2026/06/15

2026年分のTDW制作とりあえず完了

ラスト数個にやたら手間取ったけど、今年分のTDWカレンダーに予定してたレギュラー分の3Dキャラ124点の制作完了〜!
他に、イレギュラーとしてすでに差し込んでる2Dキャラが24点あり、今年分としては現在計148点。ちょっと多すぎる。120点前後が適当。
来年分からは作り置きをなるべくやめる方針(いつも言ってるw)とはいえ、多少の制作準備はするつもり。Blender制作を増やすのと、半分程度は2Dキャラにしたい。
……さっきTDWの数について計算してたら、すごいことに気がついた。6月19日(金)、それについて書きます。

TDW_4095


2026/06/14

情操教育映画「仔鹿物語」の謎が解けた!


(いつもの映画メモじゃないです)
●情操教育映画「仔鹿物語」の謎が解けた!

小学生時代、母に(名作映画で情操教育→強制的にw)観せられたテレビの映画で思い出せるのは、「白鯨」「老人と海」の他、「オズの魔法使」「シェーン」と、「子鹿物語」。

僕的に「完璧映画」認定の「オズの魔法使」と「シェーン」については以前書いたので省く。

で、「仔鹿物語(1946年)」について。(1972年10月22日の日曜洋画劇場ではなく、たぶん1972〜73年頃の昼間の放映だった気がする)。観ながら粘土遊びしてたら「真面目に見なさい!」とすごい怒られた記憶があるからw 

……今、思い出して、筋が通った! その粘土遊びとは……「図鑑によくある人体内臓図を油粘土で作ってお腹を薄皮で閉じておき、あらためて開腹する手術ごっこ」が当時のマイブームだったのだ。

なぜ「仔鹿物語」を観ながらその粘土遊びを始めたのか? → ガラガラヘビに噛まれたペック演じる父親が、鹿を撃ってその肝臓と心臓を傷口に当てて毒を吸い取るという民間療法の応急処置をする(その結果、子鹿が残される)。それで「肝臓と心臓を取り出す手術」がしたくなったに違いないw

Amazonプライムに吹き替え版があったので確認してみると、冒頭と思い込んでたガラガラヘビのシチュエーションは2時間8分の映画のほぼ真ん中あたり。

父親が撃った鹿から肝臓と心臓を取り出したのは息子だった! さばくのは遠景。肝臓と心臓を両手に持って父親の元に走ってくる描写。その手は血まみれ! それで、僕も取り出してみたい!になったのかwww

情操教育とはw

いやまあ、普通に感動して泣いたけどねw

最近観た映画メモ「白鯨」「老人と海」


「白鯨」と「老人と海」と「激突!」と、「ジョーズ」!

小学生の頃、母に「いい映画だから」と情操教育的にテレビで観せられたのが「白鯨」(1973年6月6日・水曜ロードショー)と「老人と海」(1974年8月10日・土曜映画劇場)。さらに翌年、スピルバーグの「激突!」(1975年1月5日・日曜洋画劇場)を観た(こちらは強制ではなく自主的w)。

今思えば、この3本が下地にあったんだから、「ジョーズ」(1976年1月・映画館で鑑賞)を特別に面白く感じたのも当然だったのかもしれない。

●白鯨(1956年) 1:56 アメリカ Amazon MGM+

監督:ジョン・ヒューストン、出演:グレゴリー・ペック、リチャード・ベースハート他。

冒険を求めて港にやってきた「私」は捕鯨船に乗り込んだ。伝説の白鯨に足を食いちぎられ、復讐に取り憑かれたエイハブ船長に率られ、常軌を逸した航海が始まる……という話。

重厚な小説を読んでる感、または演劇っぽさが強い。冒頭、同じような構図で5分も続く神父の説教。ヨナ書の鯨の逸話を大演説。何かと思ったら、この神父ってオーソン・ウェルズじゃん! 圧倒的存在感!

