2006/10/30

Toys-予約開始-発売へ



予約開始日=10月30日(月)
発売日=11月3日(金)

「Kumacco」7cm ¥3990(税込)
「Blink」8.5cm ¥5040(税込)
「Roppon-Guy」7cm ¥7140(税込)

(最初、税抜価格の¥3800、¥4800、¥6800と書いてましたが、誤解を招くおそれがあるので税込価格に変更しました)

ショップは東京と大阪の2店。それぞれのお店のWebショップでも買えます。各ショップのオーダーフォームかメール(またはTEL)で注文できます
※Yoshii.comや手渡しなどで僕が直接売ることはしません。

One up.


SPLASH and SAMMY

生産数は各20個。「20 個」は限定数じゃなく、20個程度しか今は作れないという意味です。それ以上作るにはまたクロマテックを発注しなければならないからです。万が一好評だったら追加で生産する可能性はありますが、何百個も作る気力は無いですので数十個止まりと思われます。

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Pre-order

「Kumacco」7cm 3990yen (including tax)
「Blink」8.5cm 5040yen (including tax)
「Roppon-Guy」7cm 7140yen (including tax)

I produced them 20. You can buy them at 2 shops and their websites.
Check the websites.

One up.


SPLASH and SAMMY

Use their order-form or Email.


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Vinyl Pulseにも掲載されました。
http://www.vinylpulse.com/2006/10/yoshii_handmade.html

2006/10/29

Toys-仕上げ5 完成!!!


完成しました。全員で記念写真。


梱包中。手前の刷毛はホコリ払い用で、作業全体を通して重宝。


箱に入れ、出荷待ち。まもなく、予約や販売の詳細など発表します。

2006/10/27

Toys-仕上げ4 完全乾燥中


トップコートは水性の透明塗料で、乾いているように見えてもけっこう長いことベタベタが残る。で、MR.HOBBY製の「ドライブース」という乾燥器を購入。タイマー付き。内部を30〜40度に保ち、マイナスイオン効果で臭いも抑える。ホコリも防ぐ。中はほんのりあたたかい程度だけど、2時間もやれば完全に乾燥する。

ドライブースを購入した主な理由は、これからはラッカー系をやめて水性アクリル系にするつもりだから。水性アクリル系はホントに乾燥が遅い。3日くらいベタベタしてホコリが付着する。試しに不要なレジンの塊に水性アクリル系塗料をべったり塗っていっしょに入れておいたところ、2時間でカッチカチに乾燥し、爪で引っかいてもビクともしないようになった。これはイイ!これなら水性アクリル系の作業も悪くない。

というわけで、フィギュアの制作および塗装作業はこれですべて完了。今回の量産用にレジン注入作業を始めたのが8月18日。ステンシル制作に異常に時間がかかったこともあり、10週間もかかってしまった。まあ、正味では2〜3週間といったところか。

箱はすでに購入済み。あとは写真撮影と箱ラベル等のデザインとプリントと梱包作業。

2006/10/26

Toys-仕上げ3 トップコート吹きつけ中


直射日光で写真の色が変ですが、最後の仕上げのトップコート(透明塗料)の吹きつけ中。実はこれは第二弾。いっぺんに全部はできないので二度に分けました。もう作業は終盤。

2006/10/24

Core 2 DuoのMacBook Pro出た

うひゃーん。ついに出ちゃった。2.16/2.33GHzのCore 2 Duo。メモリ3GBまで対応。全モデルFireWire800搭載。

MacBook Pro

これが出たらデスクトップを全部売って、完全にノート型に統一する計画だったんだよな〜。7月にCore Duo 2.16GHzのThinkPadを使った感触からすると、3DCGやるにも十分な性能なことは確実。旧MacBook Proより39%高速化してるそうだし。

ただ、ファンが回りっぱなしでやかましいだろうなってことと、MacProのぶっちぎりスピードもmodoを使う上では捨てがたい。17インチが出るの11月か〜。どうしよ。

