Twitterで誰かが書いてた昔のアニメ「オスパー」まったく知らないや。同時代で似たような感じの「宇宙少年ソラン」や「遊星仮面」はよく知ってるけど。Wikipediaによれば「戦え! オスパー」は65〜67年に放映されたテレビアニメ。小学校入学前は比較的自由にテレビを見てた気もするし再放送も多かったから、その頃のテレビアニメはほとんど見覚えがあるはずなんだけど、まったく知らない。
ところで、63年が「鉄腕アトム」放送開始で、74年には「アルプスの少女ハイジ」や「宇宙戦艦ヤマト」をやってるわけでしょ? たった十年でものすごい進化。今の十年前がついこの間の2001年って考えると、昔の時間のほうがドッグイヤー。
「エヴァンゲリヲン(1995年)」がすでに16年前なのに、テレビアニメの歴史が始まってたった16年で「機動戦士ガンダム(1979年)」に到達してるって、考えられないくらいすごい! CGアニメの歴史と比べても、びっくりするくらいの進化。あ、ヤマトもガンダムも、虫プロ出身の西崎義展と富野由悠季で、直系だ。作ってたのは若い世代だったわけだし。それ考えると今は確かに若い世代には閉塞感あるでしょうね。
僕が小学校入学式の市でやったイベントでは「ウメボシデンカ」がフィーチャーされてた。同じ頃に買ってもらったリュックは「妖怪人間ベム」だった。もうすでにアニメ文化は爛熟してた。
70年代半ばまでの初期のテレビアニメが幸運だったのは、今みたいに娯楽が分散してなくて、テレビにかじりついてた。再放送するアニメも絶対数が少ないから何度も同じものを見ることになり、思い入れが深まる。その頃に子供だった世代は、一生、テレビアニメの影響下に置かれるんだろう。
考えてみると、テレビアニメに子供が単純に群がらなくなって、もっと上の世代をターゲットにしはじめるのにたった16年しかかかってない。ってこと。初代ルパンとかのわざと狙った作品は別として。結局、最初のアニメ世代しかアニメ好きの定着はなかった?
昔は大勢の人間を用意しないとアニメ制作は無理だったけど、今、個人や少人数である程度のアニメができる時代になって、新しい流れができないとおかしいんだけど、やはり収益の問題が。
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