主人公と変な相棒のインディアン、他の船員たちの人間臭さが楽しい。船員として集まった様々な人種の人々が協力して航海する感じは「スタートレック/宇宙大作戦」の先取りのよう。

あちこちに「ジョーズ」のオリジナルっぽいものがあった。鯨が現れて船員たちがにわかに走り回る足元のショットなど典型。小舟が鯨に引っぱられてスピードを上げるシーンと、「ジョーズ」で樽がぐんぐん引っ張られるのも同じ! 巻ロープがすごい勢いでなくなったり、煙を上げるロープに水をかけたりとかのリアリティ! 間接的に鯨の強さや存在感が強く伝わってくる。

正気を失いかけてるエイハブ船長は「ジョーズ」のクイント船長のキャラ付けそのまま。白鯨よりエイハブ船長が怖い!w

それでも船員のほとんどがエイハブ船長についていくのがイイ。一人だけ冷静さを保ってる一等航海士は、スターバックスの名前の元になったスターバック!

当時の捕鯨の様子が詳しく描かれる。切り刻んで煮て油を取って捨てる。こんなことやってたんだなあ……。あと、ラスボス白鯨はじめミニチュア特撮部分は多いけど、本物の捕鯨を撮影した血生臭いシーンもあって、今となっては刺激が強すぎる。

・なんと、脚本はレイ・ブラッドベリだったんだ!

・予言とその実現。小学生で観た時は「すげ〜〜!」って大感動したけど、今見ると、後付けの雑な伏線に感じるw

・グレゴリー・ペック、しっかり老けメイクだけど、この時40歳。「オーメン」(1976年)で60歳か。若返ってるw

・三等航海士を演じてる俳優はハリー・アンドリュースっていうのか。よく脇役で見かけるけど、いい味の俳優だなあ。

●老人と海(1958年) 1:26 アメリカ Amazon

監督:ジョン・スタージェス、出演:スペンサー・トレイシー他。音楽:ディミトリ・ティオムキン。

キューバの年老いた漁師。84日間も何も獲れない日が続いたが、今日は大物が釣り針にかかった! 小舟を延々引っ張り続ける巨大カジキマグロと老人の、三日間に渡る戦いが始まった……という話。

そうそう、有名な「老人はライオンの夢を見ていた」のフレーズってこの作品!……めちゃくちゃ良かった! ヘミングウェイの小説(読んだことない)が原作なんだけど、この映画もずっしりした小説を読み終わった気分。

というのは、冒頭の20分以外、ほぼ老人の内面の声と独り言のみだからだろう。小説の魅力って、主人公の内面を追えることだと思う。まあ、僕は小説は大して読まないけど、スティーブン・キングも筒井康隆も、内面の声が延々書かれてるのが小説ってイメージ。その感じが映画なのに完璧に表現されてる。

聖書のエピソードか何かを下敷きにしているような雰囲気もあり(実際どうなのか知らんけど)、特別な映画を味わってる感もある。

ちょっと意外だったのは、映画が撮られた頃(1950年代)の現代の話として描かれてること。コカコーラ、ジュークボックス、ラジオ、自動車、観光客、野球選手ディマジオの話も。寓話的なイメージから、大昔かせいぜい19世紀くらいの昔話だと思い込んでた。

スペンサー・トレイシーのほのぼのした外見もあって、少年に世話される穏やかな老人と思ってたら、若い頃は腕力で鳴らした男の中の男だったという描写もある。老いてもボロボロになっても信念を持って戦い続ける男なんだ、と。カッコイイ。戦いを終え、ボロ切れのように眠る老人の姿も清々しい。

・ブルーバック合成が使われた初期の映画のひとつらしい。本物の海でのロケと、空が壁に描かれたスタジオプールの海、それに老人がブルーバック合成された海。ライティングでその場にいるような波からの照り返しがうまいこと表現されてて感心。

・ジョン・スタージェス監督って、「荒野の七人」(1960年)や「大脱走」(1963年)など、大作アクション映画の巨匠のイメージだったけど、こんなのも撮ってたのね。

・「ジョーズ」的には、サメのすごい映像が堪能できる他は直接のつながりは無いかな。唯一、巨大カジキマグロを初めて見た老人のつぶやき「舟より大きい」は、ブロディ署長の「もっと大きな船が必要だ」を思い出した。

デイヴィッド・ホックニーの逆遠近法



(追悼)デイヴィッド・ホックニーの逆遠近法の椅子の絵に刺激され、パースから逃れられない3DCGを逆遠近法にしてやる! というテーマで制作した作品。記憶なかったけど、プールまで表現したらしいw 雑誌GW 2000年8月号の扉絵の連載。





