「デジタルだから暖かみがないって言う人は、暖かみがない」というネタを思いついた。まあ、よく言われるところの「0と1しかないから」ってのはデジタルで何がおこなわれているかってことを具体的に知らない人が想像で言ってるだけのことであって。
記録方式がデジタルなだけなんですよね。目で見えたり耳で聞こえたりする段階のスピーカーやディスプレイや印刷物の上では、デジタルもアナログも関係ない。CDなんかで、規格として切り落とされる周波数があるから深みがないってのも、デジタルかどうかってこととは無関係。
たぶん、「デジタルは暖かみがない」ってのは、鑑賞する側・制作する側双方の「甘え」じゃないかなと思います。鑑賞側は理解度の低さをデジタルのせいにして安心し、制作側は手間暇かけずに出してしまう。
便利になってラクになり、完成形に近いところまで達するのが早くなった分、そこでキリをつけてしまう傾向があるのは確かだろうな。でもやっぱ、それもデジタルのせいじゃないし。
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