■追記。FireWire800はいい。GarageBandやFinalCutなどのApple製アプリはいっしょにインストールされるライブラリファイルが巨大。GarageBandの追加ライブラリなどを合わせると平気で何十GBも占有されてしまう。なので、本気制作用にFireWire800のHDDを用意してそこにOSXごとインストールして、起動ディスクにしてしまえばいいんじゃないかと。

2006/10/23

Adobeアップグレードポリシーの変更

「次回の主要リリースから、クリエイティブ製品のアップグレード対象に新しいポリシーを適用し、過去主要3バージョンまでをアップグレード対象とさせていただきます。それ以前のバージョンをお持ちのお客様に関してはアップグレード対象外となり、・・・・」
・・・だそうです。これひどい。ハシゴはずすつもりだ。

Adobeアップグレードポリシー変更について

次期のAdobeCS3の3つ前のバージョンって何だ? CSになる前の最後かな?と思ったら、リンクに表が出てますね。ってことは、CS3アプグレ可能バージョンを持ってない人は、今すぐ今のCS2にアップグレードしないと、CS3がリリースされたときにCS3を丸ごと新品で買わなきゃならなくなる。つまり、来年早々と言われているCS3アプグレの前にCS2にアプグレすることが、アップグレード権を手放さずにAdobe製品を使い続ける必要条件ということになる(まあ、現在のようにPhotoshopのみからのアプグレも可能なのかもしれないけど)。旧マクロメディア製品も取り込まれてるわけだし、いったい何十万円かかるんだ?WIN/MAC両バージョンを持っている人はその倍だよ。おまけに、次期CS3は待望のインテルMac対応なんだよな〜。

最初から「いくつ前からしかアプグレ不可です」でやってきた会社ならまあしょうがない。でも、Adobeの場合はこの分野のソフトを完全支配完了した上で、満を持してのポリシー変更。その前にきついアクティベーション制の導入という荒技もやったばかりだ。もう怖いもの何にもないんだね。

CS2の便利さの恩恵を毎日受けている僕としては、Illustrator8で止まってると言われる業界の現状はちょっとな〜と思ってますけどね。みんなホントは新しいバージョンで仕事したいに決まってるのに、合法的入手が不可能な8年も前のバージョンでの入校を指定される現状は、正常とはいえない。しかし、これじゃ強制的にアップグレードさせるみたいなもん。で、Adobe製品がイヤでも他に選択肢がまったく無いと来たもんだ。ある意味Microsoftよりはるかに罪深い。

2006/10/18

Toys-仕上げ2 クロマ貼り付け中


クロマチック貼り付け中。フィギュアがグラグラして貼りにくくて困ったけど、最高の台座を見つけた。オリジナルのシリコン型。これなら完璧にフィギュアを固定できる。

2006/10/16

Toys-ラバーコインケース発売!!!


One up.さんからラバーコインケースが発売になりました(グリーンを除く4色)。各399yenです。チェーンがついていてカッコイイです。フィギュアに先行しますが、Toy作家Yoshiiとしての初めての商品です。くわしくはOne up.のラバーコインケースのページで。

Toys-仕上げ1 色失敗!


半日かかってはみ出しなどの修正を終え、いよいよクロマテックの目などを貼り込んでみたところ、ガ〜〜〜ン!!痛恨の失敗!

以前のサンプル(左)ではオレンジ色が派手すぎたので彩度を抑えた茶色にしたのだが、この茶色が目のクロマテックの色とぜんぜん合わない!!ど〜〜しよ〜〜、しばらく悩んだ。このまま仕上げちゃうか、目の色を変えたクロマテックを発注するか、茶色を塗り直すか。

このまま仕上げるのはもちろん納得できない。クロマテックはまだ数は十分あるのでなるべくならこのままいきたい。茶色をオレンジ色に塗り直すということは、クチビルも含めてステンシル三つ分エアブラシ+修正作業。

結局、塗り直すことに。まあ、作業が手慣れてきたので、昼までに完了。これから少し修正して、塗装作業はほんとに終了。

2006/10/14

Toys-塗装7 全エアブラシ作業が終了



六本足のオレンジ色とクチビルを吹き、全エアブラシ作業が終了。エアブラシを吹く角度やステンシルの押さえ具合で境界のシャープさがぜんぜんちがってくる。いくつかやるとコツがつかめるので、最初の数個はちょっと甘い。さてと、これからはみ出し部分などの修正。遠目ではキレイに見えるけど、実は相当なおさなきゃならない。

