2024/09/08

最近観た映画メモ「リトル・ニモ」他



●ライトハウス(2019年) 1:50 アメリカ U-NEXT

これもまた、登場人物がほぼ二人のみで、ある環境に閉じ込められる映画。監督・脚本:ロバート・エガース、出演:ロバート・パティンソン、ウィレム・デフォー。A24作品。

孤島に灯台守の交代要員がやってくる。ベテランだが人使いの荒い老人と、給料のため屈辱に耐える新人の若い男。過酷な毎日、共に謎の過去を持つ二人は衝突を繰り返す。予定の4週間は過ぎたが、嵐のため交代要員は来ない。閉じ込められ続ける二人の精神は崩壊していく……という話。

面白いとか怖いとか通り越して「すげげげ」だった。白黒のスタンダードサイズが非常に狭くて圧迫感ある。現実と幻想が入り混じる。全部妄想かもしれない。嫌ったらしく絡んでくる狂気な画面、後味も悪い。

3通り読める。「初老の男が狂ってる」「若い男が狂ってる」「両方とも狂ってる」。「シャイニング」(1980年)で、ジャックが二人いる状態というかw

先日見た「ラスベガスをやっつけろ」(1998年)みたいに、二人の俳優が「のたうちまわって絶叫し、気が狂っていく様子」を全身全霊で怪演するのだけ見てても大満足

2024/08/30

2024屏東夏日狂歡季「怪獣訓練所」インタラクティブ映像


2024屏東夏日狂歡祭(終了しました)の「怪獸訓練所」の、僕のキャラ多数を使用した大規模インタラクティブ映像。制作した映像プロダクション黑川互動媒體藝術からの映像。

2024/08/23

最近観た映画メモ「断崖」他







●断崖(1941年) 1:39 アメリカ U-NEXT

イギリス。金持ちの娘リナは有名なプレイボーイのジョニーにつきまとわれていたが、両親に意地を張る形で結婚してしまう。派手な新婚旅行と、メイドさんまでいる豪邸の新居。しかし、ジョニーは無一文で借金まみれの競馬狂で嘘つき男と判明。リナはジョニーが自分を殺そうしているのではないかと不安に取り憑かれる……という話。

監督:アルフレッド・ヒッチコック、出演:ジョーン・フォンテイン、ケーリー・グラント、ナイジェル・ブルース他。

面白かった。けど、「ミスリードだけでできた映画」という印象で、若干、担がれた感がw 不安だし強いサスペンスが続く。例の「光るミルク」もさすが効果的。クライマックスもかなり怖い。

・ケーリー・グラント、いい加減でおちゃらけたプレイボーイという描写なんだろうけど、最初から頭おかしいサイコパスに見えてしまう。それもミスリード作戦なんだろう。謎が解けてからも、こんなクズ野郎と結婚しちゃダメって思うけどな

2024/08/20

2024屏東夏日狂歡季「怪獣訓練所」動画アップ その2

2024屏東夏日狂歡祭(2024/7/20-8/25)同じく妹の知り合いの学生が送ってくれた動画をアップ、その3。子供たちが顔ハメしたキャラがゲームの登場人物になって競争したりします。














2024屏東夏日狂歡季「怪獣訓練所」動画アップ その1

2024屏東夏日狂歡祭(2024/7/20-8/25)こんどの日曜まで。同じく妹の知り合いの学生が送ってくれた動画をアップ、その1。屋内の大掛かりなインタラクティブ映像です。



面白いのは、キャラ「風の仲間たち」を作った時のコンセプトにあった「鯉の滝登り」が映像になってる!

2024屏東夏日狂歡季「怪獣訓練所」写真アップ

2024屏東夏日狂歡祭(2024/7/20-8/25)
妹の知り合いの学生が送ってくれた写真を入手できたのでアップ。











2024/08/15

最近観た映画メモ「静かなる男」他



今朝観た一本を追加して映画メモが3本揃ったので溜めずにアップ。次回はしばらく先。

●若草物語(1949年) 2:01 アメリカ U-NEXT

「子供向け/ロマンス」とのことで、このあたりは完全に抜けてたジャンル。テイストがほとんど「世界名作劇場」。検索したら、1987年に「愛の若草物語」、1993年に原作続編からの「若草物語 ナンとジョー先生」と、2度も世界名作劇場になってた。

監督 マーヴィン・ルロイ。出演 ジャネット・リー、ジューン・アリソン、エリザベス・テイラー、マーガレット・オブライエンなど。

マサチューセッツ州の田舎町。(現在は南北戦争に従軍中の)父親の投資失敗で貧乏になってしまったが、つつましく楽しく暮らしているマーチ一家の四姉妹と母親。隣の富豪の息子が帰ってきたことをきっかけに社会と関わりを深め、成長していくという話。

さすが、よかったです。前半、大昔の少女マンガのような素敵でのんきな話かと思ったら、どんどん「人生の現実」な方向へ

2024/08/14

最近観た映画メモ「デスペラード」他



もう一本観て、メモが3本書けたので続けてアップ。

●デスペラード(1995年) 1:44 アメリカ U-NEXT

先日見た「フォー・ルームス」(1995年)に出てたアントニオ・バンデラスの主演映画をちゃんと見たことない。と、ロバート・ロドリゲス監督ってことで、見てみた。

監督:ロバート・ロドリゲス、出演:アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、スティーブ・ブシェミ、ダニー・トレホなど。クエンティン・タランティーノも出てる。

