2020/06/29

最近観た映画メモ「ジョジョ・ラビット」他

新しめ映画の続き。これでポイントを使い切ったので、次から70年代後半の映画に戻る予定。「なぜか観てなかった映画を観るシリーズ」は、世代的に誰もが観てて当たり前な名作や話題作を選んで観てるわけだから、ハズレは少ない。ただ、古い分、やはり「多少は酌量してあげないと」という気分が入り込むのは確かだろう。70年代から40〜50年もたった現在の映画は技術は進んでるし、ストーリーも見せ方も過去の作品を踏まえて工夫されてるからか、どれも手加減なしで観て面白い。今現在の時代に対する何かの表現でもあるしね。早く21世紀の映画にたどり着きたい。っても、2001年だって相当昔かもなあw

レディ・バード(2017年)
ボーダー 二つの世界(2018年)
ペンタゴン・ペーパーズ(2018年)
ジョジョ・ラビット(2019年)

●レディ・バード(2017年)

グレタ・ガーウィグ監督、シアーシャ・ローナン主演。東海岸の大学へ行きたいレディ・バードと自分で名乗ってる高校3年生の女の子。父親の失業などの事情や母親との確執、親友や恋人。卒業までの期間を描く。

途中まで自己中で行き当たりばったりな主人公に入り込めなかった。「ナポレオン・ダイナマイト」の女の子版なのかな、ちっとも面白くないと思ってたら、小うるさい母親がどういう状況で産んでどういう思いで育ててきたのかなどわかってきたら、母と娘の話なのねと納得。後半からラストはよかった。

ガーウィグ監督の自伝的な映画で、「思い出のような映画にしたい」だったそう。振り返るとたしかにそんな感じがする。

●ボーダー 二つの世界(2018年)

スウェーデン映画。港の税関職員として働く異形の女性ティーナ。特異な嗅覚を活かして違法なものの持ち込みや犯罪などを感知する仕事。ある日、やはり異形の男の旅行者が現れ……何書いても大ネタバレになるから

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2020/06/24

最近観た映画メモ「ROMA/ローマ」他

前回みたいなポイント消化とはあんまり関係ないけど、新しめな映画の続き。

BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(2016年)
ベイビー・ドライバー(2017年)
ROMA/ローマ(2018年)
500ページの夢の束(2017年)

●BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(2016年)

ディズニー作品。スティーブン・スピルバーグによるイギリスの児童文学の映画化。ロンドンの孤児院で暮らす少女ソフィーが巨人BFGを目撃してしまい、巨人の国に連れ去られる。そのBFGには人間たちの夢を司る能力があり、優しかった。しかし、巨人の国ではチビと呼ばれるほど小さく、他の大巨人たちは人間をつかまえて食べる悪者。ソフィーは狙われる。。。とかいう話。音楽はジョン・ウイリアムス。

おもしろかったかというと、そうでもないかなw スピルバーグ的にもパッとしない感はある。子供の目線で観るべき映画なんだろう。ものすごく児童文学的というか絵本的で、大人の理屈やツッコミが野暮な感じ。たぶん原作の雰囲気の忠実な映像化なのかな。映像的には完璧。最初、身軽に飛び跳ねるBFGにちょっと違和感あったけど、表情なんかも含めてぜんぜん慣れる。

セットや風景などほとんどCGだろうけど、

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2020/06/17

最近観た映画メモ「フォードvsフェラーリ」他

失効しそうなポイントを消費するための、新しめの映画を観る特集の前半。4本中3本が実話ベース。

グリーンブック(2018年)
アリータ:バトル・エンジェル(2019年)
フォードvsフェラーリ(2019年)
リチャード・ジュエル(2019年)

●グリーンブック(2018年)

実話ベース。1962年、黒人ピアニスト、ドン・シャーリーのトリオの南部へのツアーの運転手兼ボディガードとして雇われることになった差別主義者の男。尊敬を集める天才ピアニストとしての扱いはステージ上だけ。理不尽な差別を当たり前のように受ける姿を目の当たりにする。自らもイタリア系として蔑視されたり、経験を通して考えを改めていく話。

