2019/12/31

TDW_3021-3038 Sketches


最近観た映画メモ「真夜中のカーボーイ」他

ネバダ・スミス(1966年)
アルジェの戦い(1966年)
暴力脱獄(1967年)
真夜中のカーボーイ(1969年)
If もしも....(1968年)

リスト、これで60年代まで完了。

●ネバダ・スミス(1966年)
スティーブ・マックイーン主演。敵役の一人はマーティン・ランドー。両親を三人組の悪党に殺されて復讐の旅に出る少年の話(前半は16歳らしい)。最初は無鉄砲な復讐の執念だけだったけど、いろんな場所でいろんな人に会ったり、過酷な体験を繰り返して成長していく。何年後って示されないから冒頭以降は少年が何歳になってるのかよくわからないけど、この時マックイーンは36歳、少年〜若者の話としてはかなり無理があるw けど、無教育な青二才をうまいこと演じてるのはさすが。マックイーンってそれほど好きじゃないんだけど、面白かった。アルフレッド・ニューマンの、いかにもこの時代の堂々とした西部劇って感じの音楽も良かった。

●アルジェの戦い(1966年)
フランス領だったアルジェリアの独立戦争のきっかけになったテロリスト=レジスタンスたちの絶望的な戦いを描いた映画。白黒の生々しいドキュメンタリータッチ。イタリアとアルジェリアの合作映画ってところがミソで、第二次大戦後も植民地にこだわっていたフランスの黒歴史。舞台となったカスバはジャン・ギャバンの「望郷」でも出てきた迷路のような街。「シェルブールの雨傘」で彼氏が徴兵で行っちゃうのがアルジェリア戦争だったな。エンニオ・モリコーネとジッロ・ポンテコルヴォが音楽。どちらがやった部分かわからないけど、爆弾を仕掛けに行く

2019/12/27

最近観た映画メモ「スター・ウォーズ ep9 スカイウォーカーの夜明け」他

クレオパトラ(1963年)
野生のエルザ(1966年)
引き裂かれたカーテン(1966年)
スター・ウォーズ ep9 スカイウォーカーの夜明け(2019年)



●クレオパトラ(1963年)
エリザベス・テイラーのクレオパトラがローマ入りするパレードが予告編で流れた1975年の前後編での放映を見逃し、そのままになってた。アレックス・ノースの音楽はサントラ聴いてたけど、初めて本編を観た。長い!! 序曲と休憩と退席曲含めて4時間11分もあるw 元々の劇場公開版は3時間12分で、ロングバージョンは近年になって復元されたものだそう。ローマとエジプト、クレオパトラとカエサル/シーザー(マイフェアレディーのレックス・ハリソンがすごくイイ)とアントニウス(リチャード・バートン)、3人とも演技見てるだけで大満足。マーティン・ランドーも出てる。歴史物なので、今何が描かれてるのかWikipediaと首っ引き。シーザーとクレオパトラ、アントニーとクレオパトラ、大まかな流れは史実に沿ってるのね。エリザベス・テイラーの超豪華プロモーションビデオ。ピンクのガレー船! 前半のハイライト、パレードのシーンはほんとマジすごい。ウインク素敵! 実は「SW ep9」を観る数日前に半分まで観て

2019/12/17

最近観た映画メモ「おかしなおかしなおかしな世界」他

バルカン超特急(1938年)
恐怖の報酬(1953年)
エデンの東(1954年)
おかしなおかしなおかしな世界(1963年)

●バルカン超特急(1938年)
ヒッチコックのイギリス時代最後の作品。主人公の女の子が親切にしてもらった老婦人が、走る列車の中で行方不明になり、誰もその老婦人を見ていないと言う、、、どこへ? という、「行方不明もの映画」でよく引き合いに出されるのでぜひ観ようと思ってたサスペンス映画。前半三分の一は列車の遅れで足止めを食ったホテルでのドタバタコメディ。多い登場人物を描写するのに必要だったんだろうけど、間抜けな感じが漂う。怖い映画と思い込んでたけど、なんだこりゃ?と思ってたら列車が出発した中盤からがぜん面白くなってきた。後半も基本コメディ調で、列車を使った仕掛けはもちろん、格闘や銃撃戦、ロマンスや音楽、不倫カップルや魔術師、いろんな要素を詰め込んでよくまとまった娯楽映画。洒落たラストで後味も良かった(おいてけぼりの婚約者はおいといてw)。前半のちょっと長すぎるコメディは英国人が登場する部分が多く、それはもちろんイギリス映画だからで、ヒッチコックの英国人としての自虐ギャグなんだろう。クリケットと紅茶の時間w ところでタイトル、原題は「バルカン」も「超特急」も関係なく、単に「The Lady Vanishes(婦人の消失)」w 邦題のほうがおもしろそう。

