2026/07/30

最近観た映画メモ「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」


●アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(2025年)3:18 アメリカ Disney+

(前半でボロクソ書きますけど、後半では評価してますのでw)
前作は苦手だったけど、今作は「史上最高額級にお金がかかった映画」とのことで、とりあえずざっと観ておくか、と。しかたなく、Amazon prime ビデオでレンタル課金500円。ところが、ガーン! Disney+にもあったのだった! もったいないorz まあ、3時間超を急いで観なくていいのはマシw

監督:ジェームス・キャメロン、出演:サム・ワーシントン、スティーヴン・ラング他

シリーズ第3作。ジェイク一家は人間の子であるスパイダーをハイキャンプに送り届けるために旅に出る。パンドラの神のような存在エイワに裏切られたと信じるアッシュ族と組んだクオリッチ大佐が、一家に立ちはだかる……という話。

彼らが異星人ってことはすっかり忘れられ、擬似インディアンも通り過ぎ、「都合のよい、絵になる未開人」でしかなくなってる。(サイズと肌の色を除けば)体も精神構造も文明への理解も人類とほぼ同じw だったら、普通に人間対人間の話のほうがスッと入ってくるのに。

また、前作からさらにパワーアップしたキラキライルカ絵志向。青い海中でクジラと戯れ、蛍光色あふれる暗い森、空には虹色に光る帆船などなど、行くところまで行ってて思わず笑ってしまうw

また、始まってすぐ、家族の揉め事や若者の無理解で過剰に感情を揺さぶってくる。もうその時点でかなり不快w

とはいえ、僕の好みとは違うけど、こういう映画をきっちり大ヒットさせるキャメロンはすごいw

あと、前作もそうだったけど、一歩引いて見るとジェイク一家は「世話になった人々を災難に巻き込む、迷惑な居候家族」でしかなく、観客としては居心地が悪いw

……で、一時間ほどすぎたところから、クオリッチ大佐の人間味が出てきて面白くなる。第3作までは大佐の成長物語では? 「スター・ウォーズ」が実はダースベイダー=アナキン・スカイウォーカーの物語だったように、ひょっとすると「アバター」はクオリッチ大佐の話なのかもしれない。

クライマックスの「上向きの浮力が利いてる中での戦い」はかなり新鮮! 火と岩が飛び交う中での格闘シーンは、あ!この迫力でムスタファのアナキン対オビ=ワンを描いたらすごいぞ、などw

・いやしかし、パンドラのあらゆる部族や生物が結集して人間/スカイピープルと大決戦に臨む……って、前2作でもやってなかったっけ?w

・「やたら感情を揺さぶってくる」といえば、ジェイクが自ら「原因」を取り除こうとするシーン。これはキツかった! でも結局、予想通り「揺さぶっただけ」なんだよなあ。

・学者のおっさんもイイ。この「侵略戦争」の根本、損得や信念で動いている人間たちのドラマのほうが躍動感がある。あの人たち、どうなったんだろう?

・何にしても長い!w 3D上映前提の、映画というより遊園地アトラクション映像の長大版ではあるけど、だからこそ、もっと短めに濃くまとめてもよかったと思う。

・みんな大好き、パワーローダーw

・冒頭部分を他のディスプレイと見比べた結果、Meta Quest 3で鑑賞(全編ではないけど半分以上)。多少疲れるものの、緻密な大画面でほぼ映画館のように観られる。配信映画用としてもっと普及してもおかしくないし、3D版も配信してほしい! キャメロン監督にとっても、今後のVR没入映画の下地作りとしても有効だと思う。

かにファクトリー by 甲羅組

 7月16日に敦賀にオープンした「かにファクトリー by 甲羅組」。7月1日のお披露目会に行ってきたのですが、写真の整理ができておらず、ようやくアップします。

僕はマスコットキャラクターを担当しました。広い館内のあちこちの壁面にキャラクターがいっぱい! このほかにもいろいろ写真を撮ったので、順次アップしていきます。


2026/07/29

Tools web shopが8月いっぱいで閉店

え〜! Tools web shopが8月いっぱいで閉店だそう。頻繁に使ってたわけじゃないけど、コピック関連はずっと、コピック公式サイトで色を選んでこちらで買ってた。とりあえず、補充インクを何本か注文したけど、PMパッドとかも買っとくかな。。。

2026/07/28

かにファクトリー限定商品にキャラクター


かにファクトリー限定商品の羽二重餅の包装紙に公式キャラクター「コウ」!


かにファクトリー限定商品の「かにパイ」の包装紙に公式キャラクター「セイコ」!

