●マッカートニー 3,2,1（2021年）全6話
約30分x6本で見やすい。「ザ・ビートルズ：Get Back」のついでに見てみたのだが、「本人が語る」において、軽く流し見できるようなもんじゃなく、途中から正座して見る感じにw めちゃくちゃ良かった。ビートルズやマッカートニーのソロ曲に詳しいわけでもない僕でも知らない曲はほとんどなく、全編楽しめた。
ポール・マッカートニーの少年時代〜ビートルズ時代〜その後の時代の音楽作りについて、リック・ルービンがインタビューする。何このモジャモジャのおじいさんは？と思ったら、ルービンはここ20年ほど世界最高の音楽プロデューサーだそうで、学年で言えば僕と同じw
ビートルズはジョージ・マーティンのおかげで比較的自由な曲作りができたので、音楽的・レコーディング的に思いついたことを全部実験しまくったんだそう。楽しんで作ってる彼らはモノ作り的にもすごい刺激になる。
数々の曲のマルチトラックテープをミキサーで操作して、ベースやドラムやボーカルなど抜き出して聴かせてくれる。完成した曲ではほとんど聞き取れないような音まで。どうやってあのような曲になったのか？をギターやピアノを使って実演。どれだけ古今東西いろんな音楽から影響を受けて成立したのか実感できる。
「ペニー・レイン」のピッコロトランペットの話や「イエスタデイ」が夢に降りてきた話、「Come Together」のベースの話は特に面白かった。「And Your Bird Can Sing」は創作の喜びが溢れてる、とか。あと、メンバーの話も。ジョン・レノンがポールについて話した件を初めてポールが知るのも。
https://www.udiscovermusic.jp/news/paul-mccartney-3-2-1-release-in-japan-1
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