2026/07/30

最近観た映画メモ「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」


●アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(2025年)3:18 アメリカ Disney+

(前半でボロクソ書きますけど、後半では評価してますのでw)
前作は苦手だったけど、今作は「史上最高額級にお金がかかった映画」とのことで、とりあえずざっと観ておくか、と。しかたなく、Amazon prime ビデオでレンタル課金500円。ところが、ガーン! Disney+にもあったのだった! もったいないorz まあ、3時間超を急いで観なくていいのはマシw

監督:ジェームス・キャメロン、出演:サム・ワーシントン、スティーヴン・ラング他

シリーズ第3作。ジェイク一家は人間の子であるスパイダーをハイキャンプに送り届けるために旅に出る。パンドラの神のような存在エイワに裏切られたと信じるアッシュ族と組んだクオリッチ大佐が、一家に立ちはだかる……という話。

彼らが異星人ってことはすっかり忘れられ、擬似インディアンも通り過ぎ、「都合のよい、絵になる未開人」でしかなくなってる。(サイズと肌の色を除けば)体も精神構造も文明への理解も人類とほぼ同じw だったら、普通に人間対人間の話のほうがスッと入ってくるのに。

また、前作からさらにパワーアップしたキラキライルカ絵志向。青い海中でクジラと戯れ、蛍光色あふれる暗い森、空には虹色に光る帆船などなど、行くところまで行ってて思わず笑ってしまうw

また、始まってすぐ、家族の揉め事や若者の無理解で過剰に感情を揺さぶってくる。もうその時点でかなり不快w

とはいえ、僕の好みとは違うけど、こういう映画をきっちり大ヒットさせるキャメロンはすごいw

あと、前作もそうだったけど、一歩引いて見るとジェイク一家は「世話になった人々を災難に巻き込む、迷惑な居候家族」でしかなく、観客としては居心地が悪いw

……で、一時間ほどすぎたところから、クオリッチ大佐の人間味が出てきて面白くなる。第3作までは大佐の成長物語では? 「スター・ウォーズ」が実はダースベイダー=アナキン・スカイウォーカーの物語だったように、ひょっとすると「アバター」はクオリッチ大佐の話なのかもしれない。

クライマックスの「上向きの浮力が利いてる中での戦い」はかなり新鮮! 火と岩が飛び交う中での格闘シーンは、あ!この迫力でムスタファのアナキン対オビ=ワンを描いたらすごいぞ、などw

・いやしかし、パンドラのあらゆる部族や生物が結集して人間/スカイピープルと大決戦に臨む……って、前2作でもやってなかったっけ?w

・「やたら感情を揺さぶってくる」といえば、ジェイクが自ら「原因」を取り除こうとするシーン。これはキツかった! でも結局、予想通り「揺さぶっただけ」なんだよなあ。

・学者のおっさんもイイ。この「侵略戦争」の根本、損得や信念で動いている人間たちのドラマのほうが躍動感がある。あの人たち、どうなったんだろう?

・何にしても長い!w 3D上映前提の、映画というより遊園地アトラクション映像の長大版ではあるけど、だからこそ、もっと短めに濃くまとめてもよかったと思う。

・みんな大好き、パワーローダーw

・冒頭部分を他のディスプレイと見比べた結果、Meta Quest 3で鑑賞(全編ではないけど半分以上)。多少疲れるものの、緻密な大画面でほぼ映画館のように観られる。配信映画用としてもっと普及してもおかしくないし、3D版も配信してほしい! キャメロン監督にとっても、今後のVR没入映画の下地作りとしても有効だと思う。

かにファクトリー by 甲羅組

 7月16日に敦賀にオープンした「かにファクトリー by 甲羅組」。7月1日のお披露目会に行ってきたのですが、写真の整理ができておらず、ようやくアップします。

僕はマスコットキャラクターを担当しました。広い館内のあちこちの壁面にキャラクターがいっぱい! このほかにもいろいろ写真を撮ったので、順次アップしていきます。


2026/07/29

Tools web shopが8月いっぱいで閉店

え〜! Tools web shopが8月いっぱいで閉店だそう。頻繁に使ってたわけじゃないけど、コピック関連はずっと、コピック公式サイトで色を選んでこちらで買ってた。とりあえず、補充インクを何本か注文したけど、PMパッドとかも買っとくかな。。。

2026/07/28

かにファクトリー限定商品にキャラクター


かにファクトリー限定商品の羽二重餅の包装紙に公式キャラクター「コウ」!