2006/10/13

Toys-塗装6 六本足の迷彩塗りまで完了


六本足の迷彩塗りまで完了。ステンシル作りっていうか仕込みに3週間、20個エアブラシ吹くのに2時間。速いのか遅いのか。まあ、ここまではよかったけど、それからが大変。おなかと顔のオレンジ色のステンシルが割と平面に近いので、しっかり固定できない。マスキングテープなどを工夫したけど貼り替えにやたら時間がかかり、3つ塗ったところで夕方暗くなってタイムアップ。やはり、全体を覆う形にステンシルを拡張しなきゃ。

その後、クマや一ッ目の足の裏の棒の穴をふさぐ処理などしていたところ、床の上の新聞紙に並べてあった六本足に、キャスター付き小机を不用意に移動してしまい1個に大きなキズが!思わず「ふややや〜ん」と悲鳴をあげてしまった。なんとか修正するつもり。

2006/10/12

Toys-塗装5 六本足、ステンシル成功


一ッ目のクチビル完了。あとは細部の修正と目の貼り込み。クマも同等の進度。


六本足のステンシルを使ってみた。ちゃんと塗り分けられる。大成功。足などステンシルの無い部分をマスキングテープで覆うのが面倒なので、新たに足部分の覆いを作成中。

2006/10/11

Toys-塗装の課題と新アイディア

エアブラシは、すごく効率がいいというわけではないことがわかってきた。かなり薄めないとザラザラになってしまうので、薄めて何度も何度も吹かなきゃならない。入り組んだ箇所は空気の流れのせいでなかなか色がつかない。20個をベタで塗るのに半日以上かかる。これはちょっと予想外。準備や後片付けが非常に面倒だし、作業を始めるときにはかなりの気合いがいる。せっかく水性アクリルやラッカー系を含めて多数の既製色のスプレーがあるんだから、ベース色くらいはスプレーを使うほうがいいかもしれん。または、口径の大きなエアブラシがいいかな。筆塗りの併用もアリか。

とにかくラッカーが臭すぎる。頭が痛くなる。エアブラシ用の臭いの少ないモデレイトという溶剤を使ってるんだけど、ベランダで吹いてると近所迷惑にちがいない。なんとか水性アクリル系でやれないかな。

で、筆塗りの何がいちばん面倒かというと、シャープな塗り分け。マスキングして筆塗りしたときの段差がいやなので、筆で塗り分けるしかない。同じラインを頼りない筆先で何度もなぞらなくてはならなくて、ここにいちばん神経と体力を使う。何か方法はないかいろいろ試してみた。

マーカーみたいなマスキングゾルがあれば簡単だと思ったら、ハンズで似たようなものを見つけた。樹脂の注射針にマスキングゾルの容器が直結されていて、細いラインが描けるもの。使ってみたところ、樹脂なので先端が滑ってしまい、思い通りのラインを描くのはむずかしかった。

じゃあと、カラス口にマスキングゾルやラテックスを入れて描いてみた。いい具合に描ける。Gペンでも試してみた。これも非常にイイ。ところが、描いたマスキングゾルのラインを筆で塗りつぶそうとすると、ラインがペロペロはがれてしまい、塗りつぶすことができない。じゃあ、塗料の直描きではどうか。

カラス口やGペンで塗り分けラインを描くと、筆のように頼りない感じではなくて、しっかりした書き味でシャープなラインが自由自在。特に水性アクリル系でいい感じ。ラインさえしっかり描いてしまえば、あとはリラックスして内側を塗ればいい。で、塗り分けラインを描くとき、エポキシパテで作ったステンシルの方法でテンプレートを作れば、同じ形が何度も描ける。こりゃ楽かもしれない。次に作る量産モノで試してみよう。

