猿の惑星関連のYouTube動画。あれー?おかしいな。見た目はリアルなのに、ものすごくCGっぽく見える。っていうか作為的な表情に見える。表情がクドい。表情を細かく付けすぎのためなのか? チンパンジーが人間のような表情の演技をすること自体に違和感があるのかもしれないけど。
で、CGキャラクターの表情について。秋元きつねさんの「ドジったーズ7」にも関連するかもしれないけど、表情って見る人の感情移入で変化して見える部分があるんで、過剰な表情つけは「クドい感」につながってしまうのではないかと。
あと、CGアニメ一般に言えるのは、ピクサー的な表情付けが割と定番化しちゃってて、特に、片方の眉を上げて「へ?」なんて表情はどこでやってもピクサーっぽく見えちゃう。
カートゥーン系CGキャラを効率良く見せる研究はたぶんピクサーが最初にやったわけで、後追いのスタジオはどうしてもある程度方法論をなぞってしまうことになるんでしょう。
自分でやってわかったのは、デフォルメ系やカートゥーン系のCGキャラは、目を顔の中心に近く平面的に置く必要があるってこと。目が離れて立体的についてると、正面を見ているときに、寄り目になっちゃう。
あと、キャラクターが動いてるとき、ターゲットの一点を見続けるっていうか、目で追ってる感じを出すだけで、キャラクターって生々しく生きてる感じになる。逆に言うと、それがクドくしつこい感じの原因かもしれん。しつこくなく軽い感じでやろうとすれば、表情最小限、目は動かさない。でいいのかも。
ところで、日本のゲーム等の過度に美形のキャラクターって、間違ったリサーチを続けた結果なんじゃないか? あれに違和感を感じない感性が心配だ。ユーザーがそれでいいと言ってるならそれでいいですけどね。僕だったら、あれじゃ世界に入り込めない。
4 件のコメント:
日本のゲームだけでなくドラマでも明らかに間違ったリサーチをしているように感じます。
あの手のキャラが好きな層は思っているより少ないと思います。
海外のゲームキャラはもっと個性的で生き生きとしてますね。
そして何より大人のキャラクターが多いです。
何かでちらっと読んだ話だと、「こんなキャラでゲームする気にならない!もっと美しい顔でないと!」って強硬に言い張る女性たちに逆らえないみたいな。本当かどうか知らないけど。
まあ、少女漫画の絵のような様式美みたいなものかもしれませんね。世界じゃ通用しなそう。
ご無沙汰しております。しくりです。
猿の惑星動画、私も同じような違和感を感じました。
表情を眉とその周辺の筋肉に頼っていること、
知的に見せるためか、目に対して瞳の割合が少なく、
白目がかなり見えていることが原因のように思います。
眉間に皺を寄せるような表情は人間以外にはしませんもんね。
まるでジム・キャリーが中に入っているようですね。
説明過多は通常の演技でも大根役者な部類だと思います。
気をつけたいものです。
しくりさんごぶさたです〜。
なんちゅうか、こんなに表情豊かなんだぞ!ってのを見せつけようとしすぎちゃった感じですかね。いっしょに画面に映ってる人間とくらべると一目瞭然。
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