2026/09/13

3Dプリント作品 2026年9月分 その4


塗装完了したのがちょうど一週間前の日曜。月〜土曜までずっと雨だったが、今日、ようやく「曇り」。朝、ようやくトップコートを吹いた。あまり使ったことのない「つや消し」。

二度吹きしたところ、首と胴体の間や腕の付け根などの凹部にスプレーが届かないようで、ツヤが残ってしまってた。

何度も吹くと失敗の確率が上がる。あと一回吹くつもりで、念の為、瓶入りの同じトップコートでその部分だけ筆で薄く塗布。

その後、念入りに一度吹いたのだが、なんと、同じ箇所がツヤツヤのまま残ってた!

う〜〜ん、どういうわけだか知らないが、もう一度吹くのはキケンすぎる。ということで、もういいやとあきらめたのだが……。

数時間たって確認したら、ちゃんときれいにつや消しになってた。どういうこと??

ツヤツヤに見えたのは塗膜が厚かっただけなのか?? まあ、つや消しトップコートスプレーの挙動がわからなかっただけらしい。次からは大丈夫。

最近観た映画メモ「大西部無頼列伝」



●大西部無頼列伝(1971年) 1:40 イタリア・スペイン Amazon MGM+

義賊サバタはメキシコの革命軍に雇われ、オーストリア人傀儡政府軍のスキメル大佐が輸送しようとしている金を強奪することになった。ところが大佐がその金の横取りを企んでおり、メキシコ人に変装させた部下に輸送隊を襲わせた。サバタたちが奪った荷には砂しか入っていなかった。取り返すぞ!……という話。

監督:ジャンフランコ・パロリーニ、出演:ユル・ブリンナー、イグナツィオ・スパッラ、ディーン・リード、ジャンニ・リッツォ他。

(第一作のメモに「監督:フランク・クレイマー」と書いたけど、これはジャンフランコ・パロリーニの別名。シリーズ3作品とも同じ監督。脚本とプロデューサーも同じ)

今まで観たうちで最もヘンテコな成り立ちの映画の一つかもしれない。

「サバタ三部作」の二作目。ユル・ブリンナー主演の別の映画の企画を、サバタの人気にあやかって正式に使用権を得た上で製作された。同じ俳優が役柄を変えて数名出演。似たようなキャラも出てくる。

↑ということになってるけど、調べるとそんな単純な話ではなさそう。そこらへん調べる前に観始めたこの映画についての印象↓

ブリンナー、「リー・ヴァン・クリーフを超えてやるぞ!」って気合いが入ってるのはわかるんだけど、初登場シーンからして、やりすぎで超絶ダサいw 「オレのほうがカッコイイだろ!」って声が聞こえてくるw

たぶん「サバタ=黒ずくめの男」が「荒野の七人」のクリスとかぶるためか、工夫したようだ。黒シャツをはだけて胸を見せた上で、でかいネックレス、ビラビラの装飾(フリンジ)。同じくビラビラ付きポンチョを羽織ってる。足し算した結果のカッコ悪さだろうw おまけに、ブリンナーってこんな体だっけ?くらいの超ムキムキだし。

(リー・ヴァン・クリーフは「荒野の七人・真昼の決闘」(第4作)でユル・ブリンナーが演じてきたクリスの役をやってるという、相互主役交換w)

……で、後でわかったこと↓

イタリア公開時は「インディオ・ブラック」という別ヒーローの映画だった! 珍武器やトリック、キャラクターの構成も似てる、おそらくサバタの二匹目のドジョウとして撮られたんだろう。確かに、劇中でユル・ブリンナーは「インディオ・ブラック」とも呼ばれている箇所がある。

ところが、英語版など吹き替え版を制作する際に、「もうこれサバタってことにしちゃっていいんじゃない?」になったようだww

リー・ヴァン・クリーフにはちゃんと続編への出演オファーがあったのは事実。しかし、脚本が気に入らず断ったとのこと(ギャラが折り合わなかった説も)。そこで、ユル・ブリンナーを起用し、その企画を「インディオ・ブラック」として撮った。しかし、海外配給の時点で、「やっぱサバタとして売る方がいいよね?」になった、が自然かな?

ただ、映画の中で彼を呼ぶ口が「サバタ」と動いてるように見える箇所もあるらしい。後で差し込んだか?

……成り立ちについては以上。あとは普通に感想。ではなく、この映画の変なところ一覧w

「サバタは稼いだ金を教会/孤児院に寄付している」という「良い人」設定だけはわかる。

字幕のせいもあるだろうけど、とにかくわかりにくい。始まってすぐ、サバタを探していたという男から仕事を頼まれるのだが、よくわからない。「スキメル大佐を知ってるか?」で、お金をもらって出かける。男が何者かも、何を頼まれたかも、ぜんぜんわからない! 普通わからんと思うぞ?