かにファクトリー限定商品の「かにパイ」の包装紙に公式キャラクター「セイコ」!

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2026/07/25

最近観た映画メモ「雪風 YUKIKAZE」


少し惜しかったり引っかかりが残る映画ほど、映画メモを書くのが楽しくて、長文になってしまうw

●雪風 YUKIKAZE(2025年) 2:00 日本 Amazonプライム

幸運艦と呼ばれ、太平洋戦争を最後まで生き抜いた駆逐艦「雪風」。ミッドウェー海戦から戦艦大和に同行した沖縄特攻作戦、そして戦後までを描く。

監督:山田敏久、出演:竹野内豊、玉木宏、奥平大兼他。久しぶりに田中麗奈を見たけど、そこそこ歳を重ねた和装姿の彼女には「昭和の大女優」のような風格があって驚いた。

雪風の戦歴自体が興味深いので退屈はしなかったけど、不完全燃焼な感じ。こういった日本の戦争ものではたいてい、故郷に残した妻や子供、恋人の話に時間をかけて感動要素にするけど、この映画では割とあっさり描かれている。

それが盛り上がりに欠ける原因だとしたら、ベタではあっても、やはりそういう要素は必要なのかもしれないな(まあ、そうやってどの映画もだいたい同じ印象になってしまうのだがw)。

ところが、終戦→引き揚げ船としての描写からエンドタイトルまでの約10分間の、唐突な感動要素のてんこ盛り! しまいには「泣ける映像」+主題歌フルコーラスw

CG/VFXは少し物足りない。派手な見栄えより現実っぽさを優先したのか、立体感が乏しくて少し違和感がある。海面に船が上滑りしたりするし。

それ以上に不満なのは、見たい構図をぜんぜん見せてくれないこと。駆逐艦の映画なんだから、低い視点からの海上を疾走する雪風の雄姿をもっと堪能したいのに。

もしかすると、VFXでは波がうねる海面の描写の技術的ハードルが高く、そうしたカットを避けたのかもしれない。(「男たちの大和/YAMATO」(2005年)でも、戦艦大和の横からの全体ショットが極端に少ないのはがっかりだった)

艦上の人物のシーンでも、そこが雪風のどの部分なのかを示す全体ショットがなく、艦全体の大きさや空間がつかみにくい。構造物の一部だけを再現した小さなセットで撮っている感じ。

ところで、「戦争の悲惨さを描く」ははずせないにしても、雪風の場合は「どうかしてるくらい幸運な艦/不死身の艦」という誰もが知ってるイメージがあるんだから、少しは娯楽映画に振ってもよかったと思う。もっといえば、痛快さを出してもよかったのではないか?と。そんな題材、珍しいんだから。

せめて、爆弾や魚雷をひらりひらりとかわし、真っ白な水柱や水煙の中からビショビショになりながら無傷で姿をあらわす雪風! みたいな描写でもあれば。(それが、三角定規を構えた艦長が叫ぶ、ではねえ……)

・「ゴジラ-1.0」(2023年)で雪風の活躍を堪能しただけに、本作にも期待していた。あちらは寺内正道艦長まで本人そっくりに再現するほど力が入っていた。

・唯一の「戦果」シーン。巡洋艦への砲撃や空母への魚雷命中は事実ではなさそう。実際には攻撃自体はあったが、命中は確認されず、戦果を誤認して報告したらしい。

・不発のロケット弾、海に捨てればいいだけでは?と思ったら、捨てたとき爆発すると危険なのかな。しかし、作業を大勢で見守るのはいかがなものかw

●親父が「雪風が建造されてるところを見た」と言ってた、の件

1972年頃。ブームだったプラモデル、ウォーターラインシリーズの「雪風」(当時100円!)を作ってたら、親父が「神戸で『雪風』が建造されてるところを見たことがある」と言い出した。

当時小学4年生だった僕でも「時代が合わないんじゃね?」 と違和感があったものの、へ〜!そうだったんだと半分だけ納得してた。

数年前にその謎が解けた。親父が見たのは海上自衛隊の護衛艦「ゆきかぜ」だったのだ。

親父は1952年に開校した神戸商船大学の一期生だった。「ゆきかぜ」は神戸の造船所で1954年に起工、1955年に進水しており、時期がぴったり一致する。そういうことだったのか! なるほど〜。

