2024落山風藝術季、「浜辺を渡る風」号 3Dモデリングとカラーリング

ゴルフカートの写真はあるけど、図面がなかった。日本の代理店に問い合わせたけど入手できなかった。前回は会場の寸法や壁の配置が二転三転して大変苦労した。今回はサイズでの苦労は一切したくなかったので、台湾のスタッフに実際のカートを細かく採寸しに行ってもらった。

使用するのはClub Car Villager 6というカートの古い年式のものだけど、同社の新しい年式のスペックデータなどWebで発見。ホイールベース等の基本部分は共通らしい。採寸データと合わせて確認、サイズを割り出してモデリングした。

「J」スケッチを基本に、鳥のようなスケッチ「E」の頭の高さと尾が跳ね上がってる感じを加えた形になった。



カラーリング案は普段のTDWキャラ的なパターンでいろいろ作った。現地の海や空の色に映える黄色オレンジ系のシンプルなものがいいだろうと、上のほうのAとB。対極の寒々しいCをテクスチャペイント、現地の写真を背景にしてレンダリングして確認。そりゃもうやはり、「B」が良い。


この画像は、丸い窓というか穴が、人が出入りするのに十分なサイズがあることを説明するために作った図。別バージョンで片側に大きな出入り口を作ってみたけど、強度の心配もあるからボツ。

VRで原寸大で確認しながら作ってるので、かなり大柄な人でも乗り降りに不便はないことはわかってたけど。