3D-Coatという3Dソフトをいじり始めました。実はまだよくわかってないのですが、「ボクセル」で形を作れるソフトです。ボクセルってのは中身のつまったボリュームです。普通の3Dソフトは、ポリゴンやスプラインなどで形や位置を定義して、面を貼ったり曲面を補完したりして形を作りますが、ボクセルってのは丸っきりの「粘土」です。
ZBrushなども粘土みたいにモデリングできると言いますが、粘土を盛ったり削り取ったりはできません。細かいポリゴンでできた表面を押したり引いたりしてるのです。3D-Coatのボクセルではそれができるんです。
出力番長さんやoritaさんの作品を見て、いいなあとは思ってたのですが、なかなか挑戦しにくいものがありました。というのは、ZBrushからmodoに移ったのは、私が作る形ってツルツルの丸っこいものが多く、コントロールポイントは少ないほどいいから。例えば卵形を作るのにサブディビジョンしたポリゴンなら12個のポイントで済む。球体なら8個。ところがZBrushや3D-Coatなどは何千何万個のポイントの集合体。少ない点を動かして形全体をコントロールするのに向いてない。そういう意味では、挫折したけどShadeやライノセラスのほうが私には向いてるかもしれない。
でも、「気軽に作れる本物のデジタル粘土」があればとても重宝するにちがいない。ボクセルを元にポリゴンを貼ることもできる。本当の意味での3Dラクガキができそうだし。
画像は、以前にスカルピーで作ったものを見ながらZBrushで大まかにメッシュを作り、3D-Coatで整えつつあるもの。勝手がよくわからないんで時間かかるけど、たいした苦労なしにここまで作れるんなら、ちょっとは脈アリかも。
もうちょっと手を加えた。かなりマシになったけど、いくら手を入れてもキリがない感は大きい。これをリトポしてみるかな。
8 件のコメント:
さすがです!
あっという間に使えるようになってしまいましたね・・・・・(汗)
おいらは以前ほど思い通りにならず苦戦しております
左右対称でらくがき造形が出来るのはデジタルならではですよね
作りかけで置いておいてもスカルピーみたいに割れたりしないし
oritaさんへ〜
使えるなんてとんでもない。ZBrushのメッシュを読み込んだから表面処理だけで済んでるだけです。
でも、「V絞り込み」を覚えたので、相当イケそう。
僕は以前ZBrushからローポリモデルへの
リトポの為に購入して
結局モデリング作業ではまだ使用したことありません。
ムニムニ遊ぶ段階では
ポリゴンの密度を考えなくて凄そうなのは分かったのですが
柔らかすぎるのも難しいもんですね。
結局modoみたいなポリゴンでチマチマするほうが
僕は安心できるのかも…。
Keiさんへ〜
そう。やわらかすぎな感じ。タブレットの筆圧設定を重めにして、深度を下げて、まあ、なんとかってところ。
なんだか、面白そうなソフトですね
彫刻仲間に作らせてみたいです。
orita さんと yoshii さんは知り合いだったんですね!
パイソンではお世話になりました。
世の中狭いですね〜。
kuwajimaさんへ〜
ごぶさたしてます。
おー!モンティパイソン、デザインとかやったんですか?
ほんと世間はせまいですね〜。
>>彫刻仲間
彫刻家のプロが使いこなせばすごいことができるだろうなあ。
Kuwajimaさん!
先日は大変お世話になりました
yoshiiさんとお知り合いでしたか
世の中せまいですねー
これですね。私にも使えるかなぁ。評価版早く使ってみたい(^^;)
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