おしゃべりをやめさせる装置かなんかの記事で「本人の声をちょっと遅らせて聴かせるとしゃべることができなくなる」って読んだばかりの先日、携帯電話で固定電話に電話したら回線の調子が変で、自分の声がコンマ数秒遅れてエコーみたいに返ってきた。なんと、本当にしゃべれなくなった。不思議! 発音しようとしてる言葉を忘れたり詰まったりして声が出せなくなる。おもしろい!!
「聴覚遅延フィードバック」ってのだそうです。遅延の程度で効果がちがうのかもしれないけど、僕はムリヤリしゃべろうとしても「ウッ」って詰まってぜんぜん話せませんでした。振り切って「回線が変だからケータイにかけ直します!」って話すのさえすごい努力が必要だったほど。
吃音症と関連深いらしく、しゃべれなくなる感じは吃音の人の疑似体験になってるのかも。吃音症の人に遅延した音声を聞かせると、逆に普通にしゃべれるようになるそうです。(「英国王のスピーチ」を観たばかり。この映画では自分の声を聴けないようにすると普通にしゃべれる、という例が紹介されてました)。日本の「発話阻害銃」が話題(動画)wired.jp
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