2026/08/31

最近観た映画メモ「ロングウォーク」



●ロングウォーク(2025年)1:48 アメリカ Amazonプライム

スティーブン・キングがリチャード・バックマン名義で書いた「バックマン・ブックス」4冊のうちの1冊「死のロングウォーク」。当時、1987年頃か、夢中で読んだ。面白かった(下に余談の続き)。

……近未来、全体主義国家となったアメリカ。国民を元気づけるとされる人気イベント、「ロングウォーク」が毎年開催されている。各州から選ばれた50人の若者が最後の一人になるまで昼夜問わず何日も歩き続ける。冷酷な少佐の監視の下、規定の速度を下回ると警告され、三度の警告の後、射殺されるのだ。地元出身のレイモンド・ギャラティもスタート地点に到着。さまざまな境遇の若者たちと共に歩き始める……という話。

監督:フランシス・ローレンス、出演:クーパー・ホフマン、デヴィッド・ジョンソン、マーク・ハミル他。

ただ歩き続けるだけでは映像にしにくいだろうと、ぜんぜん期待してなかったのだが、とても良かった。原作の細部はほとんど忘れてるけど、長い長い道のりを歩き続ける若者たちの会話だけでも十分面白い。過酷な行程の中、連帯意識も友情も生まれるが、それでも一人ずつ脱落していく……。

平たく言えば、ロングウォークは「人生そのもの」。共通の目的があってもなくても、ライバルや敵、友情があり、脱落しないでどこまで行けるか、精神力と体力の限界が試される。

ただ、ラストはどうなんだろ? 原作のままでぜんぜんよかったと思うけど、映画としてはカタルシスが無くスッキリしないから、ああいうことにしたんだろうな。(別バージョンのラストがYouTubeで観れる。期待したラストではなかったけど)

こういった単調になりがちな映画では、たいてい回想シーンを多めに入れるものだが、この映画では回想を最低限に留め、ほぼ「歩く」だけで見せきってるのはすごいと思った。

・マーク・ハミル、ノイズになるかと思ったら、ダミ声がなかなかハマってる。声優で活躍しただけある。

・レイモンドを演じるクーパー・ホフマンって、フィリップ・シーモア・ホフマンの息子だって! 若いのにおじさんに見えてしまうのは惜しい。

・レイモンドの父親役は「見えざる手のある風景」(2023年)の間借り家族の父親のジョシュ・ハミルトン!

・「バトル・ロワイアル」(2000年)が出てきた時、似てるな、と思った。なんと、Wikipediaにはこう書かれてた! 「内容はスティーヴン・キングの『死のロングウォーク』を下敷きにしている。また、城岩町という名前は、キングの小説に度々登場する『キャッスルロック』に由来する。」、へ〜〜!

◯余談の続き

「死のロングウォーク」と「バトルランナー」は、ほぼ一気読み。あとの2冊は「ロードワーク」と「ハイスクール・パニック」(こちらは校内乱射事件への影響のため、キング自身が全世界で絶版にしたとのこと)。

読みながら、左のほうの行が見えてしまうのが惜しくて、手で隠しながら読んだ記憶w 「死のロングウォーク」は、今でもちょっと遠距離を歩いたりするたびに思い浮かぶ。スニーカーは真っ先にマメができるから避けよう……w

「バトルランナー」は1987年にシュワルツェネッガー主演で映画化された。観に行ったものの、小説の面白さがすっかり失われててがっかりだった。最近、「ランニング・マン」として再映画化された。そちらも観る予定。

ところで、バックマン・ブックスの文庫4冊のうち、「バトルランナー」は映画タイアップでシュワちゃんの青い写真の表紙、他3冊は生頼範義っぽいリアルタッチだけど爽やかな感じ。イラストレーターは誰だっけ? しばらく考えてたら「鏡」という名前が浮かんだ。検索したら、当たり! 「鏡 泰裕さん」でした。よく覚えてて自分でもびっくり!

