2026/10/04

最近観た映画メモ「ピンク・パンサー3」



このところ映画を観るペースがガタ落ち。MGM+サブスクも早いとこやめたいのに、ちっともキリがつかない。ざっと観てしまう特集。「ピンク・パンサー2」(1975年)は配信されてないが、テレビで観たことあるのでとりあえずパス。

●ピンク・パンサー3(1976年) 1:44 イギリス・アメリカ Amazon MGM+

クルーゾー警部のせいで発狂し、精神病院に入院していたドレフュス元主任警部。退院寸前だったのにクルーゾー警部の訪問によって元通りに。さらに彼は病院を脱走。クルーゾーを殺すための世界的犯罪組織を築き上げるが……という話。

監督:ブレイク・エドワーズ、出演:ピーター・セラーズ、レスリー=アン・ダウン、ハーバート・ロム他。

今までに増してクルーゾーのぐだぐだギャグの連続。いいかげん腹立ってくるw 爆笑シーンもいっぱいある。ケイトーとの格闘は空前絶後のおかしさだし、オクトーバーフェスタの殺し屋たちのエピソードや、歯科医に変装したクルーゾーとドレフュスの笑気ガスのくだりはもう最高w

「チャーリーとチョコレート工場」(2005年)でウンパルンパを演じたインド系のディープ・ロイが出てきてびっくり(当時18歳!)。「アラビアのロレンス」のオマー・シャリフも!(クレジットなし)

ドレフュスがパイプオルガンを弾くシーンは、最近何度か書いた定番シーン「悪役がパイプオルガンを弾く」かと思ったら、もっと深くて、ハーバート・ロム自身が「オペラの怪人」(1962年)の怪人役でそれをやったセルフパロディとのこと。

◯ここから思い出話絡み

この映画が公開された1976〜77年頃にロードショー誌を買い始めた。俳優を覚えるのに重宝したムック本「世界ビッグスター101」の「これから公開される映画特集」に、「惑星大戦争(スター・ウォーズ)」と並び、「ピンク・パンサー3」が載ってた。

ロシアからの刺客美女、レスリー=アン・ダウン! 他の出演作を知らないのに名前を覚えてたのは、たぶん映画雑誌のグラビアページに何度か登場してたんだろうな。→後で思い出した。ハリソン・フォードと共演の「ハノーバー・ストリート」(1979年)は観たことあるけど、彼女と認識してなかったかも。

タイトルバックのアニメーションにさまざまな映画のパロディが流れる。たしか1977年頃、NHKのFMラジオで、「ピンク・パンサー3」の音楽が特集され、たまたまカセットに録音。何度も聴いてた。ヘンリー・マンシーニのテーマ曲に、それら映画のメロディが次々コラージュされるんだけど、今回初めて画面付きで見れたわけだ。

「ヒッチコック劇場」「バットマン」「キングコング」「サウンド・オブ・ミュージック」「ドラキュラ」「雨に唄えば」「キートンの蒸気船」「スイート・チャリティ」と、エンドタイトルに前年の大ヒット作「ジョーズ」。早っ!

アニメーションの画面を見てもわからず、検索してわかったのが「スイート・チャリティ」(1969年)の「Big Spender」。ときたまSNSに流れてくるボブ・フォッシーのアレだった!

「サウンド・オブ・ミュージック」は、監督ブレイク・エドワーズの妻がジュリー・アンドリュースで身内ギャグというのは当時もわかってた。

しかし、この映画にはもうひとつ、ジュリー・アンドリュースを起用した衝撃のパートがあるのは今回初めて知った。観てる最中にもまったく気づかなかった。声色ちょっと低く変えてるし。夫妻は、数年後に「ビクター/ビクトリア」(1982年)を作るわけで、伏線になってるw

ミニアニメ番組「ポップパップポルターズ」



「ポップパップポルターズ」

今日10月4日からテレビ朝日「PicoAniTime」で始まったミニアニメ番組(毎週日曜午前10時)。

コンセント横の壁の中の世界、超絶細かいミニチュアで有名なMOZUスタジオのコマ撮りアニメーション。

この作品に「キャラクター立体造形」として関わりました。MOZUさんが描いた3つのキャラのデザイン画を元にモデリング/立体化しただけですけど、キャラのテイストに親近感があって、作るのが楽しかったです。