2026/06/12

Claudeに「Claudeが止まるのは本当?」って聞いてみたら面白かったw

 Claude本人に「Claudeが止まるのは本当?」って聞いてみたら面白かったw NHKニュースで「AnthropicのClaude Fable5が停止」とか言ってた件で。

「いいえ、なくなりません!」「誤解でしょう!」と2度否定した後、Claudeが自ら「念のためウェブで確認してみましょう」

「これは本当のニュースでした。失礼しました!」www

●結論、僕らが使ってるClaudeは止まりません。

「つまり、私(Claude Sonnet 4.6)は今もご利用いただけます。停止されたのはFable 5とMythos 5という、今週新たにリリースされた上位モデルのみです。ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。」

ポール・ギャリコ著「猫語の教科書」


ポール・ギャリコ著「猫語の教科書」

SNSで知って読んでみたんだけど、いい本だった。猫が書いたタイプライター原稿を手に入れた作家が、人間に読めるよう解読した、という体裁の小説。

猫が、いかにして人間の家を乗っ取り、人間を支配し、うまくコントロールしつつ幸せに暮らすか?について書かれた、猫向けの「実用書」。人間をメロメロにする強力な方法「声なしのニャーオ」とかw

猫と暮らしたことのある人なら、全編ニコニコしながら読めるよ。とはいえ、猫が書いた本という体を借りた「人間とは?」についての本でもあるんだけどね。

・文庫本を紙のまま読み終わったのが前回いつだったか思い出せないw 少なくとも15年ぶりくらいだろうな。2011年の震災で本棚が崩れて以来、紙の本はほとんど書籍自炊/PDF化して読むから。

最近観た映画メモ「ティーン・ウルフ」


●ティーン・ウルフ(1985年) 1:31 アメリカ Amazon MGM+

「バック・トゥー・ザ・フューチャー」(1985年)とほぼ同時期の映画で、ずっと観たかったけど機会がなかった。

監督:ロッド・ダニエル、出演:マイケル・J・フォックス、ジェームズ・ハンプトン他。

冴えない高校生のスコット。バスケ部の試合ではミスばかり、あこがれの美人には振られる。このまま父親の金物店で働いて一生を過ごすのは嫌だ! ある日、彼は体の変化に気づく……という話。

なんて見やすい! スッと映画の世界に入れてしまうのは、マイケル・J・フォックスの親しみやすさなんだろうな。

全編ほのぼの青春もので、とてもユルい。「ロッカー前のあれこれ」「酒店で年齢をごまかして」「乱痴気パーティ」「ダンスパーティにあの美人を誘いたい」「わかりきったバスケ試合の流れ」などなど。さすがに見飽きた「米国青春定番シチュエーション」の数々はちょっとダレるけど、初めて見る人もいるわけだし許すw

車の屋根に乗って「サーフィン」にザ・ビーチボーイズがBGMなんて目も当てられない、無邪気すぎるw

紹介ビジュアルでもネタバレしてるから書くけど、普通の映画なら「狼男に変身してしまう秘密」って隠すけど、この映画では思いっきり開けっぴろげw 狼男として人気者になっちゃう。

狼男への変身は一般的な「成長」を暗示するものなんだろうけど、それをオモチャにしてる感があって痛快。

父親の昔のエピソード(教頭先生との確執など)と絡めることで時間的な立体感が出てて、上手い!と思った。

遺伝で動物に変身する体質といえばピクサーの「私ときどきレッサーパンダ」(2022年)があった。こちらは感情や成長に絡める度合いがもっと大きいけど、母親世代のシチュエーションで物語に厚みを出すのは共通してるな。どちらも、変身/成長を受け入れることで周囲との関係が変わっていく話。

◯コメント欄
テーマはちがうだろうけど、ピクサーの最新作「私がビーバーになる時」も動物に変身するねw 解説によると、こちらは「アバター」式の意識の転送らしい。

2026/06/11

Amazonプライム、サブスクの屋上屋?


「西部悪人伝」を観るためにPrime Videoの「MGM+」の7日間無料体験をしてたのだが、解約のタイミングをミスったか、課金が始まってしまった。1ヶ月500円だけどね。

昨夜21時頃はまだ「無料体験中」だったので追加でもう一本観て、夜0時までにキャンセルすればいいだろうと思ってたら、23時過ぎにはもう期限切れてた。きっかり24時間×7日なのかな?

