2019/10/23

最近観た映画メモ「運び屋」他

クリント・イーストウッド監督作品特集。これでもうほとんど観ただろうと思ってWikipediaで確認したら、テレビミニシリーズなど含めずまだ15本もあるw どんだけ作ってるんだw

●15時17分、パリ行き(2018年)
クリント・イーストウッド監督。列車での乱射テロ事件を阻止した米国人若者3人組を「本人たち」が演じる実話。酷評されたようだけど、まあ確かにw 演技がどうこうではなく、全体の4分の3は事件に至るまでの3人の生い立ちからのんきなヨーロッパ旅行を描いてて、青春ものとしてもイマイチ。「全ての行動は運命に導かれたもの」的なことは入ってるけど、物語を引っ張る力はほぼ皆無。さすがに事件が起きてからはものすごい緊張感で見応えあるけど。演技の良し悪しってわかんないよ。素人演技っても、字幕ではまったく普通に見えるし、日本語吹き替えはプロがやってるしw イーストウッド的に「必要なときに必要なことをちゃんとやる人」をアメリカ人として誇りたかったんだろうなあ。ところで、デブと言われてた彼が1年必死に努力して精悍な体つきになったのは、どうやったんだ? いっぱい食べて太って順番逆にした?? あと、
「あれ??」っておかしな感覚に陥ったのは、まず冒頭で現在の3人の姿が映ってから、小学生時代に飛ぶんだけど、「2005年に彼らは小学生だった」ってことが感覚的に受け入れられず、この子たち誰?って思っちゃった。2005年って昔なんだねw
実際の事件についてはらばQで知った。2015年夏だよ!ペース早いなあ。
http://labaq.com/archives/51855773.html
テロリストを取り押さえた際の実際の映像。
https://youtu.be/3TPHtEEwFx4
オランド大統領と彼らが出てる表彰式の映像。これだけ材料が揃ってたら、本人たち出しちゃえ!ってことになるねw
https://youtu.be/Gcs5OH4uJIU

●ハドソン川の奇跡(2016年)
クリント・イーストウッド監督。上の前作。トム・ハンクスが機長で主演。この不時着事件もニュースやウェブで見てたなあ。こちらは若い頃の回想がほんの一部出てくる以外、事故後の回想や事故前や悪夢やフライトや救助の一部始終や事故調査委員会の公聴会などが時系列入り乱れる構成。事故とその後、というシンプルな話なんだけど、時系列を変えることでうまいこと引っ張ってくれる。面白かった。この映画でもイーストウッドは「必要なときに必要なことをちゃんとやる人=プロフェッショナル」の誇らしさを謳う。公聴会でのシミュレーションがいちばん怖かったw 映画では「空港に引き返せたのに不時着させた容疑者」扱いだけど、実際にはずっと英雄とされ、調査委員会の取調べは型通りで厳しくなかったそう。あと、救出に関わった人々を大勢本人役で出演させたそうで、それが「15時17分、パリ行き」につながったのね。

●トゥルー・クライム(1999年)
クリント・イーストウッド監督主演。無実の罪で死刑になりそうな男を救おうと奮闘する、アウトロー記者の話。めちゃくちゃ面白かった。クライマックスなんか間に合うのか?間に合わないのか??手に汗握ってドッキドキ。細かいけどツッコミたい重要部分はいくつもあるんだけど、珍しくスッキリ終わるからいいや。あと、なんでイーストウッドって自分をだらしないダメ男だがモテモテって役にするんだろうねw この映画のとき69歳よw 20歳若くてちょうどいいくらいの役w

●運び屋(2018年)
クリント・イーストウッド監督主演。仕事一筋過ぎて家族にも見放された、かつて名園芸家だった男が、インターネットに押されて食いつめて麻薬の運び屋となる話。めちゃくちゃ面白かったし、良かった。じ〜〜んと来た。「グラン・トリノ」とちがって飄々としたじっちゃんで妙に明るく、見ていて楽しいし。やはりダメ男でモテモテw 苦虫噛み潰した表情も健在で、まだまだイケそう。ジジイっぽくヨロヨロしてたりするけど、あれは明らかに演技だしw 吹き替えの多田野曜平が山田康夫に寄せててめちゃ良い。

●人生の特等席(2012年)
クリント・イーストウッド主演、いつものようにプロデューサーもやってる。監督は昔からの仲間に安心して任せたらしい。自分勝手に生きてきたプロ野球の老スカウトマンと、遠ざけられてきたと感じている娘(エイミー・アダムス)の話。面白かった。わかりやすく先が読めちゃう感じだけど、ちゃんと「スカッと爽快!」だし。邦題はうまいところから取ったと思うけど、原題「Trouble with the curve」は映画内のセリフでは「カーブが打てない病(奴)」で、思いっきりネタバレ。主人公の人生に引っ掛けたダブルミーニングなんだろう。ただ、3本続けてジジイの話だったのでちょっとウンザリw

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