2026/03/13

最近観た映画メモ「ビートルジュース ビートルジュース」他


●アンブレイカブル(2000年) 1:48 アメリカ Disney+

監督:M・ナイト・シャマラン、出演:ブルース・ウイリス、サミュエル・L・ジャクソン他。

131人も亡くなった列車事故でたった一人無傷で生き残ったデヴィッド。そういえばケガも病気もしたことがない。俺は何なのだ? 彼に接触してきたのは、アメコミ専門ギャラリーのオーナーの男イライジャ。極端に脆い体に生まれた彼は、強靭な体を持つデヴィッドに何かを示唆しようとする……という話。

なんで観たかというと、Disney+の短い説明が面白そうだったから。「シックス・センス」(1999年)のシャマラン監督的に、超常ミステリー的なものを想像してた。

ところが、「どんな映画か?の情報が少なすぎる状況で観ると、こんなことが起きてしまう」の見本のようになってしまった。

途中まで「格調高い超常ミステリー」と思って見てた。ところが、盛らずにリアルに描く「現実世界にスーパーヒーローがいたら?」映画だったとはw

アメコミヒーローに異様にこだわる男が出てきた時点で気づくべきだったかw 「ヒーロー誕生の皮肉な裏側」がテーマでもあったりする。

なので、たぶんもう一度そのつもりで見直すと、めちゃくちゃ面白く感じると思う。

サミュエル・L・ジャクソン、のちに「アベンジャーズ・シリーズ」(2012年〜)での役割と似てるんだけど、わざとそういう人選したのかな?

同じシャマラン監督で「スプリット」(2016年)と「ミスター・ガラス」(2019年)と合わせて「アンブレイカブル三部作」らしい。U-NEXTを再開したら観るかも。

●ビートルジュース(1988年)  1:32 アメリカ Amazonプライム

監督:ティム・バートン、出演:アレック・ボールドウィン、ジーナ・デイヴィス、マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラ他。音楽:ダニー・エルフマン(タイトルバックの映像と相まって最高!)。

丘の上の大きな家で楽しく暮らしていた若夫婦。不慮の事故で幽霊になってしまう。家は売りに出され、都会からいけ好かない家族が引っ越してきた。彼らを追い出したい二人は「新人死者ガイドブック」や霊界ケースワーカーの意見を参考に嫌がらせを始めるが、まったく効果がない。しかたなく、ケースワーカーに「彼には絶対に頼むな!」と言われていた、人間を追い出す専門家「ビートルジュース」に依頼することに……という話。

たぶん20年ほど前にレンタルDVDで観たはず。そのときは、ティム・バートンのやりたいことを雑多に放り込んだ感じで、散漫な印象だった。今回は、ちゃんと面白い映画だったんだ、ということがわかった。

出演俳優全員が役にハマってて最高なんだけど、特にマイケル・キートンはホントに素晴らしい。今回は西川のりおの吹き替えでない字幕版。あの吹き替えはいいところも悪いところもあるけど、インパクトは強かった(続編では山寺宏一が担当。楽しみ)。次作の「バットマン」(1989年)では、ブルース・ウェインを演じるキートンが激怒する場面で、ほとんどビートルジュース化していたりするw

ウィノナ・ライダーは当時も今回もあまり特別な感じには見えなかった。継母役のキャサリン・オハラがとても良い。やたら印象が強いので、何か他の映画で見たかな?と調べても該当作品は見当たらないので、20年前に観たこの映画の印象が強かったんだろう。「ホームアローン」(1990年)の印象はなかった。

ジェフリー・ジョーンズはいつものジェフリー・ジョーンズw ケースワーカー役のシルヴィア・シドニーって「マーズ・アタック!」(1997年)の、レコードのおばあちゃん!

「バナナボート」のくだりはやっぱつまらないなw 面白いコントラストは理解できるけど、あんまり面白い方向に機能してなかった、というイメージ。短時間ならいいけど、長すぎるんだろう。ラストのウィノナ・ライダーのダンスも同様。

●ビートルジュース ビートルジュース(2024年) 1:44 アメリカ Netflix

監督:ティム・バートン、出演:マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラ、ジェナ・オルテガ、他。音楽:ダニー・エルフマン

あの家にずっと住む芸術家のデリア、娘のリディアはテレビの人気霊媒師になっており、その娘のアストリッドとはうまくいってない。そんな時、リディアの父のチャールズが事故死してしまい、あの家に葬儀で集まることになる。最近チラチラと出没していたビートルジュースをリディアが誤って呼び出してしまった! ……という話。

前作から37年後に主要キャストが再集結したのはすごいことだ。みなさん歳とったなあ(キャサリン・オハラは2026年1月に亡くなったそう)。

ジェフリー・ジョーンズは変態で捕まって以降、大っぴらに出て来れないようだが、この映画では意外な方法で出演させている。顔を出さないようにするアイディアはこの映画ならでは。上手いw

オリジナルの要素を使って、足りない部分を新しく補完して続編に仕立てようとしてるようだけど、それぞれの新要素はそこそこ面白くても、やはり柱となるものが弱くて物語の推進力がない。なんちゅうか、「テレビドラマに展開した場合こうなります」という要素のチラ見せのような印象。前作を初めて観たときと同様の散漫感。モニカ・ベルッチがいい役なのに出番少なくてもったいない。

そういえば「ビートルジュース」カートゥーン版は見たことないけど、そちらの要素も使ってるんだろか?

と思ったら、中盤ののんきな恋愛シチュエーションからの急展開で、がぜん面白くなってきた。現世と霊界を行ったり来たり、会いたかった人と再会したり、マジに向こうに行ってしまったりとか。キャサリン・オハラがまもなく亡くなってしまうことと合わせて、じわじわ来た。

これに乗ると永遠に成仏してしまうという「魂の列車」、そう来るかw やりたい放題、初期のティム・バートンのノリが復活。

霊界の待合室や役所など、前作のいろんな場所がパワーアップして再登場。サンドワームも!

ドナ・サマーの「マッカーサー・パーク」がフィーチャーされててちょっとうれしい。ただ、前作の「バナナボート」同様、シーンが長すぎてイマイチだがw

「ビートルジュース ビートルジュース」って、「クレイマークレイマー」「アルフレードアルフレード」みたいに繰り返すタイトル。ビートルジュース x2ってクドいなあと思ったら、そっか、ちゃんと意味があるんだった。

0 件のコメント: