気の進まない仕事を楽しい仕事に変えちゃうってのはかなり重要。気分の持ち方一つで変えられることも多いです。楽しくなく一日中かかってやってる仕事が、楽しくすることに成功すると3時間で終わったりする。ややこしく面倒な仕事を自分の中で遊びやゲームに変換しちゃう。最もシンプルな方法は、自爆装置。「あと何分で爆発します」ってアレね。これをあと45分以内に片付けないと爆発する!って自分を思い込ませると、必死でのめり込めます。
あと、たいていの仕事って取りかかる前が一番気が重い。取りかかればある程度手順は決まってるので、時間がかかるって以外はそれほど気が重くなる理由はなかったりするので普通に進む。終盤近くになってくると、今度は「少しでもいい仕上がりにしたい!」「もうじき終了する!」っていう吸引力が働いて、納品しちゃうのが惜しいほどのめり込むようになる。
で、今まで試してみて効果のあった勝手流ライフハックの決定版!
「マルチスレッド方式」
普通は複数の仕事を同時には進められないですよね。まともに同時進行させたら注意があっちこっちに飛んでしまって集中できない気がします。よくばって同時進行するより、一つのタスクに集中するのが結局は効率がいいってことは当然なのですが、取りかかった直後は集中できてるけど、時間が経つとどうしてもダラけてくる。そこで、僕がやってるマルチスレッド方式。コンピュータのCPUが非常に短い時間でタスクを切り替えて、複数のタスクを同時に処理しているように見せるアレ。キッチンタイマーで3つくらいの仕事を10〜20分程度で強制的にローテーション切り替えするんです。
要は、仕事に取りかかった直後のスタートダッシュだけ束ねて使うわけです。人間が集中できるのは45分程度が限度だそうです。20分以下だとかなり慌ただしく切り替えることになりますが、驚異的に仕事が進みます。ダラダラ一日中やってると何日もかかりそうな仕事が半日で片付いてしまったりする(いや、普段がダラダラな僕だからですけど)。
あと、上記のように、取りかかってないややこしい仕事があると精神的に負担なのですが、マルチスレッド方式に含めて「とりあえずの取っかかり」だけでも強制的につけてしまえば、かなりラクになります。取りかかるときは無感情で始める。手を付けてない仕事がなくなるって精神衛生上いいです。ある程度進んでしまえば吸引力も働くようになるし。
今は13分ローテーションでやることが多いです。2分休憩で1時間に4ローテーションって感じ。あとちょっとやればキリがつくのに!と思っても継続しないのがルール。中途半端で切るのは都合がいいんです。というのは、あとちょっと!のところで切ると、次にローテーションが回ってきたときの吸引力とダッシュのエネルギーになります。逆に、時間の途中でキリがついてしまうのが危険。そこで集中とローテーションが途切れてしまうことが多いので注意。
タイマーが動いている間は、ネットもメールもTwitterもしないし、トイレにも行かない!
ただし、マルチスレッド方式を丸一日きっちりやると、めちゃくちゃ疲れて脱力します。緊張や集中が途切れると何にもやる気なくなります〜。なので、忙しいとき用の伝家の宝刀として使うのが吉だと思います。そのへん、通常モードの場合にこの方式の利点だけ控えめに使うって方法を、最近Things Macを併用して始めましたのでまた書きます。
あと、最近のマイブーム。「次にやることのリストを紙に書く」。よく「仕事を細分化してチェックリストに」ってのがあるけど、実際それをちゃんとやるのは無駄が多い。大まかに分けるだけで十分。手順は書かなくてもわかってるんだから。
細分化じゃなくて次にやる項目を黄色い紙に太いサインペンで書きならべて、完了したら線を引っぱって消していく。崖をよじ登るときの足場って感じ。終わったら紙は丸めて捨てる。タッタカはかどってキモチイイです。なかなか次の作業に進まずにダラダラするのを防げます。
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