2026/08/28

最近観た映画メモ「見えざる手のある風景」



●見えざる手のある風景(2023年) 1:45 アメリカ Amazon Prime

近未来。暴力的ではないが奇妙にビジネスライクかつ官僚的な異星人「ヴヴ」に支配された人類。仕事を奪われホームレスになる人々もいる。絵を描くのが好きな少年アダム(父は行方不明、母は元弁護士で現在無職だが、まだマシな生活)は、過酷な境遇の少女クロエと仲良くなり、その家族ごと地下室に間借りさせることになる。生活費を稼ぐため、二人は異星人に人気の「恋愛リアリティショー」を配信することに……というコメディ。

監督・脚本:コリー・フィンリー、出演:アサンティ・ブラック、カイリー・ロジャース、ティファニー・ハディッシュ他。

面白かったけど、ずっと居心地悪いw 間借り家族の兄、何あれ?マジムカツクww 爆笑ってより、あっけにとられる系のネタが多い。動画配信のために捻じ曲がってしまう行動の馬鹿馬鹿しさも描かれる。ふざけんな!っていう外見の異星人の描写が面白い。筒井康隆「関節話法」を思い出したw

なぜか、裕福だったり教養や地位を持っていた大人しか出てこない。もしかして、「ちゃんとやっていけるはずの我々」の代表? 中流でこれだと、下流の人たちはどうなるんだ? 「もしも、彼らのような階級がいきなり格差の下側に行ったら?」でもあるんだろう。

いろんなテーマが交錯する。貧富、植民地支配、資本主義、人間の尊厳、アートとは、などなど。異星人が関与することで、人間のいろいろな問題が浮き彫りになっていく。

最初、黒人と白人の思春期カップルという設定は、露骨なポリコレかと思った。近い将来、ポリコレが進んだ結果、人種問題は無いものとして描かれてるのかな? ちょっと不思議な感じ。

「上空に、恵まれてたり金持ちだったり、支配層が住んでいる」って映画、いろいろある。この映画ではさらに「地下と一階」という入れ子構造もあったりする。

近年観た映画でも「ATOM」(2009年)「アリータ:バトル・エンジェル」(2019年)。この二つは「彼らのゴミが下界に落ちてくる」も共通。(宇宙都市だけど)「エリジウム」(2013年)もあった。それで言うと、「機動戦士ガンダム」では富裕層でない人たちがスペースコロニーに住むという、逆なのが面白い。

・主人公の少年アダムが、ファラオというかツタンカーメンみたいな、まつ毛が長くやけに美しい顔で、少々ノイズになってしまった。

・「見えざる手」→アダム・スミス→アダム少年。なるほどぅ!

2026/08/21

今の技術なら人は羽ばたいて飛べる?



今なら、アシストスーツとかパワースーツなどの技術で、両腕を巨大な翼にして飛べるんじゃないか?? と、さっき思いついたw

「素晴らしきヒコーキ野郎」(1965年)のエンディングで、現代の男が両腕というか両脇を鳥のようにパタパタやりながら、アニメーションの原始人に切り替わり、「飛べるぞ!」ってのあった。冒頭には手製の翼で飛ぼうと試みる男も(画像)。

うちわとか段ボールとか両手に持ってパタパタすれば飛べるかな?ってのは誰もが一度はやってみるよねw

肩や大胸筋など極限まで鍛えれば、もしかして飛べるかもしれないとか思ったこともあるけど、鳥の大胸筋がどれだけ大きくて強力か知ってあきらめた。

腕の上下動で体を浮かせるのは、少なくとも「体操の吊り輪の十字懸垂で上下動を素早く数十回」くらいの力が必要。アシストスーツならなんとかなるかもねw

・そういえば、「アナキン・スカイウォーカー」のアナキンは「素晴らしきヒコーキ野郎」のケン・アナキン監督に由来するといわれることがあるが、ジョージ・ルーカスは否定しているとのこと。ヨーダが依田先生由来、ジェダイが時代劇由来、なども否定してたなw

・「素晴らしきヒコーキ野郎」(1965年)の長すぎる原題って、キューブリックの「博士の異常な愛情」(1964年)の影響だよね?

