サイドボタン前部に右クリックの代わりに中ボタンを割り当てることは可能なのだが。右ボタンは長押しを使うという手もあるけど、まあ、ややこしいだけかな〜と、いろいろ設定をいじって悪あがきしていたところ・・・。

なんとなんと!!タブレットドライバでサイドボタン前後を右ボタン/中ボタンに設定した上で「浮かした状態でのクリック」に設定すると、全部正常に動作するようになった! ヤター!!!

しかしSurface等で動作するサイドボタンが前後あるタイプのペン、僕が持ってるのは10年以上前のタブレットPCやCintiqやソニーのWACOM液タブ入りモデルのペン。Surface付属も含め、使えるペンは8本あった。昔のたぶんArtPadのペンも使えるみたい。新しく入手は難しいんだろうな。

●スマホネック!

首が痛い〜。完全にスマホネックだ。Surfaceを一日中いじってたからだ。画面小さいから近くで見るし、その画面を手やペンでいじるとなると、やはり首がかなり下を向く。マズい。やはりこの姿勢で超時間の仕事は無理かも。予想はしてたからなるべく首を下向けないように気をつけてたのになあ。

11年前にタブレットPCを数日間夢中でいじってたら、首から肩にかけて肩こりの不快な感じを10倍強烈にしたようなひどい痛みがしばらく続いたことがある。大きな液タブでもスマホネックのリスクはある。もっと言えば、紙にペンで書くのだって相当しんどい。姿勢や首が楽な状態なのはやはり普通の板タブレット。背筋を伸ばして顔を真正面に向けて仕事できるから。

●現時点での感想いろいろ

・機能的にはほぼ満足なのに、画面が小さすぎてツラい。文字もチェックボックスも小さいからペンでつつきにくい。端っこは液タブの特性上、カーソルとペン先が離れるのでさらにクリックがむずかしい。画面解像度を落として表示を大きくして使うのも手だと思います。作業画面がさらに小さくなるけど。

・iPadやAndroid的なタブレットとはちがう。スタート画面のタイル状インターフェイスはともかく、Windowsやソフト自体が指やペンで操作するようにできてないんだから当然。クリックもスクロールも不自由。読みにくいからってヒュッて指を開いて大きくもできないし。本体を回転すると画面も縦横含めて回転するのはタブレットと同じだけど。

・画面のガラスが薄くて視差が少なく、ようやくシャープペンで描くレベルの液タブになった。ただ、やはりツルツルは不快なのでビニールを貼ってる。

・手をのせて描いても誤動作は少ない。ただ、やはり画面が小さいので手を置いてしまうと描ける範囲がめちゃくちゃ小さい。同じ高さの台を右と下に置いて手がはみ出しても大丈夫にしないと快適じゃない。

・PhotoshopやCLIP STUDIO PAINTなどのお絵描きにはなかなかイイ。ただ、Cintiqのようにファンクションボタンがあるわけじゃないので、ショートカット用のキーボードは必須。CLIP STUDIO PAINTやPainterではスクロールや拡大縮小などのジェスチャーが効く。

・Photoshop等で、不用意に二本指かそれ相当の触れ方をすると、描いてる画面が右下にヒュッと引っ込んでしまい、描いていた部分を画面に持ってくるのが非常にめんどくさい。何これ? タッチがオフにできればいいんだけど、不可だし。

・ノートパソコン的にスタンドを立ててキーボードを取り付けて使う場合、画面の角度が立ちすぎてて見にくい。角度は変更不可。ノートパソコンの液晶画面の角度を固定されてたら、そりゃ使いにくいだろう。

●まとめ
僕的期待は・・・「メガネをはずして近くで見ればフルHDの大画面だから、ペンの性能によってはメインマシンにしちゃうのもおもしろいな。Core i5でメモリー4GBで液タブついてるとなれば、よほど重い仕事じゃなければ可能だし、いざというときは大画面に繋げばいいや」と思っての購入。確かにその期待の通りの性能。

ただ、画面があまりにも小さすぎる。「ビジネス目的の持ち出し用サブマシン。タブレットにもなり、ペンでメモもできる」というのが正しい使い方なんだろうな。プロのイラストレーターがガチで本格使用するのは酷だろう。まあ、大きな液晶タブレットを持ってない人が、下絵やラフスケッチを描くのにはそれほど悪くないと思う。

あと、僕はMacメインだからどうしてもWindowsをアウェーとして考えて腰が引けてるけど、Windowsのみ使ってる人だったらこれはいいよ! 普段は外部ディスプレイ/キーボード・マウス/ペンタブに繋いで使い、持ち出すときは本体だけで、なんとか全部の作業が行える。

しかし、スマホネックのひどさが想定外。これはなんともならん。困ったな。

2012/09/24

Jot Touchと、正反対の製品

先端樹脂円盤ペタペタでおなじみのJot Penに、なんと筆圧が効くモデル「Jot Touch」が登場。Jot Pen自体、僕的にはそれほど使いやすいと思ってないです。透明円盤を通してペンの中心付近に描けるのは他のペンにない特長だけど、感触がペタペタ、カチャカチャ、ツルツル。これでじっくり何か描こうって気にはなれない。

Jot Touch、スタパ斉藤氏のレビューがあった。Jot Touchについて詳しくはそちらで。ケースからキャップがはずしにくいのには僕も困った。破損覚悟でマイナスドライバーでこじり出したもん。

APPBANKの記事も詳しい。

でも、その感触に慣れさえすれば、筆圧つきの「Jot Touch」を使えば、液晶タブレットの代替になるかもしれないなと、「ちょっといいかもね」くらいの期待感だった。

そんなとき、たまたまビックカメラに寄った。Jot Touchのことなどぜんぜん念頭になく、行った目的は「最近、紙に描くのが調子いいのでキヤノンのLideスキャナを買おう!」だった。先週書いたように、紙を大量入手したのでちょっと環境を整えようってことで。

USB電源なのでコンセントに繋がないでいいLideスキャナは気に入っていて、今までに3台使ってきた。CCD搭載の普通のスキャナより画質悪いしガラスから紙が浮いてるとボケるし、スキャン速度も遅い。でも低解像度でスケッチなど取り込むにはぜんぜん十分で手軽!

