2019/02/02

最近観た映画メモ「フライトプラン」他

ケイナ(2004年)
片腕マシンガール(2008年)
アラジン(1992年)
フライトプラン(2005年)

●ケイナ(2004年)

もしかして関係者いたらごめんね。面白かったり引き込まれたり感心する部分がひとつもない珍しい映画だったorz  ヨーロッパ初の3DCG映画とのことでDVDが出てすぐ買ったのに観てなかったw Pixarの同時期は「ファインディング・ニモ」や「Mr.インクレディブル」。「ファイナルファンタジー」の3年後という時期。当時でも「ケイナ」はそれらに明らかに見劣りする見映えだったけど、今観ると15年前のCG映画って感じさえしなく、もっともっと古いCGに見える。茶色っぽい色調が見にくいし。内容は「巨木の異世界の美少女が世界を救うために旅立つ」。そういうの、もうどうでもいいや系のファンタジー。フランス人って「ナウシカ」好きなんだなあ。あちこち影響が見られる。しかし、セルアニメの「ナウシカ」は35年前(この映画の20年前!)でも、見た目が古くて耐えられないというのはまったくないよね。仮に「ケイナ」がめちゃくちゃ面白い内容だったとしても、見た目の古さは明らか。「枯れた技術」というのは重要なんだなあと思った。メイキングによれば、ほぼ初心者のスタッフばかりで、指導しながらの
制作だったそう。この映画から巣立っていったスタッフは多いんだろうな。もともとゲームの企画として進んでいて、映画も同じスタッフが作ってるそう。

●片腕マシンガール(2008年)
とりあえず、ラストまで観れたw 当時、宇多丸氏や町山氏が褒めてたので観る候補に入ってたものの、今まで2〜3回、冒頭十数分で「くだらなすぎるww」とギブアップしてたスプラッター&バイオレンス映画。DVDにも「こういう姿勢で楽しんでください的前振り」映像が入ってたのね。アメリカ資本で「向こうの擦れた映画マニアが日本らしいバカ要素を喜ぶような映画」という注文で日活が作ったらしい。超低予算と、
ターゲット感に応じたてんこ盛りなサービス精神を理解できさえすれば、それほどデタラメな映画でもなく、何を描こうとしてるのかも明解。主人公はじめキャラクターいいし。やっぱ総合的には苦手だけどねw

●アラジン(1992年)
ディズニーのおとぎ話ミュージカルアニメ。魔神ジーニーの超小ネタ満載の変幻自在はさすがに面白かった。山寺宏一ってすごいわ、と思って、似た感じを思い出したので検索したら、やはり「マスク」のジム・キャリーもそうだったのね。あと、時代的に「美女と野獣(未見)」の次にCGを取り入れた作品? あちこちCGをうまく溶け込ませてる。もちろん人物は手描き。「リトル・マーメイド」観たとき、アリエルの顔が不安定で気になっちゃったけど、「アラジン」でも主役二人の顔が多少不安定っぽかった。

●フライトプラン(2005年)
面白かった〜!一粒で二度おいしい! 「チェンジリング」みたいな怖いサイコスリラー+「ダイハード」w 「バルカン超特急」や「バニーレークは行方不明」も元だそうで。ジョディ・フォスターのアクション、カッコいい! ユルいところはあるけど、比較的短いので一気にガーーッと観れてしまった。 知り尽くしてる場所を武器に戦う映画っていろいろあるよね。先日観た「わらの犬」もそうだし「ホームアローン」とか。観てないけど「追想(1975年)」もそうらしい。そのうち観よう。

0 件のコメント: