2007/08/10

TDW_1468


モデリングはSilo2.0、テクスチャペイントはZBrush3.1、レンダリングはmodo203です。

Silo2.0



1ヶ月間全機能が使えるデモ版を使ってみた。
http://www.nevercenter.com/

Silo2.0スゴイです。2005年8月3日のブログに2.0の機能が発表されてたってことを書いていて、丸2年前。Siloはその頃に少しいじっただけで、メインのツールにはなってないんだけど。というのは、やはりポリゴンモデリング専用ソフトってことでmodoとかぶる部分が多く、どうせなら高機能で高価なmodoのほうを使いこなしたいってことがあったので。(Hexagonは慣れるほど使わなかった)

1時間くらいいじってると前バージョンのときの感覚が戻ってきて、サクサクとポリゴンモデリングできるようになった。例のチビ太のおでん型のカーソルも健在。ポイント、エッジ、ポリゴンを選択自動切り替えでCtrl(command)キーを押せばどんどん微調整可。エッジを選択して「/」でポリゴンの流れを修正できるし。

ちょっと間違えてTを押しちゃったら、数十ポリ程度の超ローポリ段階なのに、ZBrushのようなスカルプトができちゃって、思わずギャーと叫んだ。これがディスプレイスメント・ペインティング機能。ブラシの書き味もなかなか。シームレスなポリゴンモデリング+スカルプトのツールとしては最強かもしれない。UV編集もすごいらしいけど、そこまではまだいじってないです。

$159の比較的安いソフトだし、既存ユーザーは$59でアップグレード可。もちろんすぐにアプグレしたいところだけど、modoに完全に慣れちゃった上にZBrushにトポロジーがついた今となっては、僕がSiloを使う大きな理由がない。っていうか、これ以上常用ソフトを増やすと、ショートカットやマウスボタン操作が混乱する。あと、Siloって視点移動が軽すぎてクルクル回るので、酔ってしまう問題も。

2007/08/09

新しいiMacとiLife'08

●アルミiMac
http://www.apple.com/jp/imac/
実物を前にするまでは断言できないけど、写真を見た印象。ボンダイブルーiMacとポリタンクG3〜4以降で、初めてApple製品を「あっイマイチ」と思った。せっかくミニマルなデザインでやってきたのに、装飾的要素を加えてしまった。ディスプレイ周囲の黒フチも裏面の黒もヤダけど、正面真ん中の黒いAppleマークが、iPod〜iPhoneで上がったブランド価値を必要以上に強調してるようで、かなりヤダ。まあ、iPhoneとの統一感を狙ったのだろうけど。ノート型のリニューアルがちょっとコワイ。

まあ、純粋に実用から言えば、あの薄さで24インチディスプレイでCore2Extreamとくれば、スゲ〜イイ!!タイミングさえ合えば、24インチをメインマシンにしたいくらい。で、新しいキーボード。こちらはミニマルすぎ。写真なのにIllustrator画像に見えてしまう。ワイヤレスはテンキー無し?こちらもいいなあ。

それにしても、ギャラリー写真のDellのデスクトップとの比較写真はエゲツなさすぎ。Dell好きの僕としては反感を覚える。比較対象を意図的に間違えてる。

●iLife'08 & .Mac
http://www.apple.com/jp/ilife/
.Mac Web Galleryってすごいわ。こんなのがiPhotoから簡単に作れる。iWebも機能アップしたようだし。.Macは容量が10GBになった上に転送量制限が100GBに!!!今までの10倍!iWebを使う上での一番の気がかりが転送量制限だったので、これで安心していっぱい作れる。

僕的に一番うれしいのは、GarageBandでテンポとエフェクトが可変になったこと。ずっとネックだった弱点が無くなり、GarageBandは音楽制作に必要な機能がほとんどそろったことになる。Reason使うぞと言ってたけど、GarageBandで普通にテクノを作れるぞ!あと、ひっそりとJam Pack : Voicesというのが発売になってますね。

TDW_1467

2007/08/08

Reasonの初歩的使い方が判明

Reasonをいじりはじめて何年だ?ちゃんとマニュアルを読んでなかった僕が悪い。ピアノロール表示で音を並べるのと、ドラムマシンにパターンを登録して番号をスコアに並べる方式で使ってました。これだと、 GarageBandのような数小節ずつのひとかたまりで並べ替えとかできないので不便だな〜と思い込んでました。ピアノロールの音を「グループ化」で、ちゃんとひとかたまりで扱えるんじゃん!!びっくりした。ドラムもドラム専用のピアノロールがあることを発見。すごい便利。Reason使おっと。