「MGM+」とか「日活プラス」とかの、Amazonサブスクの屋上屋みたいなシステム、やめてほしい。無料体験があっても逆にハードル上げてると思うし、解約後に再度加入するのも抵抗がある。普通に有料視聴でなんの不都合があるんだろ? 囲い込みの効果あるのか?

(昨年の日活プラスのときは、体験7日間+1ヶ月の加入期間に元を取ろうと一生懸命に22本観たけど、その間、Prime Videoの他の映画は観てなかったわけで、Amazon全体としては損してるんじゃ?)

「西部悪人伝」の後、無料体験期間中にMGM+で他に観たいものないか探して、「ティーン・ウルフ」(1985年)と「白鯨」(1956年)を観たのでした。ただ、その他に今観る気になりそうな映画が見当たらない。まあ、この1ヶ月であと2〜3本観れば元を取れた気になるだろう。いや、サンクコストとして忘れるべきか?w

◯「サブスクの屋上屋」と書いたけど、よく考えたらプライム会員じゃない人がMGM+をサブスクすることもあるわけか……。

2026/06/08

最近観た映画メモ「西部悪人伝」


●西部悪人伝(1969年) 1:47 イタリア・スペイン Amazonプライム

50年前に月曜ロードショーで見逃した映画をようやく見れた! 放映は1976年7月26日。その翌日、友達はとても面白かったとのことで盛り上がってて、たいへんくやしい思いをした。その後、FMラジオで主題歌を録音。繰り返し聴いて大好きに。冒頭の決め台詞がカッコイイ。

「ヘイアミーゴ、チェサバータ、アイギョーサ! フフフハハハハ!」

正確な台詞と意味が検索で判明。
「Ehi amico... c'è Sabata, hai chiuso!」
 「おい、友よ…サバタが来たぞ、お前は終わりだ!」というような意味。
「エイ、アミーコ……チェ・サバータ! アイ・キウーゾ! フフフハハハハ!」

監督:フランク・クレイマー、出演:リー・ヴァン・クリーフ、ウィリアム・バーガー他。

ある町で大掛かりな銀行強盗が発生。謎の男=サバタが逃走中の実行犯を一網打尽、金庫も馬車ごと回収される。事件の背景の調査が始まるが、黒幕の三人組は証人を次々に消し、サバタにも刺客を差し向ける……という話。

主人公に復讐や正義など強い動機がなく、淡々と事象を追う感じ。定番の展開が多く、ある程度先が読めてしまう。物語として面白いかといえば微妙だけど、それを補って余りあるてんこ盛りの内容。

リー・ヴァン・クリーフがあまりにカッコよくてウットリしてしまうw 彼が悪党なのか正義なのかよくわからず、混乱する。「悪人伝」っていうから悪いやつかと思いきや、とりあえず違法になるのを嫌うドライなアンチヒーローってとこか。いろんなトリックを駆使するのは面白いけど、人間らしく描かれてないので感情移入はしにくい。人間臭いのは他にいっぱいいるけどね。

キャラの宝庫! 日本の少年マンガを参考にしたのではないかと思うくらい(逆だろうなw)。サバタの仲間は熊のような酔っ払いと「ネコ」と呼ばれる超人的な運動神経の無口なインディオ。バンジョーをかき鳴らす男はウザくて引っかかる。

ワルの三人組は教養ある上流に近い地位の男たちで、一人はマンガ的すぎて笑ってしまう。何人も出てくる刺客はそれぞれ短時間の登場なのに、やけにキャラ立ちしてて、もったいない。マネージャーの母親に怒られながら送り出される太っちょの殺し屋とかw

男ばかりの画面に花を添える的な役割の酒場の女にさえ、「こんなところを抜け出してヨーロッパへ行きたい」とキャラ付けされてることが、ラストでちょっと効いたりする。

・すごい! 「悪役がパイプオルガンを弾く」までやってくれるなんてー!w

・続編「大西部無頼列伝」(1970年)と続々編「西部決闘史」(1971年)と合わせてサバタ三部作とされてる。「大西部無頼列伝」はサバタ役がユル・ブリンナーに交代(三作目で元に戻る)。

・もう一本、同じ頃に同じように見逃してくやしかった西部劇がある。ジェームズ・ガーナー主演の「夕陽に立つ保安官」(1968年)。コメディで「早撃ち0.2秒」とかサブタイトルがついてたような記憶。こちらは配信がなくて残念。