ちなみに、この自衛艦「ゆきかぜ」、長門勇主演の映画「駆逐艦雪風」(1964年)では旧海軍「雪風」役として撮影に使われている。1985年に除籍、翌年に海没処分された。

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2026/07/24

マンガ「ファンシー革命」と、創作の動機

Facebookで教えてもらったサンリオ的キャラクターデザイナーのマンガ「ファンシー革命」1〜3巻をざっと読んだ。全3巻かと思ったら「4巻に続く」だったのね。

(架空の)サンリオ的会社に入社して、ライバルでもある同期社員と切磋琢磨し、先輩社員に鍛えられながら、社内コンペを戦い、商品化を目指す……的な話。

キャラクターをファンシー商品として販売、受け入れてもらうために、主人公の描いたキャラに対するいろんなダメ出しやヒントの数々、こりゃ参考になる!

ファンシーキャラが題材なため、基本「カワイイ」を軸としてのキャラ制作の話。主人公や同僚らの、カワイイやキャラに対する思い、創作の動機なども語られる。そのへん、ドラマ「君の好きは無敵」とも共通するのだが……。

それでふと気づいたのは、僕は「カワイイ」は動機じゃないなあ!って。昔からずっと「このヘンテコな絵で笑ってほしい、形と色で驚いてほしい」だったかも。

ここ20年くらいは、「形と色の魅力を見せる最小単位としての、『キャラクター』という便利な形式」という考えもあった。

元々は、小学生時代に同級生が描いてた変な絵が大好きで、ああいう面白い絵を描きたいというのが根本にあった。リアル絵に走ったこともあるけど、基本は「(シチュエーションじゃなく)形や色で笑わせたい、できれば驚かせたい」だった。

リアル傾向も描ける人の場合、「怖い絵」「気持ち悪い絵」にも行きがちだと思うけど、僕の場合、そちらには行かなかった。

2000年から数年間ハマったZBrushでもそうだった。おもしろキャラをすっきりシンプルに作ってた(ZBrushはシンプルに作るのに向いてないと判断してModoに移行したのだが)。

ZBrushで複雑な作り込みができるようになるにつれ、ユーザーたちは超リアルな人物や、怖くて不気味なクリーチャー/モンスターを作るようになる、という印象だった。

ZBrush Centralにはそんな作品ばかり投稿されるようになっていった。まあ、ハリウッドのVFX業界では、そういう需要が大きかったんだろうけど。

まあ、「笑わせたい気持ち」を基本に、応用として「カワイイ」も取り扱っておりますw

2026/07/22

最近観た映画メモ「落下の解剖学」



●落下の解剖学(2023年) 2:32 フランス Amazonプライム

「プロジェクト・ヘイル・メアリー(2026年)」のザンドラ・ヒュラー主演。賞を取りまくってる映画なんだけど、第76回カンヌ国際映画祭では、本作が最高賞のパルム・ドール、同じくザンドラ・ヒュラー主演の「関心領域」(2023年)が次点のグランプリを受賞とのこと(つまり、彼女の主演作がカンヌの1位と2位)。人を突き放すような独特の魅力があり、こりゃもう引っぱりだこだろうなあ。

監督:ジュスティーヌ・トリエ、出演:ザンドラ・ヒュラー、スワン・アルロー他

フランスアルプスの山荘で、作家サンドラの夫サミュエルが転落死する。第一発見者は、弱視の息子ダニエルと愛犬スヌープ。事故か自殺か、それとも殺人? サンドラに疑いがかけられ、裁判が始まる。夫婦間の確執や、作家志望でもあったサミュエルの内面までもが暴かれていく……という話。

さすがの見応え! 面白かった。つかみどころがなく不安にさせられる女性作家の態度、証拠として提出された夫婦の言い争いの録音、過去の過ちが次々にえぐり出される過程など、どれも目が離せない。

11歳のダニエル少年の、弱視ながらもつらい現実に一生懸命に立ち向かう姿もいい。練習しているピアノの上達によって時間の経過を表現するなど、演出も凝ってる。

ボーダーコリーのスヌープも重要な役! 俳優犬のメッシくんはカンヌでパルム・ドッグ賞(最優秀犬賞)を受賞! 瀕死のシーンが迫真すぎて、「何かヤバい薬飲ませたんじゃ?」と心配になったけど、そのシーンの訓練風景の動画を見て、演技とわかってホッとしたw