Those Magnificent Men in Their Flying Machines or How I Flew from London to Paris in 25 Hours and 11 Minutes

「空飛ぶ機械に乗った、あの素晴らしい男たち または、私はいかにして25時間11分でロンドンからパリまで飛んだか」

Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb

「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのをやめて水爆を愛するようになったか」


最近観た映画メモ「スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」



●スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス(1999年) 2:13 アメリカ Disney+

EP2、EP3を再見してEP1を観ないわけにもいかずw

監督:ジョージ・ルーカス、出演:リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ジェイク・ロイド他。

銀河共和国が力を失いつつある中、ダース・シディアスに操られた通商連合が惑星ナブーを威嚇する。仲裁のため派遣されたジェダイ、クワイ=ガン・ジンと弟子のオビ=ワン・ケノービが通商連合の旗艦に到着するが、いきなり攻撃されナブーへ逃れる。そこで監禁されていたアミダラ女王を救出し、コルサントへ向かう。途中、宇宙船の故障のため、惑星タトゥイーンに降りる。そこで出会ったのは、驚異的なフォースの才能を持つ奴隷の少年アナキン・スカイウォーカーだった……という話。

EP1から27年経ってるって本当なのか? タイムワープしてないか? 絶対おかしいってw

俳優たちが皆若々しくフレッシュなだけで感動してしまうw ナタリー・ポートマンなんか「レオン」(1994年)から5年しかたってないんだ。

EP2〜3とちがって、EP1は舞台があちこち飛ばず、割と狭い範囲で物語が進行してる印象。1999年当時よりちゃんと理解してる分楽しめたと思う。

ただやはり、いくら天才少年アナキンとはいえ、都合が良すぎるし無理もありすぎて説得力が弱く、雑に見えてしまうのは確か。ポッドレースもクライマックスの大戦果も。まあ、ルークだっていきなり戦闘機に乗るけど、一応タトゥーインでは凄腕操縦士だったので。

名シーンと言われるポッドレースも、「ベンハー」の戦車競争をやりたいばかりに物語の流れに無理が出てしまっており、とても上手いとは言えない、と思うのは当時も感じたとおり。

・やはりジャー・ジャー・ビンクスというキャラは失敗だと思うw ウザすぎてノイズにしかなってない。せっかくのシーンを壊してるように見える。コメディリリーフが必要なのはわかるけど、C-3POで十分。

・ミディ=クロリアンという概念は、やはり余計だったと思う。「魔力測定の血液検査みたいな理屈」をでっち上げるのは似合わない。

・ダース・モールの出てくるシーンはどれもよく出来てて、退場はもったいないな。と思ってたけど、他シリーズにもよく登場するらしいし、最近は「スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード」というシリーズもできた。

・EP2の映画メモで「ヨーダの失敗」と書いたけど、最終的にヨーダが弟子入りを認めてしまった責任は大きいものの、クワイ=ガンが執着したのがいかんかったのね……オビ=ワンも被害者だ。

・この子がダース・ベイダーになるなんて……と思うと同時に、ジェイク・ロイドのその後を知ってる未来人としては、「この子、このあと大変な人生が待ってるんだよな……」という目で見ざるを得ないのが切ない。


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2026/08/19

最近観た映画メモ「スターウォーズ エピソード3 シスの復讐」


●スターウォーズ エピソード3 シスの復讐(2005年) 2:21 アメリカ Disney+

こちらも当時一回観たのみだったけど、21年ぶりに観直してみた。

監督:ジョージ・ルーカス、出演:ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン他。

グリーヴァス将軍に誘拐されたパルパティーン最高議長をオビ=ワンとアナキンが救出する。アナキンは自分を評価しない(と思い込んでいる)ジェダイ評議会より、議長を信頼しはじめる。パドメの死の悪夢にも苛まれ、ついにはフォースのダークサイドへ誘惑されていく……という話。

おお! 2Dアニメ版からそのまま繋がる冒頭のパルパティーン救出! なるほど確かに「クローン大戦」からの続きになってる。

EP2はクローン戦争が始まったところで終わる。「クローン大戦」では銀河各地へ戦火が広がる。ついには首都惑星コルサントまで戦場になり、パルパティーン議長の誘拐が描かれる。

21年前にEP3を観たときは、そこまでの流れを知らないままいきなり首都上空の大艦隊の戦いから始まったので、かなり混乱した。オープニングロールで一応説明されてはいるんだけど。

公開当時の2005年に書いたテキストの要約↓

「新三部作、特にEP3は、27年SWにハマってきた僕にとって『歴史ドキュメンタリー』みたいなもの。旧三部作で断片的にしか語られなかった『クローン戦争』『火山での決闘』『双子誕生』『オビワンやヨーダが辺境に隠遁した経緯』などが、目の前で生々しく展開される。まるでタイタニック沈没やノルマンディ上陸作戦など、ぼんやりしたイメージだった歴史上の出来事が鮮明な映像になったような感覚だ。

終盤、EP4へと繋がる配線がパキッ、パキッと接続されていく。27年越しに一本に繋がるのを見る快感は格別で、これを味わえない若い世代が少しかわいそうなくらいだ。」

……このあたりは、プリクエル三部作(EP1〜EP3)がすっかり定着して常識になってしまってて、今回はそれほど大きな感動にはならなかったのはちょっと残念。(ドラマの「オビ=ワン」ではルークを遠くから見守るオビ=ワンも出てきたし、幼いレイアが賢くて生意気で良かった!)