2026/10/03

「被写界深度強めソフビ風」を3DCGで再現



先日の「生成AI被写界深度強めソフビ風」をそれっぽく3DCG(Modo使用)で作ってみた。床というか汚い机は、先日の画像から「この床をテクスチャ画像として使えるように取り出してください」で生成したものを使った。

文庫本の紙にスケッチ



先月、スティーブン・キングの文庫本など5冊を書籍自炊した(自炊ってもう死語? PDF化のことです)。残ったのは、厚さ12cmの裁断済みの紙の束。

こういう紙にはドローイングしたくなるw 「新しい白紙の恐怖」ゼロ。どんだけ描き飛ばしても無駄感ゼロどころか、有効活用の満足感がある。文字の行がグリッド用紙的で描きやすい、などなど。

毎日ちょこちょこ描いて、約300枚になった。しかし、実のところ、飽きてきたw っていうか、コピックでのびのび描くには微妙に小さいサイズでしんどい。

そろそろキリをつけようと、スキャンしてまとめにかかった。これらから良さそうなものを選んでブラッシュアップし、TDWキャラのネタにも使うつもり。

(画像は、スキャンしたスケッチをAdobe Bridgeで並べたもの。いちおうモザイクをかけた)

2026/09/29

生成AIソフビ風被写界深度



WebのAdobeログインのついでに、Firefly(Gemini3.1)でスケッチからの「ソフビ調に立体化」をやってもらったら、勝手に背景を追加されて、いい感じ!w

塗装マスクが少し浮いたままエアブラシを吹いたような「雑な感じ」と、特に胸あたりのマスクのフチの塗料がセッティングの際にちょっとついちゃったところまで描写されてるのがたまらんw

っていうか、この感じで「背景にいろいろ並べた撮影セッティング作って、被写界深度強めでレンダリング」をTDWの定番にしちゃっていいかも。


このスケッチがソース画像


こちらは普通にChatGPTで生成したもの







TDW_4090


2026/09/28

Meshyを試してみた



Meshyをちょっとだけ試してみた。「メインキャラいくつかは3DCGで作り、その他大勢キャラはスケッチから作成した生成AI3Dデータを使う」でイケるのではないか?とテストしてみる目的。

カラースケッチを入力して生成したら、なんか変。輪郭線なんかも3Dに含まれちゃってる。よく見たら、「2Dのイラストや手描きの場合は、まず画像生成で3Dの見た目にしてから使用してください」と書かれてた。なるほど。スケッチからいきなりはしんどいらしい。

じゃあと、先日バリエーション生成した3Dルックのウサギを入力してみたら、うまくいった! 少なくとも正面側は完璧だ。三面図的なものを入力できるかどうか知らんけど。

四角ポリゴンにリメッシュもできるようだ。このクオリティでテクスチャが貼り付いたままリメッシュできたら最高なのだが。ただ、リメッシュも書き出しも有料版でないとダメ。ちょっと高いけど試す価値ありそう。


同じ画像から3つ生成したうち、これにだけシッポがあるw



2026/09/25

最近観た映画メモ「プラダを着た悪魔2」


●プラダを着た悪魔2(2026年) 2:02 アメリカ Disney+

★★★先入観なしで観たい人は読まないでください。新しい映画については、特にネタバレに気をつけてるけど、この映画は「20年後の世界を描く続編」ってこと自体がネタになってて、そこには触れたいので。

あれから20年。苦境に陥った雑誌「ランウェイ」。ジャーナリストとして活躍していたアンディを経営トップが特集部に呼び戻す。懐疑的だった編集長ミランダの予想は外れ、アンディは社を苦境から救うが……という話。

監督:デヴィッド・フランケル、出演:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ、ルーシー・リュー、ケネス・ブラナー他。

僕が観たのは2016年なので10年だけど、彼らはずっと存在してたんだ!だけでも感動的! 

ただ、「あれから20歳も歳を重ね、それなりに活躍してきた大人の立場、ごっこ」という軽薄な感じはちょっとあるw それでも、かつての観客も同じく20歳を重ねてるわけで、自分たちの20年まで思い起こさせるのは強力なしかけだ。

「2006年とは時代が変わった」が大きなテーマ。前作を見直すと現在では許されないことがいっぱい。特にパワハラ。それを指摘する係までいるw あと、もちろん雑誌も時代の変化からは逃れられず、SNSの台頭で出版業界そのものが危機に陥っている。