●恐怖の報酬(1953年)
イヴ・モンタン主演。昔、テレビで後半だけ観たことある。ロイ・シェイダー主演のフリードキンのリメイク版(1977年)もやはり後半だけテレビで観たはず。流れ者の吹き溜りになってるほとんど「どん底」の南米のある町。油田火災を消すためのニトログリセリンを積んだ2台のトラックの運転手募集、

2019/12/13

最近観た映画メモ「プラン9・フロム・アウタースペース」他

ロープ(1948年)
波止場(1954年)
南太平洋(1958年)
プラン9・フロム・アウタースペース(1956年)

なぜか観てない映画落穂拾いシリーズ、いろいろ寄り道したせいで、これから毎日1本観ても年内に70年代半ばまでしか行けなそう。。。

●ロープ(1948年)
ヒッチコック初のカラー作品。全編ワンカット撮影した風に作られてると知り、観てみた。リアルタイム進行でワンカットという特殊な作りのせいか、1時間20分と短い。背中の黒い陰などでカットの継ぎ目を目立たなくする方式。多少不自然だけど、ずっと連続したワンカットという感じは出てた。ずっと同じ室内での会話劇なので、映画というよりもこぢんまりした舞台を見てるよう。と思ったら、舞台劇の映画化だった。怪しい関係の若い二人の男が、曲解したニーチェの超人思想(人間社会の常識やルールを超越した存在みたいなものらしい)に基づき自分らの優越性を証明するために友人を殺して死体を隠し、悪ノリでその部屋で被害者の親や恋人など集めた

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2019/12/08

最近観た映画メモ「第17捕虜収容所」他

類猿人ターザン(1932年)
マルタの鷹(1941年)
第17捕虜収容所(1953年)
海底二万哩(1954年)
炎の人ゴッホ(1956年)

今回もともとリストにあったのは2本のみ。観たいときに観たいものを観ると、リストが意味ないw あと、小中学生時代に観た映画をちゃんと観なおすのも「なぜか観てなかった映画を観るシリーズ」に含まれちゃってたけど、「観たはずだけどほとんど忘れてる映画を観るシリーズ」として独立させるほうがいいな。こちらは数が限られてるから数年がかりみたいなオオゴトにはならないだろうw

●類猿人ターザン(1932年)
記号としてのターザンは知ってても一本ちゃんと観たことなかった。ターザン映画はこの時点で無声映画時代から8本も作られてて、ジョニー・ワイズミュラーは6代目のターザン俳優だそう。確かに完璧にカッコイイ。密林にゾウやライオンなど動物いろいろって、たぶんその後のいろんな作品の原形イメージになったんだろうな。面白いかと言えば、そうでもなかった。これの要素を元にグレードアップした作品いっぱい見慣れてるからだろう。実質主人公なのにはしゃぎすぎのジェーンがウザいw 動物たちとの共演は当時の人たちには衝撃的だっただろうな。あと、ポリコレや動物愛護的に

2019/12/01

最近観た映画メモ「白熱」他

大いなる幻影(1937年)
汚れた顔の天使(1938年)
スミス都へ行く(1939年)
白熱(1949年)
民衆の敵(1931年)
ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディー(1942年)
彼奴らは顔役だ!(1939年)

「なぜか観てなかった映画を見るシリーズ・落穂拾いリスト第一弾」の30〜70年代の古い映画をさっさとまとめて観てしまおうと思ったら、先日のメル・ブルックス同様、ジェームズ・キャグニーで引っかかってしまい、「汚れた顔の天使」一本のはずが5本も。まあ、観たい!と思った時に観る、でいいんだろうけど。