ただ、やはり2時間半は長すぎるかなあ。僕がせっかちすぎるんだろうけどw

・フランスを舞台に、ドイツ人である主人公が裁判で言語に苦労するのがテーマの一つらしいんだけど、日本語吹き替え版で観たのでそのへんは不明(途中、原語版に切り替えたところ、主人公が英語で、検事がフランス語で話してた)。

・冒頭で夫サミュエルが最大ボリュームで流すクソやかましい音楽は、僕の大好きなスティール・パン。確かにやかましいw そういえばドラマ「誰にも言えない」で佐野史郎が聴いてたのもスティール・パンだった。陽気なのに不穏。ちょっと病んでる人が聴くのにピッタリなイメージなんだろうか?w 

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2026/07/21

HUDカラーピッカーの色が淡い件




Mac版のみ、PhotoshopのHUDカラーピッカーの色がしばらく前から淡くなってる気がするけど、こんなもんだっけ? 2023年のスクリーンショットがあったので比べてみると、やはりかなり淡い。カラマネの設定は同じなんだけどな。

(HUDカラーピッカーを使ってる人は少ないと思う。僕の場合、板タブを使うとき描画範囲を画面の一部に割り当てる機能プレシジョンモードを多用する都合です。画面端のカラーピッカーを使うためにプレシジョンモードをいちいちオフにしなくていいHUDカラーピッカーが便利なのです)

ニール・ブロムカンプ監督が生成AIによる映画制作のテスト

 ニール・ブロムカンプ監督が生成AIによる映画制作のテストとして作った13分6秒の短編映画。

NIGHTBORNE — A Neill Blomkamp Sci-Fi Film. Fully AI (4K)

ちゃんとコンセプトアーティストや俳優を使って撮ってるとのことで、単純に「プロンプト書いてAIで動画生成(いわゆる、出所のわからない既存学習イメージを利用など)」とは次元の違うものなんだろうけど。

生成AIってこと忘れるくらいよくできてる。「ゲームエンジンを使ったリアルタッチな映画」よりぜんぜん本物の映画っぽく見える。ブロムカンプらしい埃っぽい質感もあるし。

こんなのできちゃうの見せられちゃったら、世の映画監督たちがこぞって生成AIのテストを始めそうだw

ブロムカンプ監督のX投稿
拒否反応すごい!

●先日オープンした「かにファクトリー by 甲羅組」内のシアターで上映されているショートムービーが生成AIによるもの(僕は直接関わってない)。ちゃんと楽しめるアニメーションになってて驚いたのでした。

キャラクターデザインした本人が見れば、キャラの顔や手足などの形状が微妙に変わるなど不安定な部分もあったものの、本格的な映像制作プロダクションによらずに「アニメーション映画が作れてしまう」が衝撃だった。

生成AIを使ったアニメーションは急激に増えていくに違いない。そのへん踏まえてないとヤバいな。自分がどの部分をやるか?の見極めをしないと時間を無駄にする(もしかしたら3DCGをマジに見限る必要があるのかもしれない、という)。

●追記

僕は個人的には、スケッチの立体化などまあ控えめに生成AIを制作に利用してきましたけど、仕事では上で書いた「かにファクトリー」のシアター映画のようなものが現実に作られるようになってるわけで(今までも、キャラをAIで動かしたいとか加工したいとかも何度もあった)。ここ3年くらいで時代が変わった実感がある。



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2026/07/20

2026新北市兒童藝術節は昨日で閉幕



2026新北市兒童藝術節は昨日で閉幕しました。
これはザクロとベリーのミックスジュースらしい。

2026/07/19

最近観た映画メモ「ひつじ探偵団」


●ひつじ探偵団(2026年) 1:49 イギリス・アメリカ Amazonプライム

イギリスの田舎町。羊飼いのジョージが何者かに殺されてしまった! 賢い羊のリリーを中心に、犯人探しがはじまる。ジョージが毎晩羊たちに読み聞かせていた推理小説の探偵のように……という話。

監督:カイル・バルダ、出演:ヒュー・ジャックマン、ニコラス・ブラウン他。

面白かった〜。動物がしゃべる系のコメディ。ミステリーとしてはユルユルなんだろうけど(もう一捻りあると思ったw)、ほのぼの楽しめた。CGやパペットを駆使して作られたという羊たちが本当によくできてる。生きてるとしか思えない。それぞれキャラ立ちしてるし。リリーをなでたくなったw

普通にiPhoneなども出てくる現代の話なんだけど、どう見ても「昔ながらのイギリスの田舎町のミステリー」感があるのが面白い。善良に見える7人の容疑者(遺言書に書かれた人たち=利害関係のある人たち)にも、それぞれ暗くて嫌な面がある。閉鎖的で陰険な村社会。ジョージはけっこう大変なところで暮らしてたのねw

・監督のカイル・バルダはILMやピクサーで数々の有名作品に関わり、その後「ミニオンズ」などの監督を務めた人。キャラの活かし方を心得てる!