Toys-塗装4 一ッ目を塗装中


六本足の現在の状態。


一ッ目の塗装中。布袋様かなにかみたい。最初はクマと同じくレジ袋に穴を開けてやってみたたけど、ステンシルが入り組んだ形なのでどうにもやりにくい。背中側をバキュームフォームで型をとって被せ、ステンシルとの間をマスキングテープでふさぐ方法で作業した。二十数個となるとけっこう面倒。次にこういうのをやる場合はあらかじめ全体を覆うマスクを用意したほうが良さそう。


ところで、今までマスクとかハードマスクとか呼んできましたが、これ「ステンシル」と呼ぶ方がしっくりするな。これから「ステンシル」に統一します。

2006/10/10

Toys-塗装3 クマ、マスクを使用

ブログはもう完全にリアルタイムです。実況中継です。

他の下地塗りも続々できてます。ボウルに入れたらおもしろかったので撮ってみた。


で、いよいよマスクを使う。レジ袋に穴を開け、マスクにマスキングテープを貼ったものを取り付け、内側からクマを装着。


途中の写真は無いけど、とりあえずこの写真のように、塗り分けできた。ただし、最初のうちは塗料の濃さやエアブラシの距離や強度の感じがつかめず、塗料が濃くてザラザラになってしまったり、マスクの内側に粒子が入り込んでしまった。ひとつひとつ筆で修正するつもり。


青いやつのベース色も粒子ザラザラ状態っぽくなってしまったけど、タオルでごしごし磨いて粒子を落とした上に筆塗りで薄めた塗料をかぶせたら、すごくいい具合の表面になった。

2006/10/09

Toys-マスク作成9_かかか完成


丸一ヶ月もかかって、ようやく3体分のマスクが完成。結局、ブレンドエポキシパテで半分以上を作り直した。やはり削りやすいと作業が速い。


青いラインの右側が完成したマスク。左側がボツ・失敗・テスト。

2006/10/08

Toys-塗装2 クマ、ベース色

いよいよクマ塗り。ベタ塗りくらいは筆でやろうと思ったけど、やはり面倒で時間がかかる。塗料の無駄は少ないと思ったんだけどな。(筋肉模型みたいだ)

で、エアブラシ作業。ベランダでやるので、天気のいい昼間にしかエアブラシを吹けなくて、作業時間が限られる。中途半端な筆塗りしたもんだから、何度吹いてもムラがとれず苦労。夕方暗くなってタイムアウト。上の写真のように鋼線に差して作業したけど、大量のベタ塗りはサーフェイサー作業のときのように密集させて床置きでやるほうがぜんぜんいいと思う。

白のサーフェイサーの上に朱色を吹いたら、発色が良すぎてけっこう鮮やかになってしまった。試作品はちょっとくすんだ色なんだけど、まあ、これもいい感じかも。

そろそろ、ブログと作業がリアルタイム進行になってきてます。

2006/10/07

The Daily Work 1437



これもmodo202。テストを兼ねてサブフェーススキャッタリングのマテリアルにしてみた。グローバルイルミネーションでヨコ4000pixelのサイズをレンダリングするのに、7時間もかかった。

Toys-塗装1 サーフェイサー吹き


マスク作成作業のきりがつかないので、まもなく塗装にとりかかれそうな2つから下地仕上げにとりかかる。上は普通のグレーのサーフェイサー。下のクマはホワイトサーフェイサー。それほどまんべんなく塗れなくても、レジンと塗料のつなぎになってくれればいいので、原型のときみたいに分厚くは吹かない。

微少なほこりやゴミがついていたりヤスリの跡が目立つ部分をチェックし、サンドペーパーで整える。で、またサーフェイサーを吹く。

2006/10/06

The Daily Work 1436



超久しぶりのTDW。modo 202です。

Toys-削り粉が飛ばない工夫

ルーターで削ると効率がいいのでどんどん使ってしまうけど、盛大に削り粉が舞うのが困りもの。風呂場やベランダで作業ってのも長時間はつらい。

で、こんなものを作ってみた。適当なサイズの段ボールに手を突っ込む穴を二つあけ、天面に透明アクリルの板をのせただけ。リューターごと手を突っ込み、反対側の穴から工作するものを持った手を入れる。これならいくら削っても粉はほとんど出ない。天面の透明板の内側に粉がくっついてくるけど、クイックルワイパーの不織布で拭けばきれいになる。