●大いなる幻影(1937年)
ジャン・ルノワール監督、ジャン・ギャバン主演。内容ぜんぜん知らなかったけど、第一次大戦時のドイツ捕虜収容所大脱走ものだったのね。ギャバン渋くてカッコいい。「サンセット大通り」にも出てた、監督として完璧主義すぎて不評を買い俳優に転向したエリッヒ・フォン・シュトロハイムがドイツの貴族で軍人を演じて完璧。いろんな境遇や出身の捕虜たち、ドイツ兵たちの交流もあって、戦場じゃない場所で人間同士って感じ。絶滅寸前の貴族階級の哀愁がよかったな。

●汚れた顔の天使(1938年)
ジェームズ・キャグニー主演のギャング映画。「カサブランカ」のマイケル・カーティス監督。ハンフリー・ボガートも悪役の弁護士で出てる。大昔に観たことがあるかもしれない。有名なラストはテレビなどで紹介されてたのか何度も見たことある。1時間37分と短めなんだけど、タメとかフリとかまわりくどいことなしに物語がものすごいスピードで進む。大胆な飛ばし具合につんのめるほどw めちゃくちゃ面白いしわかりやすいし、やっぱラストはズシンと来る。どちらとも取れる

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2019/11/19

最近観た映画メモ「頭上の敵機」他

リバティ・バランスを射った男(1962年)
戦う翼(1962年)
頭上の敵機(1949年)
眼下の敵(1958年)
西部戦線異状なし(1930年)

昔の映画ばかり見てると現在と切り離された感が大きくなるw そこで、年内に落穂拾いリストの少なくとも70年代までの映画はクリアしてしまおうってことで、強行シリーズ。

●リバティ・バランスを射った男(1962年)
ジョン・フォード監督。政治家として大成した弁護士ジェームズ・スチュアートが、旧友の牧場酒ジョン・ウェインの葬式にやってきて、どういうわけでこうなったか(若い頃この町に来て悪者リバティ・バランスと対決、政治家になるまで)を語るという話。リー・マーヴィンの悪役がイイ。リー・ヴァン・クリーフが手下役で出てる。暴力が支配する西部に法律だけで対抗する男の話かと思ったらちょっとちがった。面白かったけど、不満もある。役としては必要だけどジョン・ウェインの存在感の大きさが余分w 明らかにジェームズ・スチュアートが主人公なのに、ウェイン主演ってことになってる不自然(登場シーン全部かっこよくてシビれるけどねw)。あと、主要人物は若者たちなはずなのに、老けすぎ。「ジョン・フォード+ウェイン」を前面に出しすぎたためいろいろバランスがおかしくなっちゃってる印象。テーマ的には「やむを得ない暴力の裏付けあっての法律」って、現実そのもの、、でいいのか?ってのもあるし。ところで、デブでヘタレの保安官の表情や演技が左卜全っぽくて、なんか黒澤映画っぽく見えるのがおもしろかった。そういえば、ぜんぜん関係ないけどタイトルがあの悪役俳優ジャック・パランスに似てるため、ああいう悪役が出ると思い込んでたw あとヴァン・ダイク・パークスの「ジャック・パランス」ってタイトルの歌があって大好きw

●戦う翼(1962年)
小学校5年くらいときの1973年7月14日の土曜洋画劇場で観たはず。ラストのシチュエーションなんかはっきり覚えてた。この映画を観てB-17が特別な爆撃機になった。あと「頭上の敵機」も。スティーブ・マックイーン主演ということになってるみたいだけど、マックイーンは悪役というか敵役で、ロバート・ワグナーが主役。原題は「戦争の恋人」。戦争の描写は少なめで、ロバート・ワグナーの恋愛の話が主な内容。マックイーンはワグナーの正反対の好戦的で歪んだイヤ〜なヤツとして描

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2019/11/17

新しく見つかったナスカ地上絵がTDWキャラっぽいので作ってみた

日本IBMと山形大学がナスカで新しい地上絵を発見のニュース
かわいいなあw 自分のTDWキャラっぽいので、思わず作ってみた。


↓ 真ん中のピンクのヤツを改造。

2019/11/14

Printemps ParisのRoseちゃんがクリスマスに復活!