メキシコ。ギャングのボスのブチョに恋人を殺され、手を撃ち抜かれてギター弾きとして再起不能にされた男マリアッチ。友人の助けを借り、ブチョを探し出して復讐しようと試みるが……という話。

面白かった。過激アクションの復讐ものマカロニウエスタンって感じ。棺桶を引きずったガンマンみたいな。ブシェミもタランティーノもイイし。大袈裟すぎてコメディな感じも漂ったり。まあ、ゲラゲラ指さして笑いながら楽しく

最近観た映画メモ「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」他



割とコンスタントに映画見てるんだけど、今回みたいに「同じくくり」とか「三部作」をバラバラに見てしまったため、なかなか映画メモが3本揃わないし、順番も前後する。とりあえず、揃った3本。

Netflixにあった「モンティパイソン・アンド・ホーリーグレイル」(1975年)のための予習2本と合わせて3本。アーサー王といえば、昔好きだったマーク・トウェイン「アーサー王宮廷のヤンキー」(子供向けの「アーサー王とあった男」だったけど)ってタイムスリップ小説。ランスロット卿とか魔法使いマーリンとかそれで知った。いろんな映画にアーサー王伝説の断片が登場するけど、全体像はほとんど知らない。関連作品は無数にある。「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(1989年)の聖杯の騎士もそうだし。

●円卓の騎士(1954年) 1:55  アメリカ Amazon

6世紀、ローマ軍が撤退して乱世となったイギリスをまとめるべくアーサーが王座につくが、反対勢力が陰謀を企てている。そんな中、ランスロットがアーサー王に出会い、忠誠を誓う。ランスロットは偶然ある美女を助けて恋に落ちるが、彼女はアーサー王の王妃になる予定だった……という話。

監督:リチャード・ソープ。出演:ロバート・テイラー、エヴァ・ガードナー、メル・ファーラー他。音楽はミクロス・ローザで非常にクドいw

「アーサー王の物語のイメージの原型に近い」とのおすすめで見たわけだけど、おもしろいというより、なんとなく雰囲気わかりました、という感じ。ごく一部盛り上がる以外、淡々とストーリーを視覚化。

偉大な王の物語かと思ったら、「ランスロット卿と王妃のいけないラブストーリーと

2024/08/12

台湾VOGUEの記事に「2024屏東夏日狂歡祭」

台湾VOGUEの記事で2024屏東夏日狂歡祭が紹介されています。
「怪獣訓練所」のキャラの着ぐるみや施設の入り口、インタラクティブ映像の写真など。

2024/08/09

2024屏東夏日狂歡季「怪獣訓練所」

台湾の屏東で行われている「2024屏東夏日狂歡季」(7/20-8/25)のコーナーの一つ、「怪獣訓練所」のキャラクターを作りました。大がかりなインタラクティブ映像に「風の仲間たち」から12匹のキャラクターと、他3つのキャラクターを提供しました。

2024屏東夏日狂歡季公式ページ
https://www.amazing-pingtung.com/ptsc







2024/07/30

最近観た映画メモ「放射能X」他






●少林サッカー(2001年) 1:52 香港 U-NEXT

CGと特撮でマンガ的表現を追求した映画の元祖? ずっと見たいと思ってるうちに23年も経ってしまった。監督・主演 チャウ・シンチー、他出演 ン・マンタ、パトリック・ツェー、ヴィッキー・チャオなど。

昔、八百長に関わって再起不能にされたかつての名選手ファン。陥れたのは今はサッカー界の有力者ハンだった。ファンは街で極貧だが少林拳の達人シンに出会う。ハンを見返すため、シンの修行仲間を集めてサッカーチームを作ることを思いつく……という話。

面白かったw バカバカしいし、わかりやすいし、やりすぎなほどマンガ的。やりすぎに戸惑ったり唐突だったりして引くし、テンポが変なのが難点。でも、スポ根!どん底からの奮起、修行、躍進、愛、挫折、危機、意外な助っ人、栄光! 

・U-NEXTで観たのは1時間52分(ラスト、唐突にぜんぜん面白くないNG集が始まり、延々続く。いらない!)。日本公開版はNG集がカットされた1時間49分。Amazonプライムの吹き替え版は1時間50分で、たぶん同じもの。インターナショナルバージョン+NG集が1時間26分。Amazonプライムの吹き替え版が

2024/07/25

最近観た映画メモ「スペースマン」他



ここ半年くらい「なぜか観てなかった映画を観るシリーズ 落穂拾い編」のリストに入ってなかった映画ばかりになってる。本流に戻らないと。

●ラスベガスをやっつけろ(1998年) 1:58 アメリカ U-NEXT

kibookiという作家の映画キャラクターのフィギュア/CGシリーズ。「シャイニング」とか「ナポレオン・ダイナマイト」とか「ノーカントリー」とかいろいろある。非常によくできてて感心する。その中に不明なやつがあって、検索したらこの映画だった。あのシリーズになるなら、いい映画に違いない!ってことで、観てみた。

監督 テリー・ギリアム。ジョニー・デップはハゲ散らかし、ベニチオ・デル・トロは20kg増量。ゲスト的に登場する有名俳優いろいろ。「バッファロー'66」(1998年)との頃のまん丸なクリスティーナ・リッチが見れる! 偶然だけど、先日観た「マッドゴッド」に出演のアレックス・コックスが脚本に参加。

ベトナム戦争が影を落とす1971年。豪華なオープンカーを借り、ラスベガス近くで行われるバイクレースの取材に向かうドラッグ中毒のスポーツ記者と弁護士。最初からひどくラリっており、現実と幻覚の境目がない。一応取材に行くものの途中で放り出し