ピーター・ファレリー監督、ヴィゴ・モーテンセン(アラゴルンの人!)、マハーシャラ・アリ。脚本のニック・ヴァレロンガは主人公の息子。ドン・シャーリーに取材して書いたそう。

めちゃくちゃ良かった。品位と孤高のドンと、粗野で教養のないトニーの組み合わせが絶妙。お互いに影響を与え合って成長する。後半、

2020/06/11

最近観た映画メモ「フレンチ・コネクション」他

「なぜか観てなかった映画を観るシリーズ(落穂拾い編)」、70年代後半まで行ってたけど、今回はちょっと前半まで遡った。観たことあっても中学高校くらいで観たのは内容ほとんど忘れてるし、もう一度ちゃんと観ておこうってもの含めていくつか追加。U-NEXTのポイントが失効しそうなので、次回は新作消化ウイークになる予定。

●フレンチ・コネクション(1971年)

ウィリアム・フリードキン監督、ジーン・ハックマン、ロイ・シャイダー。中学ときにテレビで観たはず。ジーン・ハックマンのポパイ刑事の乱暴者ぶりと「ジョーズ」のロイ・シャイダーが地味な相棒、と、高架の電車を追いかけるカーチェイス。以前の怖いニューヨークのイメージそのもの。

ポパイ刑事がナイトクラブで気になったマフィアと歓談する若い夫婦を捜査するうちに浮かび上がった、マルセイユ経由で密輸された大量の麻薬の取引。本格捜査を開始。抜け目なくしぶとい大ボスのシャルニエ……って話。続編を観ちゃってるからかもしれんけど、「ええ〜〜! 話の途中で終わっちゃうんだ!」って印象w 面白かったけど。

ジーン・ハックマンが若くて感動するw めちゃめちゃイキイキしてる。張り込み、追跡、カーチェイスなどのときの表情、どれも全部イイ。シャルニエに

2020/06/02

最近観た映画メモ「ロッキー2」他

ミッドナイト・エクスプレス(1978年)
ディア・ハンター(1978年)
コンボイ(1978年)
ロッキー2(1979年)

2011年5月からやってる「なぜか観てなかった映画を観るシリーズ」について、もう一度書く。「昔、ロードショー誌など買ってて自分はそこそこ映画に詳しいと思ってた頃にタイトルや内容が気になってたのに観る機会がなかった映画を観る」と、「1990年〜2010年の20年間、ほとんど映画を見てなかった期間を埋める」が主な目的。なので、新しい映画をどんどん観る感じではぜんぜんない。

あとやはり、普通のテレビ番組やアニメをほとんど見せてもらえなく、学校などでタイムリーな話題についていけなかったことの影響。名作映画や近年の話題作などは繰り返し放映されるから、どこかの時点で見ておけばいい「日時から自由な世界共通話題のコンテンツ」って面。毎週放送のドラマやアニメは見れないが、単発の映画ならなんとか詳しくなれるかも。という可哀想な理由w

そもそも、映画や音楽は「最新作がどんどん出てくるが、だんだん古くなり、特に評価がずっと高いままの作品が名作と呼ばれる」のような仕組みをちゃんと理解してなかった。「話題作はたいてい2〜3年ほどでテレビ放映される」も知らなかった。70年代半ばの時点では「現代の映画」と「大昔の映画」という区別しかなかったw  だから、名作や話題作さえ観ておけばOKとか思ってたんだよな。まあ、その感覚は今も続いてるけど。

制作年は「何の影響で、どんな文脈から、どういうタイミングで作られたか」と切り離せない重要なものと今は思ってる。だからこそ、できるだけ順に見てるw

●ミッドナイト・エクスプレス(1978年)

話題になってたけどまったく観たことなかった。アラン・パーカー監督、オリバー・ストーン脚本。音楽ジョルジオ・モロダー。実話ベース。トルコで麻薬を密輸しようとして捕まったアメリカの若者が、暴力と虐待の

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