現在はエプソンのA3スキャナを使ってますけど、モーターかファンの音がヒューーーーってやかましい。スリープ状態になるまで10分くらい回りっぱなしなので、いちいち電源を切らなくちゃいけなくてめんどくさい。Lideは使ってないときはもちろん無音。

で、ビックカメラ4階にエレベータで上がったら、正面がiPad関係売り場。Jot Touchのパッケージが目に入ってしまった。「これの性能次第では紙に描くの完全廃止にできるかもね」って考えてたことが実物を前にしてわっと噴き上がり、約1万円もするけどとりあえずカゴに入れてからスキャナ売り場へ。

キヤノンのLide 210、安っ! 8000円くらい。4台目のLideだぞ。買おうと思ってハッと気づいた。さっきカゴに入れたJot Touchの目的は「紙に描くのを廃止」じゃなかったか? 紙に描かないならスキャナいらないじゃん!

紙を大いに使う前提のスキャナと、紙廃止前提のJot Touch。あれれ? 互いに正反対の性格の製品を買おうとしてる自分。思考がフリーズ。両方買うと、どちらか「ムダだった〜〜〜!」って後悔する。うーーむ、困ったなこりゃ。おまけに、スキャナよりJot Touchのほうが高価ときてる。

落ち着いて考える。スキャナは従来の延長でしかなく、それも音がするA3スキャナの代替くらいの役割。モノとしての魅力も興味もJot Touchのが上。仕事場環境を一変させるかもしれないのだ。当然後者の勝ち! ってことでJot Touchを買ってきたわけだが・・・。

Jot Touchを主にiPadアプリ「Procreate」で試してみた。筆圧ちゃんと効きます。が、ワコムの筆圧設定を一番軽くして使ってる僕的には重すぎてぜんぜんダメ。ブラシ設定で筆圧効く幅をしばらく調整試みたけど、軽い筆圧が効く感じにはできなかった。

ペン先が接触してるときの軽い筆圧は感知しない。力を入れて押し当てたときスプリングでぐっと沈む。その状態で初めて筆圧感知するらしい。なので、軽くスケッチ用には筆圧ほぼ関係なし。僕的にはiPadでのお絵描きはスケッチ用途がメインなので筆圧は期待ハズレでした。ただし、油彩タッチとかペンタッチなどでぐぐっと力を入れて描く場合には割と有効。

iPadがツルツルなもんだから筆圧を強く書くと滑っちゃって思うような線が描けないのも困る。クリアファイルの切ったやつとか敷くとちょっとはマシだけど、日常的にそれする気にはならないし。あと、サイドボタンはUNDOなどに使えるけど、うーーん、ジャマです。筆圧を強く描こうとするときなどに押しちゃったりする。

で、ぜんぜんダメかというと、いいところもある。ペン先の円盤が標準のJot Penより小さく、摩擦の感触もマシ。ペタペタカチャカチャって感じが弱くなってる。筆圧をそれほど重視しないのならこのペンは割と使えそう。ここぞというときだけBluetoothをオンにすれば、iPadとJot Touch双方のバッテリーの心配も少なくなるわけで。

とはいえ、iPad用ペンを各種試してきましたが、まだどれにも満足できてないなあ。結局、ASUSのタブレットのように、WACOMのユニットのようなペンが使える仕組みがiPadに搭載されない限り、過大な期待をしないで指だけ使うのがいちばんイイ気もする。ペンとか工夫しはじめると「惜しい感」だけがどんどん増大してく。

余談。Jot PenにはiPadにくっつくように強力マグネットが内蔵されてる。これが超ジャマ! ペン立てにJotを入れておいたのを引っぱりあげると、他のシャープペンや鉛筆ホルダーやハサミやクリップなどいっぱいくっついて出てきちゃって、ウザーーーーッ!

2012/06/26

マイクロソフト「Surface」タブレット発表

マイクロソフトが自前のタブレットSurfaceを発表したそうで。タブレットPCっていうか、iPadやAndroidと同じ種類のタブレット? かと思ったらWindows8みたいですね。タブレットPCより進化してるならちょっと興味アリ・・・と思ったけど、ダメだ何このグダグダ感。まずは本体1枚で勝負するところから始めないと。

タブレット、こうだったらいいな〜って素人の考えをそのままベタに追加したみたいだ。単に機械部分が液晶側についたノートパソコンじゃん。スタンド・・・これはひどい。こんなのだったら普通に「ノートPCで画面がタッチパネル」のほうがぜったい使いやすいと思う。本体、フタ、スタンドで最初から3枚。ノートPCの2枚より多い。前記の「タブレットが快適っぽいのは1枚だから」って僕の説に反する。

過去の遺産や方法論をそのまんま全部引きずるマイクロソフトの伝統。うーん。まあ実際に使ってみれば便利なのかもしれんけど、革新じゃないよね。っていうかまあ、WACOMユニット入っててWindowsが使えるなら、普通に持ち歩きパソコンの候補には入るけど。

あ、ペン入力可みたい。WACOMかな?そしたらちょっと心動く。筆圧がなくても、ペンで右クリック中クリックができてキーボードでショートカットキーを押せれば、重い作業でなければたいていの作業ができなくもないんで。
2012.6.26