2020/05/20

最近観た映画メモ「鷲は舞いおりた」他

続・激突!/カージャック(1974年)
シャンプー(1975年)
スター誕生(1976年)
鷲は舞いおりた(1976年)

1970年代半ばともなると、知らない昔ではなく、空気感も覚えてる時代。「現代」と言いたいところだけど、74〜77年あたりは中学生の頃で、40年以上前の大昔なんだけどね。

●続・激突!/カージャック(1974年)

スティーブン・スピルバーグの劇場映画デビュー作(「激突!」はテレビ映画)。続編でも何でもない。77年にテレビで観た当時も面白いと思ったけど、今観たら隅々までめちゃくちゃ面白い! 「激突!」はすごかったに決まってるけど構図はシンプルで特殊。「カージャック」は一般の映画に近く、スピルバーグの上手さが際立つ。

スピルバーグは当時27歳、誰よりも映画にくわしくどう撮ったらどう見えるか知り尽くしてるキレッキレの切れ者監督ぶりが目に浮かぶ。「ジョーズ」以降の活躍がなくても、この2本で映画史に残ったかも。何十本も監督作品観たけど、上の方だろう。実話ベースだけど、原案もスピルバーグ。音楽はジョン・ウイリアムス。

テキサス。犯罪歴のため福祉局に小さい息子を養子に出されてしまったゴールディ・ホーン。軽罪で服役中の夫を脱獄させ、息子を取り戻すべく

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2020/05/13

最近観た映画メモ「猿の惑星」シリーズ

猿の惑星(1968年)
続・猿の惑星(1970年)
新・猿の惑星(1971年)
猿の惑星・征服(1972年)
最後の猿の惑星(1973年)

なかったことになってるティム・バートン版や「猿の惑星: 創世記」からの新三部作は観た。そういえば元祖「猿の惑星」って子供の頃以来ちゃんと観たことないな。5本見ると円環構造につながった話になってるそうで、そのうちあらためて観てみようと思ってた。イレギュラーに入れ込んだこの5本(68年〜73年)を見終わったので70年代に戻るのだが、よく見たら次に見るのが74年作品なので、たまたま正しい並び順になったわ。

●猿の惑星(1968年)

ちゃんと通して観たのはたぶん1975年以来かも。フランクリン・J・シャフナー監督、チャールトン・ヘストン主演。DVDパッケージでネタバレしてたりするラストのアレはマジに驚愕だったw 

全1時間52分中、宇宙船不時着から砂漠を経て、ヘストンが猿たちに捕まるのが35分くらい。けっこうそこまで長いのね。テレビではカットされてたかも。猿の国にいるのが50分くらいで、慌ただしく、すぐに逃亡の旅へ。小学生ときの記憶では、捕まってジーラ博士たちと会って裁判やって逃げ出すまでのエピソードの印象が薄かったんだけど、たしかにエピソードは少なく、けっこうシンプル。あとは遺跡の

2020/05/08

最近観た映画メモ「博士の異常な愛情」他

死刑台のエレベーター(1957年)
お熱いのがお好き(1959年) 2:21  U-NEXT
リオ・ブラボー(1959年)
博士の異常な愛情(1964年)
未知への飛行(1964年)
夜の大捜査線(1967年)

ここまでで一応、70年代以前の映画を追加した分は終了。今ちょっと特殊な映画を60〜70年代にかけてシリーズ5本観るのを進行中。その後で70年代をちゃんと再開する予定。

●死刑台のエレベーター(1957年)

ルイ・マル監督。ジャンヌ・モロー、モーリス・ロネ、リノ・ヴァンチュラ。音楽はマイルス・デイビスが即興でつけたそう。

社長の妻と社員の不倫カップルが、邪魔な社長を殺す完全犯罪を計画。証拠を残したことに気づいた男がビルに戻るも、たまたま電源を落とされてエレベーターに閉じ込められる。待ち合わせに現れない男を探して夜の街をさまよう女。一方、男のクルマを乗り逃げした無軌道なチンピラカップルは、、、って話。

面白かった。ちょっとした偶然から思わぬ方向に転がっていく系。重大なツッコミどころはいくつもあるけど、25歳で撮ったデビュー作とのことで、瑞々しい感じはした。夜のシーンも含め、なんかきっちりした清潔な白い画面。マイルス・デイビスの音楽はちょっとクドい。

●お熱いのがお好き(1959年) 2:21 U-NEXT

ビリー・ワイルダー監督、トニー・カーティスとジャック・レモンとマリリン・モンロー。声が広川太一郎と愛川欽也と向井真理子。こりゃ楽しい。「ショウボート」とかに出てたゴムみたいな笑顔のジョー・E・ブラウンも出てる。

シカゴ。有名な「聖バレンタインの虐殺」を

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2020/05/01

最近観た映画メモ「ヒッチコック」他

間違えられた男(1956年)
ヒッチコック/トリュフォー(2015年)
ヒッチコック(2012年)
鳥(1963年)

70年代に戻るために古い作品をどんどん消化するつもりだったはずなのに、ヒッチコックに捕まってしまった。

●間違えられた男(1956年)

ヒッチコック監督、ヘンリー・フォンダ主演。妻と二人の子供と暮らす貧しいバンドマン、妻の歯の治療費を借りようと保険会社を訪れたところ、以前入った強盗と瓜二つだったらしく通報され、逮捕されてしまう。保釈後、無実を晴らすため、弁護士(アンソニー・クエイル)を雇うが、困難は続く。妻は精神を病み始める、、、という話。実話だそう。

エンドマークが出た瞬間思ったのは「何だこりゃ?」だったw 実話を忠実に映画化したならしょうがないんだろうけど、証拠や証人についてのバランスがすごい変。逆に作為的というか。「事実は小説よりも奇なり」か。黒幕がいるんじゃないかとか、記憶に無いだけで本当はやったんじゃないか?とか、フィクション的に惑わされてしまう。

ストーリーは奇妙な感じだけど、ヒッチコックは淡々とテクニックを発揮するって感じ。かわいそうなおじさんを