まあ、大きめのルーターを突っ込むと狭くて不自由。なので、電池式の超ミニルーターを買ってきたけど、やはりパワー不足。先端が直角に曲がったアダプターはやりにくかった。回転部を延長できてサインペン程度の先端部だけで作業できる「フレキシブル」というものがあると知り、取り寄せ中。

2006/10/05

CINEMA4D R10登場



R9のままにしてあったCINEMA4Dの次期バージョンR10が発表された。R9.5はパスしていたけど、R10はもっとすごそう。デモ版を使ってみた。ユーザーインターフェイスは一新されて、新しめのソフトシンセっぽいちょっとテクノっぽい感じ。アイコンなどもわかりやすい。

髪の毛などを表現するHairがおもしろい。ちょっとやってみたけど、慣れればキャラクターの毛皮なんかも簡単に作れそう。BodyPaintが標準搭載になった。R9.5からエリアシャドウが速くなっていたらしいけど、R10も劇速。グローバルイルミネーションも標準設定のままで信じられないくらい速い。

あと、ボーンなどキャラクターアニメーション機能のMOCCAは新しくなってるようだ。サンプルを見ると相当イケそうな気がする。キャラクターアニメーション機能さえなんとかなってくれたら、メインの3Dソフトとして使いたいんだけどな。アップグレード料が安めのようなので、ありがたい。もともとモデリングやテクスチャなどは最高だし。ただし、シンメトリーで中央部の押し出しがまだできないのが残念。

PowerMac G5(2GHz dual)とMacBook(CoreDuo 1.83GHz)でレンダリング速度を比べてみたところ、ほぼまったく同等のスピードだった(1分7秒:1分9秒というような)。UB化されてる?あるいはUB化されててこれ? まあ、他ソフトに比べればものすごく速い部類とは思うけど。

MAXON CINEMA4D R10

2006/10/03

Toys-マスク作成8_ブレンドエポパテ

・硬くて削りにくいエポキシパテは作業効率が悪い。
・削りやすいエポパテは脆くて強度がなく割れてしまう。

ということは、弾力のあるエポパテがいいんだろうと、「セメダインエポキシパテ(プラ用)」を買ってきて、マスクを作ってみた(中央の手足のあるヤツ)。確かに弾力があって絶対割れそうにないんだけど、フニャフニャすぎるし、ヤスリをかけるとクズ状のビラビラが出てきてエッジがきれいに仕上がらない。だめだこりゃ。

しかしこの弾力は活かしてみたい。で、手持ちのエポキシパテといろいろブレンドしてみた結果、「セメダインエポキシパテ(木部用)」と1:2〜2:3程度で混ぜると、削りやすさと弾力が共存する感じにできるようだ(下段右)。回り込んだ形のマスクも割れずに着脱できる。ただし、「木部用」は硬化がめちゃめちゃ早く、十分くらいで手で凹まなくなるので、素早く作業しなきゃならないけど。このブレンドエポパテで、いくつかのマスクを作り直す予定。

2006/10/02

Toys-マスク作成7_透かし彫り


「ラテックス+エポキシパテ」方式で、六本足のヤツの迷彩模様のマスクを作ってみる。3ピース(と、口の覆い)に分けてエポパテで型を取り、鉛筆で下書きしてからルーターで削り大会。ほとんど透かし彫りの世界。

ただ、やはりこのエポパテは硬すぎて自由自在に削るという風にいかない。また、削って幅が狭くなった部分がポキポキ折れる。折れた部分や修正したい部分にラテックスを塗り、また上からエポパテを盛る作業の繰り返し。次第にマスクはひどいブサイク状態に変貌していく。修正した部分の内側に段差ができたりして、きれいにマスキングできるか危うい状態。



仕事の合間の作業とはいえ、10日くらいかかった。これはこれで置いといて、もうちょっと削りやすいパテを探してみることに。