・ヒュー・ジャックマン、え〜〜!もったいなくない??と思ったけど、前半や回想シーンなどで羊たちに向ける暖かい笑顔を見て、ああ、ピッタリだ、と思った。

・巡査役のニコラス・ブラウンは地味すぎて、中盤でようやく「え?この人が主役の人間なんだ??」と認識したほどw

「かにファクトリー by 甲羅組」のCM

 「かにファクトリー by 甲羅組」のCM。キャラたちが生成AIで3Dアニメーションのように動くバージョン。


ドラマ「君の好きは無敵」第1回

 キャラクターデザイナーのドラマ「君の好きは無敵」第1回、見てみたメモ

・初回アバンタイトルから、いきなり「相場」とかシビアな話でびっくり。

・ゼロからのスタートかと思ったら、裏切られ夢破れた猛者のリベンジだった。

・たぶんコンサルタントやビジネスなどの話がメインになるんだろうな。

・「シャイニング」を安っぽいおもちゃにするのヤメロ!ぜんぜんおもしろくない! マジで。

・小道具がXPPenの液タブ!WACOMじゃないの珍しい?

・エンディングが星野源の曲(手踊り付きw)

僕的にはかなり毒かも。今風の軽いドラマではあるものの、ときどき核心を突いてくる。キャラ仕事をしているときに、このドラマのことを思い出したくないw なので次回以降を見るかどうかは未定。ダイジェストくらいは見るかも。

●追記

第2回もTVerで見た。やはり、今風の過剰なおふざけ演技が不快だし、いかにもドラマな対立構造や人物配置も鼻につく。締切を平気でやぶるのはいかがなものか。また「シャイニング」を安いおもちゃにしてて腹立つw

しかし、ときどき核心を突いてくる瞬間はなくもない。「カワイイには勝負させない」もいいな。……次回も見るか。

思ったのは、「サンリオ的会社をドロップアウトした凄腕キャラクターデザイナー&凄腕のコンサルタント」vs「サンリオ的会社(悪者の社長)」という構図は、初めから頂上対決で、かつ、身内対決。それでいいのか?

「野良デザイナーが凄腕コンサルタントと組んで最底辺からのしあがり、サンリオ的会社と渡り合うようになる話」でないと、夢がないのでは? とか思ってしまう。特に、クラスに数人いると思われるマンガやキャラを描きたい子たちにとっては。

むしろ、「サンリオ的な大企業に一度入って、そこでトップデザイナーになるほどの実力がなければやっていけないのか……」と思われそう。

「最強の才能を持ちながら裏切られ、ドロップアウトした主人公が、優秀な助言者と組み、その才能を正しく使って古巣に挑む」という構図。

たぶん、「追放もの」に近く、「異世界転生」や「なろう系」の物語形式も関係ありそう(よく知らんけど)。

今後どうなっていくか、楽しみ……あれ? 楽しみになってるわw

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2026/07/18

「Pu-Chan Togetoge/刺刺噗醬」の3Dレンダリング



「Pu-Chan Togetoge/刺刺噗醬」の3Dレンダリング。これのモデルデータをインフレータブルに加工。地面の敷物はAdobe Illustratorで制作してプリント。フルーツ浮き輪は台湾で購入可能なものを探してもらった。





2026/07/17

最近観た映画メモ「プロジェクト・ヘイル・メアリー」



●プロジェクト・ヘイル・メアリー(2026年) 2:36 アメリカ Amazon

SNSではずいぶん話題になってたけど、ネタバレを避けてたため、ほぼ前知識ゼロ状態で見れた。「ライアン・ゴズリング主演で、孤独な宇宙飛行士の話」ってだけ。

監督:フィル・ロード&クリス・ミラー、出演:ライアン・ゴズリング、ザンドラ・ヒュラー他。「LOST」などで好きな中国系俳優ケン・レオンも出てる(吹き替えの声がおじいさんすぎるw)。

