「映像作家、新海岳人が挑む学園アニメ「かよえ!チュー学」! ももクロとのコラボも7月よりスタート!」
見てみた。おもしろいww
YouTubeのDLEチャンネルにもいっぱいアップされてる。
新海岳人氏「アニメとしての動きは最小限に抑え、会話中心でストーリーが展開する「会話劇アニメーション」シリーズなど」。会話と最小限の絵でぜんぜんおもしろいもんなあ。やんなっちゃう。
で、普通のアニメでもほとんどそうなんだけど、絵はアニメとして必要だからとりあえずつけてあるけど、内容的にはセリフだけで成り立ってることが少なくない。すると、芸人のコントとあんまりかわらない。プロの芸人がしのぎを削ってるコントと、セリフだけで成立するアニメ。
アニメを作る人が芸人並みのセンスを持ってるのでなければ、芸人に勝てるわけないじゃんみたいな。ラジオのコントの台本を書くのとたぶんほとんど同じニュアンス。映像付きだとしても芸人のコントよりも絵のほうが面白みが出るケースは多いんだろうな。
考えてみりゃ、会話劇ってどれだけスケールを大きく密度を高くしても制作コストがぜんぜんかからないってすごいな。逆に、「絵と動きだけで見せる」だと密度やスケールを上げるほどたいへんなことに。
YouTubeパートナープログラムというのがあって、再生数によっては相当の収入になるらしい。アメリカとかではそれを本業にしてる人もいるとのこと。ビデオカメラを持って何かをレポートするとか歌ったり一発芸するのはよくあるけど、アニメを毎日作って出すのはほとんど不可能と思われる。
フロッグマン氏のアニメとかみたいなFlashアニメでも相当むずかしいと思ってたら、以前、プリントして切り抜いたキャラクターに割り箸をつけて動かしてるのを見てひっくりかえった。動画コンテンツとしてぜんぜん成立してるじゃん!って。
時間がかかる3Dアニメをやりたいと思ってた僕にとって大ショックなのであった・・・。っていうか、映画でもアニメーションでもマンガでも本来は「セリフは最小限に。見ればわかることはセリフにしない。絵を見なくてもわかってしまうマンガはマンガである必要がない」とか言われてたんだけどなあ。会話だけでちゃんと面白いアニメ見ちゃうとそのへんが揺らいでしまう。
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