大変な日

昨日から今日にかけて、すごかった。半年分くらいの衝撃と納得が一気に来た。
一気に全部書くのは無理なので項目だけ列記。順不同。

●新しいiMac発表
う〜〜〜む。純粋に実用から言えば、あの薄さで24インチディスプレイでCore2Extreamとくれば、スゲ〜イイ!のだが・・・。

●Silo2.0をいじってみた
思わずギャーと叫んだくらい、良いです。

●Core2Quadマシン
マウスコンピュータ。MacBookより安いのに・・・スゴイ。

●Windows Vista
ようやくいじれました。

●Vistaでタブレットが使えない???
ドライバは読み込まれてるのにカーソルが動かない!いろいろあった末解決しました

●ZBrush3.1(と、ライセンストラブル回避)
来た!3.1。インターフェイス外観、ちょっと雰囲気変わった。いろいろ不具合が解決されてる。ライセンスエラーで起動しないトラブルアリ。

●Reason
Reasonをいじりはじめて何年だ?ちゃんとマニュアルを読んでなかった僕が悪い。今まで使ってなかった当たり前の便利機能を初めて認識。

●UVマッピングの問題の解決
modoでUVがズレまくって困っていたのが解決!

●でかいスケッチブック
昨日、ふと通りかかった伊東屋で、B3サイズのクロッキー用スケッチブックと大きな画板を購入。手を大きく動かして描いてみたかったので。描いてみたらすごいキモチイイ!うりゃりゃ〜〜って感じで描ける。

と、こんな感じ。本当に昨日から今日にかけての発見でした。これでmodo301のリリースがあったらマジひっくり返る。

TDW_1466



2007/08/06

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Kuma-Jiroの元になったもの。色を塗らないままでず〜っと放ってあった。

ZBrush3のTopologyを使ってみた

ようやくZBrush3をちゃんと使ってみる時間的余裕が出てきたので、目玉機能のTopologyを初めてやってみた記念書き込み。Topologyの使い方、っていうかZBrush3の使い方については出力番長さんやoritaさんのサイトに詳しく書いてあります。非常に参考になります。

orita
http://zzzbr.blog.shinobi.jp/
出力番長
http://www.k2.dion.ne.jp/~output/z.html


まず、Unified Skinでも何でも使って、作りたい形を作る。Topologyでローポリモデルを作る前提なら、この段階で作り込んでも無駄。ただし、後で凹凸を転写することも可能なので、深く考えずに楽しく作り込んじゃうのもアリ。


ポリゴンのラインを描いていく。連続してポイントを打っていくと、変なつながり方をすることが多いので、一本ずつていねいに描いていくほうがいいらしい。ポイントを一つつなぐたびに空白の部分をクリックするか、打ったポイントをダブルクリック・トリプルクリックして選択を解き、次のポイントを打つ。4連続クリックもいい感じ。

あと、作業中にラインが暗くて見にくいという話もありますが、単にFast表示にすればグレーで見やすいです。PreviewShadowをオフにするだけでも見やすくなります。っていうか、PreviesShadowは重いのでいつも切ってます。


ひととおりラインを描き終わった状態。


Topologyのエディットをオフにするとこんな表示に。サブディビジョンを1にしてAdaptive Skin作成すると・・・


・・・こんなポリゴンモデルの完成。ラインを描くとき注意してないと、変なつながり方をした部分が反転したり穴があいたりする。これの場合はうまくいったようだ。

このウサギ、3個目くらいでようやくポリゴンの完成にこぎ着けたもの。クセとかよくわかってなくて失敗したりしたので。感想としては、ラインを描くのにけっこう時間がかかるなあと。僕のみたいにシンプルなものだと、modoで普通にポリゴンモデリングするより時間がかかるかも。それでも、ポリゴンの流れ関係なしに好き勝手に造形したものを、後でちゃんとしたポリゴンモデルにグレードアップできるのは素晴らしい。

Siloのトポロジーブラシと比べると、う~ん、どっこいどっこいかな。Siloではラインが手書きでチャッチャカ描けるし、うまく間隔設定ができてると、一発できれいにポリゴンモデルができることもある。ZBrush3は手書きよりはしっかりポイントを打てる感覚も捨てがたい。っていうか、以前のZBrush2.5デモムービーにあった「腕や足などの長い部分の断面を自動でラインを輪状に描いてくれる機能」があれば(元モデルがAdaptiveSkinなら似たようなことはできるけど)、ダントツ勝ちなんだけど。Silo2.0のベータ版もそのうち試してみよう。と思って見に行ったら、Silo2.0正式リリースされてる!!