それでも、場所や人物や組織の関係など以前のようにあやふやでなく、ある程度わかった上でなら「プリクエルもちゃんと面白い」を確認できてうれしい。つまらなかった印象はないEP1もあらためて見直してみよう。

・今まで観てた2Dの絵に慣れちゃってて、登場人物やドロイドその他が「実写」で登場するのが不思議な気分w 

・そもそも、EP2(2002年7月)とEP3(2005年7月)。3年たったら前作の内容も大半忘れちゃうw その上、観てない2Dアニメの続きから始まるんじゃ、理解できなくて当然だった。

・改造手術を受けて立ち上がったダースベイダーの「Noooooo!」が、日本語吹き替え版では叫び声になってるのは感心した。あそこで「ノーーー!」とはぜったい言ってはいけない。「シェーン」の突然カタカナ日本語「カムバーーーック!」と同じになってしまうw

・とはいえ、さっきまで若い声だったアナキンが、大平透の声になるのは変だw

2026/08/16

最近観た映画メモ「スター・ウォーズ クローン大戦/2Dマイクロシリーズ」



●スター・ウォーズ クローン大戦/2Dマイクロシリーズ(2003年) 25エピソード合計2:14 アメリカ Disney+

監督:ゲンディ・タルタコフスキー、声の出演はオリジナル俳優とは異なる。

先日のメモに書いたとおり、「EP2 クローンの攻撃」(2002年)と「EP3 シスの復讐」(2005年)の間のストーリー。銀河各地に広がるクローン戦争。ドゥークー伯爵率いる分離主義勢力のドロイド軍と戦う共和国軍。オビワンやアナキンをはじめ、ジェダイの活躍が描かれる。しかし、パルパティン議長の陰謀は進行していき……という話。

終盤の、後から追加された5エピソードでは、アナキンの成長とパルパティーン議長の誘拐のいきさつが描かれる。なるほどそういうことだったんだ!

あちこちの物語がいくつも並行して進むけど、「あ、これは○○の続きね!」ってわかるのが楽しい。そういえば、並行する物語がワイプで切り替わるのがスター・ウォーズの伝統だった。知らないキャラが出てくれば、「あ、初登場キャラね!」ってわかるのもうれしいw

たぶん「男児をテレビ画面に釘付けにするため延々続くドンパチ」も、何が行われてるかわかっていればそれほど苦痛じゃないw

メイス・ウィンドゥが一人でドロイド軍と戦うエピソード。アクション大サービス! 無双!

ヴェントレスとアナキンの木の上を飛び回る戦い。昔の「サスケ」とか「カムイ外伝」など忍者のアニメそのまま! めちゃくちゃカッコイイ! 「サムライジャック」の作者としては、日本のそういったアニメもぜったい大好きだろうな! ライトセーバーでジュッと湯気になる雨粒とかも含め、この回はすごい!

キャラクターデザインというか絵の様式がめちゃくちゃ好き。このタイプのカートゥーンアニメの様式化された絵って、動きを最低限で済ませるための方法論だったはずなのに、めちゃくちゃよく動くw 後の3Dアニメ版「クローン・ウォーズ」もこの様式に基づいてるようだ。最近のSW 3Dアニメでは一般的な様式になっちゃってるけど。

グリーヴァス将軍も、映画の「EP3」では「突然出てきた派手な小物」ってイメージだったけど、ちゃんと前段があったのね。むしろ映画のほうがダイジェストっぽい。

・将軍といえば、スター・ウォーズでは登場人物がいつの間にか「将軍/General」になっていて驚くことがある。ジェダイの面々やハン・ソロ、ジャージャー・ビンクスとかも将軍。どうも、Generalは「軍の上のほうの指揮官」くらいの意味らしい。日本語的には将軍ってめちゃくちゃ偉い人っぽく聞こえる。しかも、最高権力者「征夷大将軍」のイメージが強すぎる。


2026/08/12

最近観た映画メモ「スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」



ずっと観たかった2Dアニメシリーズの「クローン大戦」がDisney+にあるじゃないか! 全20章あるらしい(正確には追加されたもの含め25章)。

気合いを入れて観るぞ! と思ったら、タイトル表示がおかしい。エピソードリストには1と2があって、それぞれ1時間10分と1時間4分。残りの18章はどこだ??