Printemps ParisのRoseちゃんがクリスマスに復活! 歩道の巨大フィギュアと試着室w あとショーウインドウのスパンコールのドール。



Instagramにもいくつか写真が↓

https://www.instagram.com/p/B4nARI3iU1R/

https://www.instagram.com/p/B4p1rCXCu4O/

https://www.instagram.com/p/B4w2yghIdTs/

ショーウインドウに動くRoseちゃんもいる
https://www.instagram.com/p/B4nRoZqIcts/

で、このRoseちゃんとIKKOさんが写真撮ってる!
https://twitter.com/LOVE_IKKO/status/1194862720547311616/photo/2


2015年の150周年記念のRoseちゃんの記事

2019/11/12

最近観た映画メモ「メル・ブルックス 逆転人生」他

ヤング・フランケンシュタイン(1974年)
ブレージング・サドル(1976年)
メル・ブルックス/新サイコ(1977年)
スペースボール(1987年)
メル・ブルックス 逆転人生(1991年)
メル・ブルックス/珍説世界史Part1(1981年)

しばらく忙しかったので久しぶり。メル・ブルックス特集。昔読んでたロードショー誌なんかで現代の喜劇王とかパロディ王とか紹介されてた。ずいぶん後になって初めて観た「スペースボール」(スター・ウォーズのパロディ)がちっとも面白くなくてガッカリし、興味なくなってた。ところが、10年くらい前に「プロデューサーズ(2005年)」を観て、めちゃくちゃ大好きになった(68年の自身の作品のリメイクで、監督は舞台の人がやってる)。一番好きなミュージカルは何ですか?と聞かれたら、ぜったいダントツで「プロデューサーズ」と答えたいくらいw 元のブロードウェイミュージカルはトニー賞をいっぱい獲ってる。ブルックスは音楽も作ってて、これのサントラ盤も超お気に入り。で、Amazonに4本のブルックス作品があったのでまとめて観てみようと。どれも1時間半程度で見やすい。

Amazonの4本を観終わったところで念のため検索したら、ビデオマーケットに「逆転人生」を発見。ビデオマーケット内を調べてみると、他の配信には無い作品がいろいろあるどころか、圧倒的に本数が多い! 基本料500円/月で、ポイント制の有料(一ヶ月に500ポイント支給されるので、実質無料)。いくつか見つけた映画を見終わるまでは入っておこう。

で、「逆転人生」を見終わったら、今度はAppleTVに「珍説世界史」があったのでまた追加。これであと「サイレント・ムービー」がどこかにあったらなあ。

2019/10/30

最近観た映画メモ「ポルターガイスト」他

ピラニア(1978年)
ポルターガイスト(1982年)
ポルターガイスト(2016年)
ジュマンジ(1995年)
ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年)

オリジナルとリメイクを続けて観る特集。のつもりだったけど、リメイクじゃなく続編が混じってたりする。リメイク的に「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」も観たかったけど、後日。

●ピラニア(1978年)
ジョー・ダンテ監督。二ヶ月前に観た2011年の「ピラニア3D」は明らかにバカ映画として作られてて楽しかったけど、1978年のこれは半ばコメディとしても真面目に作ってるんだよね?「ジョーズ」の後追いにしては日が経ってるけどあちこち散りばめたりなぞってるし、遅れてきた動物パニックものってことかな? あ、そうか、同年の「ジョーズ2」とか続編いくつか続いてたもんね。こういう種類の映画の中では相当出来がいいということになってるらしいけど、当時観ても無理だっただろうなあ。。。誰もがツッコむだろうけど、ほとんど主人公の女調査員のせいじゃんw まあ、そんな危険な魚が排水溝を素通りで川に通じてるってのもアレだが。音楽や画面の70年代の無名娯楽映画的な匂いがプンプンして、そこはとても好きw 当時のティーンがみんなで映画館行ってギャーギャー言いながら観るとしたら、ホント楽しそう。主人公=女調査員を演じたヘザー・メンジースって「サウンド・オブ・ミュージック」の次女!

