新しい映画が続々配信されてて早く観たいのに、Amazonプライムで見つけてしまい、「ネタの宝庫だろう、観たいな」と。次からは新しい映画観ますw
●大地震(1974年) 1:56 アメリカ Amazon
1979年「宇宙空母ギャラクティカ」を観に行った時の併映が「大地震」だった。5年も前の大作パニック映画がなぜ? は、「センサラウンド方式」という音響システムをどちらの映画も使うことから、その方式でヒットした「大地震」との二本立てになったらしい。
監督:マーク・ロブソン、出演:チャールトン・ヘストン、エヴァ・ガードナー、ジョージ・ケネディ他。「ゴッドファーザー」のマリオ・プーゾが脚本だったとは知らんかった!
たいして面白くなかったような気がするけど、強く印象に残ったのは……大地震が起ころうってのに、妻を完全にないがしろにした上で、調子に乗って浮気してるチャールトン・ヘストンが明らかに悪役w 浮気先じゃいい人かよ! 何やってんだ??
チャールトン・ヘストンは勤める建設会社社長の娘と結婚したものの、夫婦仲は冷め切っていた。しかも、ヘストンは事故死した同僚の妻(売れない女優)と浮気している、という冒頭。ここからヘストンが妻を殺害し、ヨレヨレのコートを着た冴えない刑事が現れる……という「刑事コロンボ」のエピソードでもぜんぜん違和感ないw 70年代前半のビバリーヒルズの雰囲気も込みで完璧w
(本当は、上記のヘストン周辺と、警官のジョージ・ケネディ周辺、地震研究所の若い研究員周辺を中心に、LAで起きた大地震と人々を描く話ですw)
70年代パニック映画の構造はたいてい、「一般の人々がトラブルや葛藤を抱えて生きてることが描写される。そこへ最後の審判のように災害や事故が起こり、彼らの精神的な断面が白日の元にさらされる。果たして彼らはそれをどう乗り越えるだろう?」というものなので、まあ、とても正しい作り方w
今回観た感想。前半は、上記の時代的な面白さと、観客は地震が来ると知っててのドラマの不穏な雰囲気がとてもいい感じなのに、地震の後は通りいっぺんのパニック描写とミクロな救出劇ばかりになり、つまらなくなる。ヘストンの土壇場での改心も、そんな急に帳尻合わせられてもな〜、という感じw
・センサラウンド方式は「ズドドドド」って腹に響く強力な低音/低周波だった。「大地震」では非常に効果的だったと思う。「ギャラクティカ」では戦闘機がエンジンをふかして飛行する際に「ズドドドド」ってなったと思う。曖昧な記憶だけど、スクリーンの手前に、円筒形だったか大きな装置があった気がする。
・訪ねてきたヘストンに売れない女優が「コーヒー飲む? インスタントだけど」と言う。当時は「アメリカでもインスタントコーヒー飲むんだ!」とだけ思ったけど、今ならわかる。これは、この女優が裕福でないことを示す記号だったんだ。
・キャピトル・レコードのビルが崩壊! なかなか良い特撮、と思った直後、エレベーター落下の血飛沫のひどいアニメーション。これ覚えてたwww
・変名でゲスト出演してる酔っ払いがウォルター・マッソー。あんまり面白くないぞ。
・「刑事コロンボ」の匂いがする件を検索してみた。製作のジェニングス・ラングは1977年の「ジェット・ローラー・コースター」(センサラウンド方式採用!)で「コロンボ」の脚本家チーム リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクと組んでる。同じ時代で同じユニバーサル映画でもあるし、かなり近い地層にあったんだろう。
・前年に公開されて大ヒットした「アメリカン・グラフィティ」のポスターが不自然によく映る。と思ったら、同じユニバーサル映画だった。なるほどw

0 件のコメント:
コメントを投稿