なんと、1と2に全ての章が含まれてた! え〜〜! 合計2時間14分しかないんだ。びっくりした。だから、「マイクロシリーズ」なんだ。

じゃあ、ラクに観れるな!と観始めたのだが、舞台はあっちこっちに飛ぶし、知らないキャラは出てくるし、ドンパチシーンばかり長すぎる。このまま「つまんなかった」で終わるのは惜しい。

調べたところ、「クローン大戦」は、「スター・ウォーズ EP2 クローンの攻撃」と「スター・ウォーズ EP3 シスの復讐」の間を埋める話。特に、「クローン大戦」のラストから「EP3 シスの復讐」には直接つながっているとのこと。「なんで唐突にパルパティーンが誘拐されてるんだ?」と混乱したことも回収されそう。

ところが「EP2 クローンの攻撃」を観たのは2002年公開時に一度きり。やはり舞台があちこちに飛んでわかりにくかったし、今思い出すのも、アナキンとパドメの異様にぎこちない「キャッキャウフフ」と「まんまるな牛」ばかりw あまり良い印象じゃなかったのだった。っていうか、内容ほとんど覚えてないw なにしろ24年前w

とりあえず、「EP2」をちゃんと観直しておこう、ということで。

・「クローン大戦」は、EP2とEP3の間を簡潔に繋ぐものではあるけど、現在は「正史」扱いはされないとのこと。その位置にあるのが長大な3Dアニメシリーズ「クローン・ウォーズ」。そちらはシーズン1を観てよくわからず止まってる。やはり「EP2」の続きとして観れてなかったんだろう。また、レビューによれば「シリーズ前半はつまらなく、後半ほど面白くなる」「そもそも、時系列がかなりバラバラに構成されているため、初見で混乱するのは当然」とのこと。そのうち再挑戦する予定。

●スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002年) 2:23 アメリカ Disney+

監督:ジョージ・ルーカス、出演:ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン他。

銀河共和国存亡に関わる重要な会議のため首都惑星コルサントを訪れたパドメ・アミダラ議員。彼女を狙った爆破事件が起きる。ヨーダとジェダイ評議会の命を受け、オビ=ワンは犯人と黒幕を追う。アナキンはパドメを警護しつつ惑星ナブーヘ……という話。

24年前より格段に面白く観れた。誰が何をやろうとしてるかもわかった。特に、「エピソード1 ファントム・メナス」の冒頭から出てくる「通商連合」がどういう立ち位置なのかも理解できた。共和国の崩壊を描く政治劇だもんね。

エピソード7〜9が公開されてたとき言われてたように、1〜9まで全編、「スター・ウォーズはパルパティンの物語」って気もしてくる。それを頭に置いて観ると、イアン・マクダーミドの表と裏の演じ分けに凄みがあって、ゾクゾクするw

1〜3のプリクエル、若い世代には意外に支持されてるらしいけど、その理由もわかってくるかもしれない。

あちこち場面が飛んで混乱した件は、今回観て理解できたと思う(1978年に「エピソード4 新たなる希望」を初めて観たときも、あらすじは知ってたのに、星の名前や位置関係を把握できなくて混乱し、「あれ〜? あれ〜?」と首を傾げながら劇場を後にしたのだったw)。

・アナキンとパドメの異様にぎこちない恋愛描写は、両者の特殊な環境を反映した演出という説もあるし、それは理にかなってるとも思うけど、観てる間は居心地悪いし恥ずかしいw

・っていうか、アナキンは観客の反感を買うタイプの未熟な青年として描かれており、やはりずっと居心地悪い。愛されポイントを削ったジェームス・ディーンというかw その点、人間味のあるオビ=ワンのキャラで救われてる。

・取ってつけたような、母シミとタスケン皆殺しのエピソード、もう少ししっかり描いてほしかった。アナキンがはっきり道を踏み外し始める重要な部分であり、「愛する人を死から救いたい → ダークサイドへ堕ちるアナキン」の前振りなんだから。

