2026/06/25

最近観た映画メモ「アギーレ/神の怒り」



●アギーレ/神の怒り(1972年) 1:33 西ドイツ Amazon

観たはずだけど、調べると日本公開は1983年2月。その頃は就職の直前で映画に行ける状況じゃなかった。としたら、80年代後半にビデオを借りて観た可能性も。猿だらけのシーン他、いくつかのシーンは記憶にあったし。

監督:ヴェルナー・ヘルツォーク、出演:クラウス・キンスキー他

16世紀のアマゾン奥地。黄金郷エルドラドを探し求めるスペインの大探検隊がついに行き詰まる。行くか戻るか、偵察のため少人数の先遣隊を編成、川下りに臨む。副官アギーレは異常な執念に取り憑かれているし、過酷な自然と原住民の襲撃で隊員は次々に減っていく……という話。

凄まじい映画だった。「フィツカラルド」と違い、こちらはストーリーを「楽しむ」箇所はほとんどなく、陰惨な強行軍のみ。もう一回観たい!とはならないなw 絶望的な状況にアギーレの狂気だけ空回り。こちらのクラウス・キンスキーは可愛げゼロ。

「手付かずの自然の力に対して西洋の人間の野望のちっぽけなこと!」を堪能する映画。冒頭の険しい山の行軍はほんとスゴイ。あそこだけでも観る価値あり。

・「フィツカラルド」と対になってるんだろうな。アマゾンの大河を上ったり下ったり、執念が高じて半分頭イカレた男をクラウス・キンスキーが演じたり、伝説の神々と間違えられたりも。

・異教徒を人とも思わないスペイン人、ひでーよ。。。

・細部にこだわらないヘルツォーク監督へのツッコミとしては、「現代のヘアスタイルのおじさんたちが海パン姿で筏を操ってるぞ」くらいかなw

・「ドローンもない時代に筏の周囲を二周する視点」は、普通にモーターボートで撮ってるんじゃないかな? 航跡っぽく水面が乱れてるように見える。

・ああそうか、あの長槍って「地獄の黙示録」でオマージュされてた。

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