アシスタントの女の子ジン。アジア人蔑視とかルッキズムとか言われてたけど、小さくて見栄えしない東洋人が、ニューヨークで必死に働いてるのはカッコイイ。「頑張ってる子がいる!」に見えたけどな。

っていうか、彼女だってそんなに悪くない外見なのに、アン・ハサウェイが隣にいたら、人類の大半はちんちくりんになっちゃうw

ただ、この映画の場合、面白いのは、「全世界のあこがれの女性」がルーシー・リュー演じる東洋人元モデルの実業家というところ。

・「エミリー・ブラントが出ると画面が本気/マジになる」と先日も書いたけど、この映画だけは前作と同じ演技をしようとしてるのがうかがえて面白い。

・前作でショックだった、(ギャラリーの)リリーが「以前のアンディが好きだったのに!」→「変わってしまったのね」の意ではあるけど、「お前はダサいまま私の親友でいろ」ともとれた。今回、シレッと親友に戻ってるw

・全編、iPhoneの通知音だらけ。ドキッとして自分のiPhoneをたびたび見てしまったw

・日本人にはわかりにくいけど、パーティその他の場面で、とんでもなく大勢の有名人やセレブなどが本人役で登場してるとのこと。ショーに登場する有名歌手で「すごい!」とか思ってる場合ではなかったw

・あと、本物のアナ・ウインターは、しばらく前に米VOGUEの編集トップを退いたというニュースがあったけど、現在は世界中のVOGUEを統括する立場として、まだまだ君臨してるそう。(彼女もカメオ出演したけど都合でカットされたらしい)

★★★ここからちょっと後半のネタバレ度アップなので注意↓

・仕事がうまく行きすぎて浮かれてるアンディがいつ足をすくわれるか、ずっと恐怖だったw 意外な足のすくわれ方でホッとしたw

・ミランダ、弱いところ見せておいてからの「反撃の狼煙」が鮮やかすぎて、 思わず「ヒャッハー!」w

・ただ、電話を一日中かけまくったアンディだけど、成果を知ると「え? そんなにどこに電話してたんだ?」の疑問。海外でも「電話の量と成果が食い違ってる」という指摘があるようだ。
まあ、大量に電話した結果、たまたま都合良くあの人に行き着いた、ということなんだろうけど、とても「都合良く」には見えない。

・それでも業界全体の問題は何一つ解決してない、という描写は沁みた。

・ドラマなどではよくあるけど、「知り合いの範疇の登場人物たちの中でボールを回す」がちょっと極端かなと思った。この映画の根幹部分もそうだったなんて、見方によってはガッカリ要素では?

・ジン、ちゃんとカッコよくなってるじゃん! ルッキズム云々は、たぶん予告編しか見てない段階での批判だったか?

2026/09/23

TDW_4088


 

ウインドウドラッグの解消と、プレシジョンモードの新機能!

macOS 27の「ペンタブでウインドウをドラッグできない問題」、WACOMドライバ6.4.14-2で修正された。早っ!えらい!


ん?「プレシジョンモードに、新しい「オーバーレイ表示」のオン/オフオプションが追加されました。」って、待ち望んでた、「グレー表示の濃淡を調整できるようにしてほしい」の実現!
めちゃうれしい!

範囲外がグレーのオーバーレイ表示になるやつ、資料を見ながら描く場合など、すごいジャマだったのでした。オーバーレイをオフにすると白枠だけ表示される。

ただ、グレーのオーバーレイが白線の枠だけになると、白い画像にドローイングしてるとどこまでが範囲なのかわからない。とりあえず、Photoshopでは調整レイヤーを追加してちょっとだけ白地がグレーになるようにし、白線が見えるようにしてみた。

なので、さらなる要望としては、オーバーレイの透明度をスライダで調整できるといいな! または、枠の線の色を選べればいいな! です

2026/09/20

macOSの画像生成AIアプリ「Image Playground」

macOSの画像生成AIアプリ「Image Playground」。以前試したときは、他生成AIに比べてかなり見劣りしたのだが、macOS 27ではかなり進歩してるかも!

「カラースケッチをソフビ調で立体化」のような僕的使い方ではChatGPTなどと同等レベル。生成される画像サイズは2048 × 2048pixelと大きく、生成は10秒程度と速い。

●追記
あれれ? Xで検索するとImage Playgroundの評判かなり悪い。用途によるのかも。僕的使い方ではそんなに悪くないけどな。スケッチの形に忠実に、好みの質感にしてくれる。昨年夏頃のChatGPTより失敗が少ない。