宇宙船内で一人目覚めたグレース。「教員の僕が、何でこの船に乗ってるんだ?」……太陽エネルギーを食い荒らす未知の微生物が増殖し、地球だけでなく複数の恒星系に危機が迫っていた。なぜか被害を免れている星がある。以前の実績を買われてスカウトされた彼は、その秘密を探るために何光年も旅してるのだった。ある時、異星人と思われる別の宇宙船に遭遇し……という話。

面白かった。「故郷の危機を救う、心温まるファーストコンタクト&バディもの」って感じか。現在の状況と、宇宙船に乗ることになった経緯が並行して語られる。

同じ原作者アンディ・ウィアーの「オデッセイ」(2015年)と同じく、明るく前向きであろうとする主人公の独り言で物語が進む感じ。全編ほのぼのしてて、極端に怖かったりドキドキする場面はないけど、キューッとする感動シーンはいくつも用意されてる。

まあ、ちょっと長すぎるか。同じ内容で1時間半にまとめたら、もっと楽しめたと思う。あと、あと、あの異星人、人気者にしようという作り手の意図がちょっと過剰かなあ……。

ザンドラ・ヒュラー、見たことあると思ったら「関心領域」(2024年)の収容所長ヘスの妻役! 後半ではかなり冷徹な決断があったりして、キャラ的に合ってるのかも。

ハードSFっぽい顔をしたファンタジーなんだろうけど、惜しいのは、中盤以降で無重力と遠心力による重力の描写があるのに、前半では重力の描写にまったく無頓着なこと。リアリティラインを統一してくれないと、違和感が残る。(追記/わからなかったけど、前半では目的地に接近して減速中で重力が発生してるとのこと)

・萩尾望都「11人いる!」に出てくる岩石人間「石頭」を思い出した。

・ある超有名映画にちなんだネタがあり、ニコニコしてしまう。

・タイトルが言いにくい。「メイル・ヘアリー」から抜け出せないw

・「ヘイル・メアリー」はたぶん聖母マリア万歳!かなと思ったら半分当たってた。「アヴェ・マリア」に相当し、「最後の手段(神頼み)」の意の慣用句。アメフトでは一発逆転ヤケクソ超ロングパスのこと。劇中でもそう説明される。つまり、タイトルが内容を表してるのに日本では伝わらない。「プロジェクト・のるかそるか」「プロジェクト・イチかバチか」がよかったなw

「Pu-Chan Togetoge/刺刺噗醬」2026新北市兒童藝術節

すごい行列ができてる! これはうれしい!

2026/07/16

「かにファクトリー by 甲羅組」がオープン



今日、敦賀に「かにファクトリー by 甲羅組」がオープン。マスコットキャラクターを担当しました。館内の壁面やパッケージなどに展開されてます。
https://www.kanifactory.com/

っていうか、7月1日にお披露目会に行ってきたんだけど、写真を撮りすぎて整理できないままオープンの日を迎えてしまったw また後で載せます。

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2026/07/14

最近観た映画メモ「私がビーバーになる時」


●私がビーバーになる時(2026年) 1:44 アメリカ Disney+

幼い頃から祖母に自然との関わりを教わって育った日系人のメイベル。その森が道路工事のために破壊される! メイベルは、動物たちが暮らしていた森を開発から守ろうと、(経緯は省く)ビーバーになって動物たちの社会に潜入するが……という話。

監督:ダニエル・チョン、声の出演:パイパー・カーダ、ボビー・モイニハン、ジョン・ハム他。

子供向け娯楽映画としてはちゃんと楽しめた。かなりのヒットになったそう。メイベルはひたむきとはいえ、かなり危ない人のように見えてしまうけどね。

細部はちがうけど、「アバター」(2009年)と同じ構造。劇中で「アバターみたいなもの?」ってセリフまで出てくるw ということは当然「潜入もの」でもあるので、動物たちのかわいい見た目やのんきな雰囲気と裏腹に、「バレるかバレないか」のサスペンスがうっすら続く(苦手w)。

・爆笑シーンがいっぱいあった。特に、「逆の立場でそれを使われたら?」の展開は抱腹絶倒w

・キャラとしての動物と、人間から見た時の動物が描き分けられてるのがすごくイイ。そして、それはめちゃくちゃ面白い描写なのに、強調してないのはさすが!

