2011/07/16

技術的制約=工夫のしがい

リトルレッドのメイキングを見てたら、音楽制作のところでパソコンの画面がGarageBandだった! マジで? まあ、GarageBandでも基本的なことはだいたいできるし。iMovieで映画作った人もいるらしいし。制作環境は誰でもすでに整ってるんですよね。作るか作らないかだけで。それでも3DCGはまだちょっとハードル高いか。

「iMovieで映画」で検索したらスゴイのが出た。iPhoneで撮影、iPhoneアプリのiMovieで編集したショートムービー。ちゃんと出来てる!  ここまで安く作れる環境が整ってて、「映画作りたい情熱はあるのだが、作ってない」って人は単にナマケモノの証明かも。

iPhoneとアプリのiMovieだけで作る場合、もちろん技術的には制約が大きいんだけど、模型の電車にiPhoneを取り付けて撮影したり、iPhoneであることをプラスに働かせてるのがウマイ。あと、模型の電車とか、題材の選択の勝利。もともとちゃんと映像を作れる人たちなんだろう。

たとえばCGでキャラアニメをなるべくややこしいことせずに短時間で作るっていう制約を考える。まず、一番扱いが面倒な「足」がないキャラばかり登場させるか、人形劇みたいに全景に何か置いて下半身を隠す。また、点目のキャラなら目を動かす仕組みを省ける。服を着せない、毛を生やさない。

しゃべらない。部屋から出ない。暗くていい夜を舞台にする。あ、足がないってのはオバケやバーバパパとかそうだな。たぶん、制約が多ければ、工夫のしがいもあるし、思わぬ解決方法が新しさに繋がったりするってことで。

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