・当時は「さすがILM、さすが最先端!」と思ったVFXも、粗が見えてしまう。特に、人が落っこちたり、急に移動したりする描写が不自然で気になった。これでも、2000年前後のドラマや映画の「CG使ったぞ〜!」的なVFXの中では飛び抜けて出来がよかったんだろうけど。

・明らかに不適任なアナキンに、なぜパドメの警護を命じたんだ? そもそも、警護対象との恋愛って「ボディガード」(1992年)と同じく「プロとしてどうなんだ?」感w

・よく言われるように、やはりヨーダの判断ミスがダース・ベイダーを生んでるよね。そもそも入門させるべきじゃなかった。「エピソード2 ヨーダの失敗」でもいいくらいのw

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2026/08/10

Modoのライセンス、無事に切り替わった模様



「Modoライセンス切れか??」の件。無事に切り替わったようで、状態は「(残り約8年3ヶ月の)10年ライセンス」と「恒久ライセンス」になった。これでひと安心。今までのほぼ全てのModoファイルはFBX形式で書き出し、保存済みです。

2026/08/06

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Modoのフォーマット変換キット:Scene Converter


キット:Scene Converter
Modoファイル(.lxo)をFBXなど指定フォーマットに変換して書き出してくれるツール。

以前、sceneフォルダ内の.lxoをまとめてFBXに変換したことはあったけど、久しぶりに試したら、上位のprojectフォルダを指定するだけで、複数のサブフォルダ内の.lxoも、フォルダ構成を保ったまま全部変換してくれた!

たぶん、さらに上位のフォルダ、MacやWindowsのユーザーフォルダ以下を丸ごと指定してもイケるはず。すごいツールだ。。。

あと、今あらためてダウンロードして気づいた。
これも田崎(tazee)さん作のツールだった! 感謝!!
https://www.dstorm.co.jp/modo/blog/2024/11/20/scene-converter_v1/

●追記1
仕事関連の全ファイル入りのフォルダを指定したら、2006年のModo初仕事ファイルから2026年の最新の仕事ファイルまでの6775個、フォルダ構成を保ったまま、全部FBX形式に変換してくれた! TDWフォルダもいっぺんに変換してしまおう。

●追記2
「このMac」で検索して見つかった.lxoファイル 11171個中、11088個までFBXに変換した。レンダーファームのキャッシュみたいなファイルは無視。とりあえず、ほぼ全部ということにしていいんじゃないかな。

大きなフォルダをいっぺんにいくつかと、個別フォルダをちまちまと作業。でも計3時間かかってないと思う。これで、Modoで作ったモデルの形状は汎用3Dデータとしていつでも使える状態で保存できる。クラウドと、BD-Rにも焼こう。

Modoはずっと使える

昨日のModoライセンス切れか??の件、「早いとこBlenderにでも移行すれば?」「開発終了したModoにこだわりすぎ」というふうに見えるだろうなw

Blenderのほうは今年前半のTDWキャラ「Blender練習シリーズ」20個のように、すでにある程度使えるようになってます。普段、Modoでやってたことの8〜9割くらいはBlenderでもできることは確認済み。

ただし、「使えること」と「楽しく使えること」は別。

あと、開発終了したとはいえ、恒久ライセンスが使え、環境次第では少なくともこの先数十年は使える「爆速モデリングツール Modo」を捨てるのは、「惜しい」どころか、普通にバカバカしい。

Modoを使えるのは「特権」と言っていいと思うw うらやましくてももう手に入らないぞ、と。

モデル作成以後の作業をBlenderでやるのもぜんぜんアリだし。そもそも、作業の種類ごとに最適なツールを使うのは普通のことだし。

まあ、「20年も使い込んだんだから多少こだわってもいいでしょ? 」もあるけどw

2026/08/05

最近観た映画メモ「暗闇でドッキリ」


Amazonプライム、「MGM+」に課金。すぐ退会するつもりが2ヶ月目の期限が迫る。せっかくなのでこの機会にピンクパンサーシリーズを観ておこう。しかし、よく見たら、なんと「ピンクパンサー2」が「現在ご利用いただけません」になってる! え〜! まあ、観れるだけ観て退会するか……。

そもそもMGM+に課金したのは「西部悪人伝」(1969年)を観るためだったのだが、続編 「大西部無頼列伝」(1970年)もまだ観てないのに、期限はあと5日。う〜ん、もう一ヶ月延長するか。