・アニメーションの中なのに、現実に動物や生き物と間近で接したら何が起きるかを詳細に描いてて、予想はしてたものの「え??それやっちゃう?」ってシーンがあって驚いた。

・それにしても、「レッサーパンダやビーバーになってしまう東洋系アメリカ人の女の子の話」が、数年で二本もダブるのは大丈夫なのか?w

・ドリームワークスのCGアニメーション映画のような、変に軽薄でパリピっぽい描写は、ピクサーにはあんまりやってほしくないなw

・キャラクターの目の描写がこれまでのピクサーとちがう。黒目に虹彩がなく、ほぼベタの黒丸。人物のアップ時にほんの少し虹彩が見える程度。

◯以下は僕が純真な子供ならそうは思わないだろうけど、気になった点↓

日系人、自然保護と、リベラル系の匂いがきつい。ジョン・ラセターが離れて以降、「レッサーパンダ」は中国系、「マイ・エレメント」は韓国系、他にメキシコやスペインなどなど、スタッフや監督の出自や生い立ちを梃子にした作品が多い(純粋に舞台にしてるだけのこともある)。それが時代や社会を深く描くことに繋がってるのはよくわかるけど、少々鼻につくのは確か。

「坐禅のように自然の音に耳を傾け、心を鎮める」は僕の思う日本人の感覚とは違う(西洋人が想像する東洋思想っぽい)。メイベルはともかく、祖母まで日系人らしく見えないのはどうかと思った。

監督は中国系、主演は韓国系。日本人がどう関わってるんだろうと思ったら、日系人のプロダクションデザイナー、ブリン・イマギレが制作の中心にいたそう(「バグズ・ライフ」(1998年)からの古参)。また、「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994年)の強い影響を受けてるとのこと。なるほどー。

2026/07/11

最近観た映画メモ「大地震」


新しい映画が続々配信されてて早く観たいのに、Amazonプライムで見つけてしまい、「ネタの宝庫だろう、観たいな」と。次からは新しい映画観ますw

●大地震(1974年) 1:56 アメリカ Amazon

1979年「宇宙空母ギャラクティカ」を観に行った時の併映が「大地震」だった。5年も前の大作パニック映画がなぜ? は、「センサラウンド方式」という音響システムをどちらの映画も使うことから、その方式でヒットした「大地震」との二本立てになったらしい。

監督:マーク・ロブソン、出演:チャールトン・ヘストン、エヴァ・ガードナー、ジョージ・ケネディ他。「ゴッドファーザー」のマリオ・プーゾが脚本だったとは知らんかった!

当時、たいして面白くなかったような気がするけど、強く印象に残ったのは……大地震が起ころうってのに、妻を完全にないがしろにした上で、調子に乗って浮気してるチャールトン・ヘストンが明らかに悪役w 浮気先じゃいい人かよ! 何やってんだ??

チャールトン・ヘストンは勤める建設会社社長の娘と結婚したものの、夫婦仲は冷め切っていた。しかも、ヘストンは事故死した同僚の妻(売れない女優)と浮気している、という冒頭。ここからヘストンが妻を殺害し、ヨレヨレのコートを着た冴えない刑事が現れる……という「刑事コロンボ」のエピソードでもぜんぜん違和感ないw 70年代前半のビバリーヒルズの雰囲気も込みで完璧w

(本当は、上記のヘストン周辺と、警官のジョージ・ケネディ周辺、地震研究所の人々、ダム関連の人々を中心に、LAで起きた大地震と人々を描く話ですw)

70年代パニック映画の構造はたいてい、「一般の人々がトラブルや葛藤を抱えて生きてることが描写される。そこへ最後の審判のように災害や事故が起こり、彼らの精神的な断面が白日の元にさらされる。果たして彼らはそれをどう乗り越えるだろう?」というものなので、まあ、とても正しい作り方w

今回観た感想。前半は、上記の時代的な面白さと、観客は地震が来ると知っててのドラマの不穏な雰囲気がとてもいい感じなのに、地震の後は通りいっぺんのパニック描写とミクロな救出劇ばかりになり、つまらなくなる。ヘストンの土壇場での改心も、そんな急に帳尻合わせられてもな〜、という感じw

・センサラウンド方式は「ズドドドド」って腹に響く強力な低音/低周波だった。「大地震」では非常に効果的だったと思う。「ギャラクティカ」では戦闘機がエンジンをふかして飛行する際に「ズドドドド」ってなったと思う。曖昧な記憶だけど、スクリーンの手前に、円筒形だったか大きな装置があった気がする。