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2026/07/25

最近観た映画メモ「雪風 YUKIKAZE」


少し惜しかったり引っかかりが残る映画ほど、映画メモを書くのが楽しくて、長文になってしまうw

●雪風 YUKIKAZE(2025年) 2:00 日本 Amazonプライム

幸運艦と呼ばれ、太平洋戦争を最後まで生き抜いた駆逐艦「雪風」。ミッドウェー海戦から戦艦大和に同行した沖縄特攻作戦、そして戦後までを描く。

監督:山田敏久、出演:竹野内豊、玉木宏、奥平大兼他。久しぶりに田中麗奈を見たけど、そこそこ歳を重ねた和装姿の彼女には「昭和の大女優」のような風格があって驚いた。

雪風の戦歴自体が興味深いので退屈はしなかったけど、不完全燃焼な感じ。こういった日本の戦争ものではたいてい、故郷に残した妻や子供、恋人の話に時間をかけて感動要素にするけど、この映画では割とあっさり描かれている。

それが盛り上がりに欠ける原因だとしたら、ベタではあっても、やはりそういう要素は必要なのかもしれないな(まあ、そうやってどの映画もだいたい同じ印象になってしまうのだがw)。

ところが、終戦→引き揚げ船としての描写からエンドタイトルまでの約10分間の、唐突な感動要素のてんこ盛り! しまいには「泣ける映像」+主題歌フルコーラスw 「地味だが良作」で済んだところをぶち壊し。

CG/VFXは少し物足りない。派手な見栄えより現実っぽさを優先したのか、立体感が乏しくて少し違和感がある。海面に船が上滑りしたりするし。

それ以上に不満なのは、見たい構図をぜんぜん見せてくれないこと。駆逐艦の映画なんだから、低い視点からの海上を疾走する雪風の雄姿をもっと堪能したいのに。

もしかすると、VFXでは波がうねる海面の描写の技術的ハードルが高く、そうしたカットを避けたのかもしれない。(「男たちの大和/YAMATO」(2005年)でも、戦艦大和の横からの全体ショットが極端に少ないのはがっかりだった)

艦上の人物のシーンでも、そこが雪風のどの部分なのかを示す全体ショットがなく、艦全体の大きさや空間がつかみにくい。構造物の一部だけを再現した小さなセットで撮っている感じ。

ところで、「戦争の悲惨さを描く」ははずせないにしても、雪風の場合は「どうかしてるくらい幸運な艦/不死身の艦」という誰もが知ってるイメージがあるんだから、少しは娯楽映画に振ってもよかったと思う。もっといえば、痛快さを出してもよかったのではないか?と。そんな題材、珍しいんだから。

せめて、爆弾や魚雷をひらりひらりとかわし、真っ白な水柱や水煙の中からビショビショになりながら無傷で姿をあらわす雪風! みたいな描写でもあれば。(それが、三角定規を構えた艦長が叫ぶ、ではねえ……)

・「ゴジラ-1.0」(2023年)で雪風の活躍を堪能しただけに、本作にも期待していた。あちらは寺内正道艦長まで本人そっくりに再現するほど力が入っていた。

・唯一の「戦果」シーン。巡洋艦への砲撃や空母への魚雷命中は事実ではなさそう。実際には攻撃自体はあったが、命中は確認されず、戦果を誤認して報告したらしい。

・不発のロケット弾、海に捨てればいいだけでは?と思ったら、捨てたとき爆発すると危険なのかな。しかし、作業を大勢で見守るのはいかがなものかw

●親父が「雪風が建造されてるところを見た」と言ってた、の件

1972年頃。ブームだったプラモデル、ウォーターラインシリーズの「雪風」(当時100円!)を作ってたら、親父が「神戸で『雪風』が建造されてるところを見たことがある」と言い出した。

当時小学4年生だった僕でも「時代が合わないんじゃね?」 と違和感があったものの、へ〜!そうだったんだと半分だけ納得してた。

数年前にその謎が解けた。親父が見たのは海上自衛隊の護衛艦「ゆきかぜ」だったのだ。

親父は1952年に開校した神戸商船大学の一期生だった。「ゆきかぜ」は神戸の造船所で1954年に起工、1955年に進水しており、時期がぴったり一致する。そういうことだったのか! なるほど〜。

ちなみに、この自衛艦「ゆきかぜ」、長門勇主演の映画「駆逐艦雪風」(1964年)では旧海軍「雪風」役として撮影に使われている。1985年に除籍、翌年に海没処分された。

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2026/07/24

マンガ「ファンシー革命」と、創作の動機

Facebookで教えてもらったサンリオ的キャラクターデザイナーのマンガ「ファンシー革命」1〜3巻をざっと読んだ。全3巻かと思ったら「4巻に続く」だったのね。

(架空の)サンリオ的会社に入社して、ライバルでもある同期社員と切磋琢磨し、先輩社員に鍛えられながら、社内コンペを戦い、商品化を目指す……的な話。

キャラクターをファンシー商品として販売、受け入れてもらうために、主人公の描いたキャラに対するいろんなダメ出しやヒントの数々、こりゃ参考になる!