っていうか、サブスクの二段重ねのこういった「チャンネル」を少々いまいましく感じてた。でも、「500円払えばチャンネル内の映画にはそれ以上の課金がない」ってけっこうお得に思えてきたのも事実。めぼしい映画はたいてい300円〜500円の有料だから。

●暗闇でドッキリ(1964年) 1:42 アメリカ Amazonプライム

「ピンクパンサー・シリーズ」の第二作。前作(数年前に観た)では主人公ではなかったクルーゾー警部が主役に昇格。スピンオフのような位置づけで、宝石ピンクパンサーは無関係だし、ピンクパンサーのテーマも流れない。

監督:ブレイク・エドワーズ、出演:ピーター・セラーズ、エルケ・ソマー、ハーバート・ロム他。

パリの富豪バロン邸で起きた殺人事件を、クルーゾー警部が捜査。しかし、状況から明らかに犯人と思われるメイドのマリアに一目惚れしてしまい、彼女を釈放してしまうが……という話。

今となっては、のんびりテンポのほのぼのコメディだけど、面白かった! 昔テレビで観たと思ってたけど、初見だった。繰り返しギャグや状況のエスカレーションも笑える。弟子のケイトーも登場。まだ「スローモーション」はないけどw

やはりハーバート・ロムのドレフュス部長が最高w 先日観た「第七のヴェール」(1945年)では、ハーバート・ロムは童顔のすごい美男子の精神科医だった。今作ではまだその面影があるけど、以後のシリーズではどんどん壊れていくw

っていうか、11年後にシリーズが再開された第三作以降の印象が強いためか、セラーズをはじめ主要キャストがめちゃ若く見える!

定番の、容疑者全員を集めて「この中に犯人がいる!」からの展開、こんなの見たことないw いいのか、これ?w 冒頭の「暗闇の中、抜き足差し足、入れ替わり立ち代わり」が結末を示唆してるようだけど、冒頭を見直してみてもよくわからなかった。でも、絵面はとても洒落ててイイ。

・ヌーディストクラブの全裸楽団にヘンリー・マンシーニ本人も混じってるか調べたw どうも出演してないらしい。でも、サックス奏者が彼ではないかという説もあるそう。

Modo「ライセンス有効期限は 4days です」って、えええ!



Modo「ライセンス有効期限は 4days です」って、出た!
7月にユーザーグループで「あと3日」という投稿があった話を書いたけど、それだ!

ちょっとマズいぞ。いや、ちょっとじゃない、洒落にならないくらいマズいぞ。マジに死活問題だ。

4日間で何千個あるかわからないModoファイルを全部FBX形式に変換する???

ただ、Windowsではライセンス警告は出ないようだ。なんでだろ? もしかして、MacとWindowsで別々のライセンスが入ってる可能性もあるが……。

わかった!

ライセンス情報を見たら、有効期限の残日数が「3日」と「3023日」と「恒久」の3種類がある。


切れるのは「3日」のライセンスで、その後は他ライセンスに順次切り替わるらしい。Windowsでは、すでに「3023日」のライセンスに切り替わってるようだ。

あ〜〜〜、焦った。

とりあえず、4日待ってみて切り替わるか見てみよう。もしMacで起動できなくなっても、とりあえずWindowsでは少なくとも8年ほど動くようなので、なんとか大丈夫。

それでも、FBX書き出しはできるだけ進めておこう。

…ん?
「メインテナンスの残日数」って何だろ?

と思ったら、「アップデートやサポートを受けられる契約期間」が-271日。つまり、271日前に終わってるということ。開発終了したソフトなので、サポートが受けられないのは当然w

2026/08/03

スケッチの紙の仕分け処分

2005年から描き始めたA4ペラ紙のスケッチ。2015年より前の分はわずかしか残ってないし、2000年より前の分もかなり整理した。それでもA4サイズペラ紙で厚さ30cmくらいあって、ちょっと邪魔。本棚の一コマの大部分を占めてる。

そこで、仕事キャラやTDWキャラなどに使ったスケッチだけ残し、大部分を捨てようと思って仕分けを始めたんだけど……捨てられないw

スキャン画像と違い、紙に描いたものは刺激が強いw 「こんなおもしろいスケッチが死蔵されてたんだ!」「今ならこうするのにな!」って、そこから発展させたくなってしまって仕分け作業が進まないw