●ポルターガイスト(1982年)
大好きな映画。製作・脚本スピルバーグ。「E.T.」を同時に同じ町で撮ってたそう。監督トビー・フーパーということになってるけど、ほとんどスピルバーグテイスト。アメリカ国歌が聞こえてくるとこの映画の冒頭を

2019/10/23

最近観た映画メモ「運び屋」他

15時17分、パリ行き(2018年)
ハドソン川の奇跡(2016年)
トゥルー・クライム(1999年)
運び屋(2018年)
人生の特等席(2012年)

クリント・イーストウッド監督作品特集。これでもうほとんど観ただろうと思ってWikipediaで確認したら、テレビミニシリーズなど含めずまだ15本もあるw どんだけ作ってるんだw

●15時17分、パリ行き(2018年)
クリント・イーストウッド監督。列車での乱射テロ事件を阻止した米国人若者3人組を「本人たち」が演じる実話。酷評されたようだけど、まあ確かにw 演技がどうこうではなく、全体の4分の3は事件に至るまでの3人の生い立ちからのんきなヨーロッパ旅行を描いてて、青春ものとしてもイマイチ。「全ての行動は運命に導かれたもの」的なことは入ってるけど、物語を引っ張る力はほぼ皆無。さすがに事件が起きてからはものすごい緊張感で見応えあるけど。演技の良し悪しってわかんないよ。素人演技っても、字幕ではまったく普通に見えるし、日本語吹き替えはプロがやってるしw イーストウッド的に「必要なときに必要なことをちゃんとやる人」をアメリカ人として誇りたかったんだろうなあ。ところで、デブと言われてた彼が1年必死に努力して精悍な体つきになったのは、どうやったんだ? いっぱい食べて太って順番逆にした?? あと、

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2019/10/17

最近観た映画メモ「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」他

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(2012年)
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2017年)
アクト・オブ・キリング(2014年)
ゼロ・ダーク・サーティ(2012年)

●ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(2012年)
画面は美しいファンタジーで、思わず息を飲む映像が満載。これは映画館で見たかったかも。トラと太平洋を漂流する前の段階がけっこう長く、ほら吹き男爵の身の上話のようで面白い。訪ねてきた作家の取材に答える形式ってのも安心感があるし、リズムもいい。幻想のような漂流話も全部面白かった。で、ラストのアレには驚いた。せっかく面白いファンタジーとして見終わるところだったのに、解釈=救命ボートでの出来事を思い返して考えることを強制されてしまうw 宿題をどーんと渡された気分。上手いなあ。

●ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2017年)
面白かった! マクドナルドを世界的フランチャイズチェーンとして成功させたレイ・クロックの実話。本当の創業者(フォード式に効率的な飲食店システムを作った)マクドナルド兄弟との対立。クロック役のマイケル・キートンがめちゃくちゃイイ。ほぼ独演会状態。力んで演説調になるとやっぱりビートルジュースになっちゃうところが大好きw 兄弟のジョン・キャロル・リンチとニック・オファーマンもイイし、ローラ・ダーンもイイ。野心はあるがイマイチなビジネスマンだったクロックが、全身全霊でマクドナルドのフランチャイズ事業を拡大するも財政的に苦戦。

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2019/10/08

最近観た映画メモ「ある日どこかで」他

グッバイガール(1977年)
チャイナタウン(1975年)
ある日どこかで(1980年)
ビッグ・ウェンズデー(1978年)

●グッバイガール(1977年)
ほのぼの良かった。「ジョーズ」と「未知との遭遇」の間のリチャード・ドレイファスがよく喋るウザい舞台俳優を演じてアカデミー主演男優賞取った(オレが取ると思ってたよ!ってガッツポーズして不評買ったのってこれだっけ?w)。お話は、何度も捨てられてしまう子持ちでダンサーの女性が、ひょんなことから売れない舞台俳優の男と同居する羽目になる話。マーシャ・メイソンの感情のジェットコースター演技も含め、こないだ見直した「アリスの恋」にかなり近いというか、話の骨格はほぼ同じ。アメリカンニューシネマが終わり、「スター・ウォーズ」で映画の価値観がひっくり返る直前の、こういう70年代の映画の雰囲気、けっこう好き。

