「2023落山風藝術季」というアートイベントに参加してます。台湾の最南端の屏東県。先月12月15日にオープニングに行ってきました。2024年2月25日まで開催してます。
屏東のこのあたりは山から吹き下ろす「落山風」という強風が有名で、それをテーマに開催されているのがこのアートイベント。
テーマを聞いて最初に思い浮かんだのが、日本のあちこちで行われている、空に何十何百の鯉のぼりを泳がせるイベント。あれを僕のキャラでやってみようってことで、風のキャラクター化。
干支の龍や、クジラ、動物、植物などがモチーフ(魚には見えてほしくなかった)。「風の仲間たちが世界中から屏東へ集まってきて、また散っていく」というイメージ。
以前からやりたいと言ってた、バルーン作品が実現しました。写真で見ると横からの構図はすごい量感で迫力あるんだけど、正面や真後ろからだとスカスカに見えてしまう。けっこう密度あるんですけどね。インスタレーションは空間全体を作品にするわけで、どこから見るかでぜんぜん違って見えるのは面白い。
バルーンは3DCGでデザイン。専用ソフトで展開、プリント、カッティング、縫い合わされるとのことで、台北の会社で制作された。
2022年の個展の際にもVRゴーグルを使って展示空間の確認などしたのだが、今回は実物大の会場に踏み入って、バルーンのキャラのサイズや配置など念入りにレイアウトした。現地の会場に入って作品を見たときは、VRで見慣れたものなことがおもしろかった。
ただ、バルーンを膨らます送風ファンの轟音にはびっくりした。(それぞれのバルーンの背/上部に取り付けられている小型ファン)VRで見てたときは無音だったからw
タイトルは「風の仲間たち/Friends of the Wind」
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