登場人物が何のために何をやろうとしてるのかまったくわからないため、ぜんぜん面白くない。リー・ヴァン・クリーフが出演を断ったのはそのせいか?w

中盤過ぎた頃にようやくわかるのが、「革命軍の男に雇われたサバタは、悪い政府/オーストリア軍のスキメル大佐から金を強奪しに行く。その金で革命軍は武器・大砲を買う予定」なのだった。それが説明されないまま、やたら濃いディテール満載(↓)で映画が進んでいく……。

◯ちょっとネタバレ(ストーリーには関係ない前半の濃いディテールです)。

・酒場で、因縁をつけてきたオーストリア人貴族との決闘。サバタは武器を手に取らず腰掛けたまま、足元のライフルをチラッと確認、「いつでもどうぞ」。バキューン! くるりん、テーブルにドサッ! で貴族の死に顔がカメラの前に。このシーンは完璧! 何度も見返したくなる!

・ユル・ブリンナーが酒場でテーマ曲をピアノで弾く、は、まあ良い。次に謎の男が同じ曲を弾き、「練習の賜物」とか言うw あげくのはて、その男と二人でシューベルトの連弾曲「4手のための幻想曲」を弾き始めるのだ。頭おかしいww

・その「謎の男=バランタイン」は、以前からサバタに付かず離れずの追っかけだったり相棒だったりするらしい。ピアノ弾きな上に画家でもあったりして、知らない間に敵方の懐に入ってたり、裏切りの機会を伺ってるなど、いわば峰不二子的なキャラ。分厚いメモ帳を持ち歩くw

・サバタの連発マガジン銃。最後の弾丸は葉巻w

・スキメル大佐の部屋にある大きく精巧な帆船模型。単なるインテリアかと思ったら、模型の大砲で人を撃ち殺すww 同じ部屋の描きかけの肖像画は、後で、なるほど!ってなる仕掛け。

・鉄球蹴り投げ男と、処刑の前の「死のフラメンコ」w

・なぜかオルゴールにメロメロになる男

・サバタを慕う孤児院の少年がテイタム・オニールみたいで、やたらかわいらしいw

などなど、書ききれないけど、そういった細部は見どころ満載! ただ、物語として面白いかというと……とてもつまらないw

とはいえ、爆破シーンはなかなか良いし、バランタインのせこい裏切りも笑える。特に、熊みたいな男を演じるイグナツィオ・スパッラの愛嬌のある演技は好き。

・参考、直訳原題

第1作「西部悪人伝」→サバタ
第2作「大西部無頼列伝」→アディオス・サバタ
第3作「西部決闘史」→帰ってきたサバタ

2026/09/10

「Windowsが不便な理由のNo.1」の解消?



Macをメインに使ってて、かつ、普段の操作がペンタブor液タブの人限定だけど。

Macでは「control+クリック」でマウス右ボタンと同じくコンテキストメニューが出る。Windowsにはこれに相当する「キーを押しながらクリック」という操作がない。(メニューキーやShift+F10で出せるらしいのだが、うちの環境ではできない)

なので、ペンタブのサイドボタンを使うか、マウスに持ち替えて右ボタンを押す必要があり、とても面倒だった。左手用デバイスは煩雑になるので使いたくないし。

と思ったら、もう一つのマウスを用意してキーボードの左側に置き、「小指で右ボタンを押す」だけで解決したのだったw なんだあ!

(マウスには滑り止めを敷くと良い。そういえば、以前、右クリックを割り当てたフットスイッチを使ってたこともあるな)

・フットスイッチや数個のキーのついたプログラマブルキーボードという方法もあるんだけど、やっぱマウスが手軽で良い。ということで、今、見つけたこれ、右クリック専用マウスとして最適かも。

・音声入力で「舌打ち」で右クリックできればベストかな。しかし、頻繁に使うとずっとイライラしてる人のように見える欠点がw

ChatGPTのアップデート、人物バリエーションの試作



ChatGPTの画像生成がアップデートされたとのことで、先日の赤い女の子キャラTDW_3217(最上列左端)のバリエーションを作ってもらったら、面白い! キャラの形を考える上でバリエーションの指針見本として使えそう。

上は「色は変えずに形状のバリエーション」、


「普通に美少女キャラにしたバリエーション」というプロンプト。


一つを選んで「最高クオリティで仕上げてください」と、光沢が強すぎたので抑えてもらったもの。

2026/09/09

Google Model Viewer



「Google Model Viewer」

クライアントにキャラの3Dモデルを確認してもらうのは、長いことSketchfabを使ってる。

先日、ある仕事でキャラのバリエーションを全部アップしようかと思ったら、30個もあった。Sketchfab Pro版の一ヶ月のアップロード数の制限は50個。つまり、一度アップロードした後に何か変更してアップロードしたら、50個の制限に到達してしまう。