●チャイナタウン(1975年)
若くてカッコいいジャック・ニコルソンの独演会のハードボイルド。私立探偵が巻き込まれる水利権の陰謀。実に映画らしい落ち着いた美しい画面。ゆったりしたテンポの展開を見てるだけですごい満足感がある。ポランスキー本人も登場w 大監督のジョン・ヒューストンが黒幕の実力者を演じるんだけど、

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2019/09/29

最近観た映画メモ「スリー・ビルボード」他

スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年)
シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年)
スリー・ビルボード(2018年)

●スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年)
第1作もそうだったけど、若々しいカーク船長やスポックがいいなあ。昔のスタートレックみたいなちょっとコメディ調で始まって、このままずっとこの調子だったらどうしよう。。とか思ったけど、最初だけだったw 面白かった。あの手強すぎるキャラクター(ベネディクト・カンバーバッチ)が帰ってきた。あの時とはカークとスポックの役割がひっくり返ってるのね。スポック、感情を捨てたわけじゃないってのが良かった。ところで、宇宙船の描写は超満足するものだったし、手ブレ風な画面もカッコいい。なのに、宇宙の戦いの描写とかって僕的にそんなにワクワクするものじゃなくなっちゃってるな。。。残念ながら。

●シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年)
前作は大好き。今回も面白かった。ベネロペもラルフも生き生きしてる。ベネロペのちょっとしたモーションに感動してしまう。ただ、二人の

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2019/09/26

最近観た映画メモ「ダークナイト ライジング」他

ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男(2018年)
ダークナイト ライジング(2012年)
猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年)

ダメだ、ペース落ちすぎ。4日に1本。落ち穂拾いまだたくさんあるのに。っていうか追加してるから増えちゃってる。

●ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男(2018年)
良かった。「ライトスタッフ」みたいに勇気がみなぎってくる映画として見返す映画になりそう。結果的に勝者になった側からの臆面もない能天気な勧善懲悪って感じで、拍子抜けの感じもあったけどね。地下鉄のエピソードもフィクションだそう。特殊メイクしたゲーリー・オールドマンはチャーチルそのものに見える。チェンバレンもそっくり! 歴史上の人物が高画質の映画の中で動いてるだけでも感動的。秘書の女の子がホッとさせてくれる。英国議会は最近テレビでよく映るから、連続した歴史を感じておもしろい。しかし、ひどい邦題。原題は「Darkest Hour」。せめて「チャーチル」だけでもよかったのに。

●ダークナイト ライジング(2012年)
前作を観たのが10年前。観はじめたらハービー・デントがどうなったとか忘れかけてるっぽいので、「ダークナイト」のあらすじを見たら、あれ?そんな複雑な話だったっけ? とりあえず要点だけつかんで

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2019/09/15

最近観た映画メモ「シェイプ・オブ・ウォーター」他

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年)
ロミオとジュリエット(1968年)
ウエストサイド物語(1961年)

ペース落ちてると思ったけど、とりあえず2日に1本くらいは観れてる。古い順に観てたけど、もうしんどいので、新旧を取り混ぜて進める。

●シェイプ・オブ・ウォーター(2017年)
冒頭から度肝を抜かれたw 「大人」のファンタジーとして、リミッターを外して観客を楽しませるぞ!のファンファーレみたいなものか。全編に渡ってちょっと境界線を越えるくらいのやりすぎだけど、それがおとぎ話感を醸し出す。感動やスリルの要素をいっぱい詰め込んでも破綻がない完成度はすごいし、画面も美しい。デル・トロ的には「ヘルボーイ」のC-3POみたいな印象の細い半魚人を思い出すけど、こちらはたくましい半魚人。主人公と半魚人が孤独なのはもちろん、他の主要登場人物もほとんど実質的に孤独なのね。ところで、あれ?主人公の傷跡がある側ってそっちだっけ? と思った時点で、あ、もしかしてこれは!って、ラストも腑に落ちた。だって主人公は口がきけないんだもん。

●ロミオとジュリエット(1968年)
先日観たローレンス・オリヴィエの「ハムレット」同様、たぶんシェークスピアの戯曲そのまま台本にしてるので、大仰でくどったらしいセリフはしかたない。ミュージカルでもそういうのあるけど、映画化ではなく舞台の映像化。

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