・訪ねてきたヘストンに売れない女優が「コーヒー飲む? インスタントだけど」と言う。当時は「アメリカでもインスタントコーヒー飲むんだ!」とだけ思ったけど、今ならわかる。これは、この女優が裕福でないことを示す記号だったんだ。

・地平線まで崩壊した街全体がマットペイントで、ごく一部が実写、みたいなシーンが多いのだが、大地震にしてもちょっと見境なく壊しすぎだろ?って以外は非常によくできてる。

・キャピトル・レコードのビルが崩壊! なかなか良い特撮、と思った直後、エレベーター落下の血飛沫のひどいアニメーション。これ覚えてたwww

・変名でゲスト出演してる酔っ払いがウォルター・マッソー。あんまり面白くないぞ。

・「刑事コロンボ」の匂いがする件を検索してみた。製作のジェニングス・ラングは1977年の「ジェット・ローラー・コースター」(センサラウンド方式採用!)で「コロンボ」の脚本家チーム リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクと組んでる。同じ時代で同じユニバーサル映画でもあるし、かなり近い地層にあったんだろう。

・前年に公開されて大ヒットした「アメリカン・グラフィティ」のポスターが不自然によく映る。と思ったら、同じユニバーサル映画だった。なるほどw

2026/07/09

最近観た映画メモ「帝都大戦」


●帝都大戦(1989年) 1:47 日本 Amazon

4月に「帝都物語」に続いて見始めて中盤でギブアップ。止まってたのをリスタート。最初から見直した。

1945年、戦争末期。ルーズベルト大統領やチャーチル首相など連合国の要人たちを、霊力を強力な電波に乗せて呪い殺すという作戦。それをジャマして連合軍による帝都壊滅を助けようとする加藤保憲。対するは霊力エリートの青年中村雄昴と、前作で生き延び、成長した辰宮雪子……という話。

監督:一瀬 隆重/ラン・ナイチョイ、出演:嶋田久作、南果歩、加藤昌也、丹波哲郎、野沢直子ほか。特殊効果にスクリーミング・マッド・ジョージ、音楽が上野耕路!

「帝都物語/戦争編」の映画化だが、荒俣宏は「原作を読んだ人は怒らないでほしい」と言ってるらしいw 制作費を減らされて構想が崩れ、実相寺監督にも頼めず、スケジュールが押す中、しかたなくプロデューサー自らメガホンを取ることになったとのこと。

当時、映画館に観に行ったのにほぼ記憶がなかったのも合点がいく。記憶に残らないタイプのつまらなさだったんだな。本来はクライマックスに向けて霊的作戦を盛り上げていくべきなんだろうけど、中盤ではほとんど忘れられ、終盤で思い出したように作戦が始まる。

っていうか、丹波哲郎などが連合国首脳を呪い殺そうとしており、嶋田久作/加藤保憲はそれをジャマして連合軍による帝都壊滅を助けるって、どっちもイヤだw 本当にどうでもいい物語w

まあ、「嶋田久作をたっぷり見せてくれる」という楽しみは確かにあるw あの顔と声だけで画面は十分もってしまうw 特殊メイクもなかなか良いです。

・前作のような有名俳優やゲストが大勢登場する「お祭りイベント」でもないので、ふと我にかえって「いったい何を見せられてるんだろう?」って感じにもなる。

・野沢直子、いいじゃん! 癖の強いおばさん女優としてそのままイケた気がする。

・一瀬隆重って当時1つ上の同世代の若者だったのか。その後のプロデュース経歴はJホラーの代表作ばかり! そう思うと、この作品はいろいろ勉強になったんだろうなあ。

・おかしな空白の時間がある。表情をじっくり捉えようとしてるんだろうけど、単に時間が止まってるだけに見える。余韻でもタメでもなく、無駄時間。観ていて何度も蹴つまずいたような気分になる。

・結局、念じたり祈ったりする場面は、それが設定上どんなに強力な霊的バトルだとしても、映像としては「青筋立てて、なんかブツブツ言ってる人」にしかならないんだよなあ。小説では迫力があったとしても。耳なし芳一的に全身にお経を描いた男たちが祈る場面など、思わず吹き出してしまったw

・霊的作戦の隠された意外な目論見は成功するのだが、じゃあ、他の登場人物たちの奮闘って何だったんだ?  これはひどいw