Disney+で、ChromeのVideo Speed Managerのショートカットの挙動がおかしい。場面が数秒飛んでしまったりする。いろいろやった末、ショートカットを別のキーに変更したら直った。なんだろ?
●プライベート・ベンジャミン(1981年)
ジュディ・ベンジャミンは甘やかされて育った金持ちの娘で世間知らず。2回目の結婚当日に夫が死んでしまった混乱の中、陸軍の募集係に甘い言葉で騙されて入隊してしまい、鬼教官と地獄の訓練の日々が始まる……という話。「パラダイス・アーミー」の女性版かと思ったら、こちらのほうが1年早い。「愛と青春の旅だち」よりも早い。まさか、新兵訓練映画の元祖??
製作総指揮と主演 ゴールディ・ホーン。監督 ハワード・ジーフ。アイリーン・ブレナン、ロバート・ウェッバー。クレイグ・T・ネルソンとハリー・ディーン・スタントンがちょっと出てる。音楽、ビル・コンティ。
ゴールディ・ホーンのキャラクターが自然に活かされてて、コメディだからって無理に笑わせたりのぐだぐだのおふざけ感が少ないのがイイ。さすが制作総指揮。自分のキャラはどういう環境に配置したら最も活きるか?って考えたんだろうな。
前半はめちゃくちゃおもしろい! しかし、訓練終わったところから大失速。初めて自分の意思で決断するラストは感動的だけど。新兵訓練パートがあまりに面白いためか、以降のパートが一段階つまらなく感じるのは他の映画も同じだなあ。「パラダイス・アーミー」「ハートブレイク・リッジ」や「フルメタル・ジャケット」も同様だった。
アイリーン・ブレナンの大尉がイイ。演習後の大尉の態度と新兵たちの復讐イタズラ、後半の出番もちょっと違和感あった。根はいい人ってキャラかと思ったら、ちがったらしいw
◯「プライベート」について
「プライベート・ライアン」のときに調べた人も多いだろうけど、タイトルの「プライベート」って「兵卒=二等兵=ヒラの兵士」という意味。なんで「プライベート」かというと、中世に荘園主とかの領主が自分のポケットマネーで「個人的に」雇っていた兵隊だからだそう。日本語的に誤解されるのでカタカナ語としては使わないほうがいいと思う。主人公の個人生活や内面の話かと思うじゃん。
「プライベート」がタイトルにつく映画をざっと検索してみたけど、これらはどれも「個人的な」という意味。
・「プライベート・パーツ」(1972年)
・「プライベート・レッスン」(1981年)
・「マイ・プライベート・アイダホ」(1991年)
・「プライベート・パーツ」(1997年)●
・「プライベート・ウォー」(2018年)
・「プライベート・ライフ」(2019年)●
ポール・ジアマッティがこのうち2本に出てる(「●」つけた)。その上なんと、「プライベート・ライアン」にも出てる。ブーツ内の小石を取ろうと腰かけたら材木が倒れて壁を壊してしまい、中にいた大勢のドイツ兵と対峙する原因になった兵士の役。プライベート俳優w
●マイケル(1996年)
「トラボルタが中年太りの天使を演じる」なんて、めちゃくちゃおもしろそう!ぜひ観たい、と思ってから四半世紀もたってしまったが、ようやく観れた。監督 ノーラ・エフロン、ジョン・トラボルタ、ウィリアム・ハート、アンディ・マクダウェルなど。テリー・ガーはこれにも出てるw ウエイトレス役のジョーイ・ローレン・アダムス、いいな。音楽 ランディ・ニューマン。
シカゴの雑誌の編集部に「うちに天使がいるので見に来てほしい」とアイオワ州のモーテルの女主人からの投書。記者のフランクとヒューイ、新人ドロシーと犬のスパーキーが取材に向かう。そこにはちょっとイメージちがうけど本物の天使マイケル(=ミカエル)がいた。取材や写真OKの約束を取り付け、シカゴへ連れて帰る道中、マイケルがいろんな騒動を引き起こす、、、という話。
面白かった。突飛な題材だけど地に足がついてる感じで良い。トラボルタのキャラがハマってる。だらしない前半も、さすが天使って後半も、めちゃくちゃイイ。
ただ、やっぱ最初の「ええ?天使がこんなやつなの?」的な面白さは長続きせず、後半ちょっとダレる。ラストはかなり無理目な「実はぜーんぶ○○でした」でだまされた感じで残念ではあるけど、ほっこりさせられたので許す。まあ、ほのぼのクリスマス映画だったんだろうな。あと、犬がイイ。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00FIWI0D4/ref=atv_wl_hom_c_unkc_1_8
●ゴーストハンターズ(1986年)
Facebookなどでしばしば引用されたり動画が流れてくるので気になって観たくなった。当時からヒドい邦題だなあって思ってたw 監督 ジョン・カーペンター、カート・ラッセル主演。
サンフランシスコ。トラック運転手のジャックは、博打仲間の中国人ワンの婚約者が空港で誘拐された事件に巻き込まれる。彼女を救出しようとチャイナタウンに乗り込むが、二千年以上も肉体を持たずに復活を狙っている魔人ロウ・パンと対決することに……という話。
コメディだけど、面白いかと言えば、グダグダなだけw アクションはそこそこ見れるけど、メリハリがない一本調子で飽きてくる。しかし、魔人ロウ・パンと三人組はキャラとしては最高w
香港映画のごちゃごちゃ感をハリウッドに持ち込んだ感じ? 中国人社会の紹介とかそういうのほとんど関係なく、ただエキゾチックな道具立てとして使っただけっぽいけど。とはいえ、チープではなく、けっこうお金かかってるように見える。
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