そもそも、2015年の「東京オリンピック エンブレム問題」以来、オリジナルであることの証拠として、紙のスケッチやドローイングを残してきたのでした。

ただ、最近は最初からデジタルで描く人も多いし、紙のスケッチって本当に証拠として役立つんだろうか? 日付を書いてあっても、その日に描いた証明にはならないし、スキャン画像の日時だって変更できるし……。

◯ちなみに、ScanSnapしたスケッチのフォルダには4414枚の画像が入ってた。単純計算するとA4コピー用紙で約40cm分。以前処分したものもあるので、まあ妥当な数字かな。

それで思ったのは、Tools Web Shop閉店で買おうか迷ってたちょっと高級な紙「PMパッド/PMコピー」のA4サイズ250枚が2800円ほど。4000枚なら16束で44800円。

約21年の紙代としては、むしろ激安では??

(あ、16束のPMコピーを買ったら、本棚がもう一コマ埋まるw)

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2026/08/01

生成AIにタイマーアプリを作ってもらった

簡単なアプリなら生成AIが作ってくれるらしい。ちょっと試してみた。

作るのは、先日Mac App Storeで探して見つからなかったタイマーアプリ。「メニューバー常駐で、音ではなくダイアログでタイムアップを知らせてくれるもの」

ChatGPTにお願いしたら、コードを書いてくれ、手順も教えてくれた。それを、Xcodeに読み込んで、アプリとして書き出し。

「MenuBarTimer」

Xcodeをダウンロードする時間も含めて、30分ほどで完成! ちゃんと動いた! もうこのままで僕的に実用になる! 生成AI すげえ!

ポモドーロ法的に使うアプリなので、1994年に描いたトマトのイラストをアイコンにしてみた。

配布したいけど、ChatGPTによれば、「このままSNS等で配布するのはおすすめしない」とのこと。「動作確認が不十分」「署名・公証がされていない」が理由。まあ、配布しなくても、今なら似たようなものは誰でも作れる時代なのかもしれない。

FileMaker Proの書き出しデータをなんとかするアプリも作れるってChatGPTは言ってるので、そのうち作ってもらうかも。

(以前、BlenderのスクリプトをChatGPTに作ってもらい、アドオンにしてもらったことはあったのでした)

「「Intelプロセッサ用アプリの対応は終了」の件


「Intelプロセッサ用アプリの対応は終了します。今後のmacOSリリースでは開けません」。さっき、FileMaker Pro 16(2017年)でも警告が出た。現在のバージョンFileMaker Pro 2026はもちろんネイティブ対応済み。

でも、FileMaker Proのアップグレード料って高いんだよなあ、と思いつつ公式サイトを見たら、なんと、アプグレできるのはFileMaker Pro 2024からだった! つまり、フルバージョン購入必須、え〜〜!今さら??

そもそも、FileMaker Proは30年前から「請求書作成」と「年賀状や展覧会DMなど営業用の住所ラベル作成」にしか使っておらず、かなり前から他のアプリに乗り換えたいと思ってた。

FileMaker Proの簡単バージョンのBento(2007〜2013年)も使ってたけど、結局は肝心の住所ラベルが思い通りにならず、使えないうちにBento自体が廃止になってしまったorz

だいたい、郵便のための住所ラベルもあまり作る機会がなくなったし、Macの連絡先.appでもそこそこ作れる。請求書は普通にWord(またはPages)で作成すればいいし、専用アプリもある。

せっかく30年も蓄積されたデータベースをそのまま使うにはエクスポートしてExcel(またはNumbers)でイケるはずだしカード型表示もできるらしいけど、まだ試してないのでよくわからない。

あと1年くらいでどうするか決めないと……。

ちなみに、Rosetta2廃止でAppleシリコン未対応のアプリが使えなくなるのは、次のmacOSではなく、次の次のmacOS 28(2027年秋)の予定。今のうちに、該当アプリを起動したときの「今後使えなくなります」の警告をチェックしておかないと、いきなり使えなくなってあわてることになりそう。

◯あ! アップグレード版が高いといえば、Rhinoもか! 現在Rhino5なので当然Appleシリコン未対応。こちらはどのバージョンからでもアプグレできるはずなのだが。あと、ZBrushも使えなくなるな。。Modo17は対応済みでセーフ。