ファンシーキャラが題材なため、基本「カワイイ」を軸としてのキャラ制作の話。主人公や同僚らの、カワイイやキャラに対する思い、創作の動機なども語られる。そのへん、ドラマ「君の好きは無敵」とも共通するのだが……。

それでふと気づいたのは、僕は「カワイイ」は動機じゃないなあ!って。昔からずっと「このヘンテコな絵で笑ってほしい、形と色で驚いてほしい」だったかも。

ここ20年くらいは、「形と色の魅力を見せる最小単位としての、『キャラクター』という便利な形式」という考えもあった。

元々は、小学生時代に同級生が描いてた変な絵が大好きで、ああいう面白い絵を描きたいというのが根本にあった。リアル絵に走ったこともあるけど、基本は「(シチュエーションじゃなく)形や色で笑わせたい、できれば驚かせたい」だった。

リアル傾向も描ける人の場合、「怖い絵」「気持ち悪い絵」にも行きがちだと思うけど、僕の場合、そちらには行かなかった。

2000年から数年間ハマったZBrushでもそうだった。おもしろキャラをすっきりシンプルに作ってた(ZBrushはシンプルに作るのに向いてないと判断してModoに移行したのだが)。

ZBrushで複雑な作り込みができるようになるにつれ、ユーザーたちは超リアルな人物や、怖くて不気味なクリーチャー/モンスターを作るようになる、という印象だった。

ZBrush Centralにはそんな作品ばかり投稿されるようになっていった。まあ、ハリウッドのVFX業界では、そういう需要が大きかったんだろうけど。

まあ、「笑わせたい気持ち」を基本に、応用として「カワイイ」も取り扱っておりますw

2026/07/22

最近観た映画メモ「落下の解剖学」



●落下の解剖学(2023年) 2:32 フランス Amazonプライム

「プロジェクト・ヘイル・メアリー(2026年)」のザンドラ・ヒュラー主演。賞を取りまくってる映画なんだけど、第76回カンヌ国際映画祭では、本作が最高賞のパルム・ドール、同じくザンドラ・ヒュラー主演の「関心領域」(2023年)が次点のグランプリを受賞とのこと(つまり、彼女の主演作がカンヌの1位と2位)。人を突き放すような独特の魅力があり、こりゃもう引っぱりだこだろうなあ。

監督:ジュスティーヌ・トリエ、出演:ザンドラ・ヒュラー、スワン・アルロー他

フランスアルプスの山荘で、作家サンドラの夫サミュエルが転落死する。第一発見者は、弱視の息子ダニエルと愛犬スヌープ。事故か自殺か、それとも殺人? サンドラに疑いがかけられ、裁判が始まる。夫婦間の確執や、作家志望でもあったサミュエルの内面までもが暴かれていく……という話。

さすがの見応え! 面白かった。つかみどころがなく不安にさせられる女性作家の態度、証拠として提出された夫婦の言い争いの録音、過去の過ちが次々にえぐり出される過程など、どれも目が離せない。

11歳のダニエル少年の、弱視ながらもつらい現実に一生懸命に立ち向かう姿もいい。練習しているピアノの上達によって時間の経過を表現するなど、演出も凝ってる。

ボーダーコリーのスヌープも重要な役! 俳優犬のメッシくんはカンヌでパルム・ドッグ賞(最優秀犬賞)を受賞! 瀕死のシーンが迫真すぎて、「何かヤバい薬飲ませたんじゃ?」と心配になったけど、そのシーンの訓練風景の動画を見て、演技とわかってホッとしたw

ただ、やはり2時間半は長すぎるかなあ。僕がせっかちすぎるんだろうけどw

・フランスを舞台に、ドイツ人である主人公が裁判で言語に苦労するのがテーマの一つらしいんだけど、日本語吹き替え版で観たのでそのへんは不明(途中、原語版に切り替えたところ、主人公が英語で、検事がフランス語で話してた)。

・冒頭で夫サミュエルが最大ボリュームで流すクソやかましい音楽は、僕の大好きなスティール・パン。確かにやかましいw そういえばドラマ「誰にも言えない」で佐野史郎が聴いてたのもスティール・パンだった。陽気なのに不穏。ちょっと病んでる人が聴くのにピッタリなイメージなんだろうか?w 

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