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FLASHFORGE Foto8.9、第一回目出力は、、、失敗。
光造形では、出力時間の長さは高さ(つまり、積層の回数)のみによる。容積とか関係ない。なので、ある高さに収まるなら床面積いっぱいに出力モデルをぎっしり並べても大丈夫。とりあえず、超ぎっしりではないけど、メインで出力するモデルの、中空で未硬化レジン排出孔をあけたもの、中空で二つに割ったもの。あと、ストラップ系作品を試しに2つ、の計4点を用意した。
積層ピッチはドラフトモードに相当の0.1mmで2時間ちょっとの予定。0.05mmだと2倍になるがそれでも5時間弱。今回はテストなので短時間で済む方で。保存形式は「.svgx」でないとUSBメモリで認識されなかった。
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60%ほど出力が進んだところでカバーを開けて確認したところ、まともにプラットフォームにくっついてるのは4点中1点のみw メインの2分割したほうは後ろ半分のみ。ストラップ系の二つは落っこちたのと、半分までで止まってるのと。とりあえず、全部終わってから取り出したが、う〜むむ。
原因はわかる。途中で「ボコン、ボコン」と太鼓のような音と「ペリッ」という音がしてたのだが、これはフィルムから出力物が剥がれる音で、異常ではない。ただ、相当強い力がかかってるため、サポートの弱い部分が引きちぎれてしまったようだ。
特にストラップ系の2点は積層痕が目立たないように横向きに直立させたから、サポートがつく面積が非常に狭かった。プラットフォーム側は無事なので、固着が弱いわけでもない。
ということは、引っ張る力に耐えられるようにする必要があるっぽい。平ら〜斜めに傾けてサポートの数を増やす、あるいは手動でサポートを増やしてやればたぶん大丈夫だろう。
またやってみる。
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出力物のクオリティはすごい! ドラフトの0.1mmなので天面底面はさすがに等高線が見えるものの、普段の10〜20cmモデルならこのまま薄塗り塗装で仕上げて何の不都合もない感じ。
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●後片付けについて
先日、Twitterで知った話、「水洗いレジン。洗った水はそのまま流すと排水管が詰まる。よく濾してから流すこと。また、洗った水に残ったレジンは日光に当てると湯葉のように薄皮ができる。」、、、「水洗いレジン」の手軽なイメージが覆された。。。
https://twitter.com/ameno_ayatuki/status/1530544813279301632
小ぶりなトロ箱で出力物の水洗い。小さく切ったタオルや筆などを使った。洗いながら取ったサポートなどのかけらも多くてけっこう小さいゴミができるのは確か。雑巾を洗って出るゴミを取る用にいつも使ってる細か目の茶漉しを通して捨てれば大丈夫かなと。
あと、洗い水にUVライトをしばらく当ててみたけど、固まったり湯葉ができるなどはなかった。残ったレジン成分の濃度にもよるだろうけど、
プラットフォームのベタベタは、使い捨て用に小さく切ったタオルで水拭き。今回、レジントレイに折れたサポートなどが入ってるかもしれないし、濾した上で別ボトルに入れておいた。
まあ、FDM(FFF)方式の手軽さ清潔さにくらべ、光造形はいろいろ面倒なのは確かだけど、やる前に怖れてたほどではないかなw クオリティはすごいし。使い続けるかわからないけど、とりあえず、ちゃんと出力成功したと思えるところまではやるつもり。
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