う〜ん、何か他にWebで3D表示できるサービスはないかな?と探して見つけたうちの一つがこれ。Googleがやってる「model-viewer」。

glTF形式で書き出してドラッグ&ドロップでアップロード、テクスチャ画像もアップロード。簡単に3Dぐるぐる表示できた。

表示用に設定したらこの3Dファイル自体をダウンロード。自分のサーバーにアップロード。index.htmlのリンクから見れる。

http://www.yoshii.com/000/3217model/index.html

そのリンクを人に送ればブラウザ上で3Dぐるぐる表示してもらえる。という仕組み。

設定できることはSketchfabより少ないけど、その分シンプルで使いやすいかも。これを利用すれば、何百ファイルでも3Dぐるぐる表示を見てもらえる。

●追記

とりあえず、特別なソフトを入れてもらわないと3Dぐるぐるが見てもらえない、というのではなく、Webや渡したファイル自体で見れるようなものがあれば。

と、思い出した。手軽に3Dぐるぐる見てもらえるツール。STRATA live3D[in]だ! 19年前にいろいろ試したことある。

Webでぐるぐる回して見れるのと、PDFに3Dオブジェクト埋め込みもできた。PDFは今も見れたけど、Web用のは開かなかった。。。

STRATA live3D[in]についてのブログ記事。リンクしてあるPDFは全部ちゃんとぐるぐる回して見れた(ダウンロードしてAcrobatで開く)。ただし、Acrobatの環境設定で3Dコンテンツの再生を有効にする必要がある。

今も普通にPDFに3Dファイルを埋め込みできるはずなのだが、少し試してみたけど埋め込みは成功しなかった。そもそも、対応する3Dファイル形式がU3D形式とPRC 形式というもの。

僕が持ってるソフトにその形式のエクスポート機能はなかった。たぶん3DCAD方面で使われてる形式かもしれない。

2026/09/08

3Dプリント作品 2026年9月分 その3


先日の3Dプリンタのアレは2日前に塗装完了してる。しかし、天気が悪くてトップコートを吹けないので完成させられずに止まってる。

半年ぶりの塗装だったけど、とにかく手が動かなくて筆で塗り分けるのがキツかった。これの場合、色数も少なくてラクに塗装できるかと思ったら、とんでもなかった。

しかたなく一部にマスキングを使用。普通はマスキングをするもんなんだけどw 段差ができてしまうのと、一度マスキングを切ったら塗り分けラインを変更できないのがイヤで。

とはいえ、これほど筆塗りに苦労するなら、マスキングとエアブラシに戻らなくちゃいけないかもなあ。

(モザイクかけたのは、これ、いちおう締切があるやつなので。締切日を過ぎたら公開するつもり)

TDW_4074


2026/09/02

3Dプリント作品 2026年9月分 その2



昨日の出力失敗のやつ、今日の午前中に無事出力完了〜。失敗のおかげで、サポート無しでは下面側の形状が保てないのがあらかじめわかってたため、僕的には珍しく、手動でサポートを多めに立てた。かなりきれいに出力できたと思う。

パテ埋めが必要な凹み等ほぼ見当たらないので、すかさず表面削り作業に取りかかった。


20分くらいしてペンサンダーが「パンッ!」と鳴って止まり、煙が立ちのぼった! コンセントを引っこ抜いた。内部でショートしたらしい。

このプロクソンのペンサンダー、2010年に購入したもの。2本持ってるけどどちらかは伊藤マーティさんにいただいたもの。どちらが壊れたか不明。16年も使ってりゃ壊れるでしょ。。

その後20分くらい表面削りをやり、すぐサーフェイサー代わりのアクリジョンベースカラーの白を塗布し始めた。一晩乾かして、明日サンドペーパーがけの予定

おまけ

失敗出力を裏返してみたら、クマみたいのがw

TDW_4072


2026/09/01

3Dプリント作品 2026年9月分 その1



数ヶ月ぶりの3Dプリント。珍しく、2回続けて失敗。

1回目はやったことない設定の精細プリントを試したところ、底面がしっかり定着してないようだったので、早めに停止した。

2回目は、プリント用データの不備が判明して途中で止めた。一体型であるべきはずの2つの丸いパーツの奥がなぜかブーリアン的に穴が空いていて、本体から離れてた。

データから作り直しだ。。。くっそー、今日プリントできちゃうつもりだったのに〜。

●追記 わかった! 1回目の失敗もデータが不完全だったためだった。底面の半分以上が完全な平面になってなかった。つまり、プラットフォームからかすかに浮いた形状だったため、空中にプリントする状態になってたのだった!

う〜ん、待ち時間に急遽プリントしようとしたため、データのチェックが甘かった〜〜!