なんかTwitterで話題になってると思ったら、終了なのか! 10月の番組改編で従来の枠としての日曜洋画劇場はなくなるものの、バラエティやドラマや特番に混じってイレギュラーで日曜洋画劇場もやることになるらしいってことで、完全消滅ではないようですが。
地上波で映画枠ってあと金曜ロードショウとテレビ東京の昼間くらい? 日曜洋画劇場がなくなったら「洋画」自体が消滅の危機。僕らみたいに子供のうちから洋画に親しむ機会がほぼなくなるも同然。洋画も洋楽と同じくごく一部のマニアのものになっちゃうんだ。
ビデオ録画もDVDもなかった頃って、テレビ放映の映画って正真正銘一回きりのチャンスだったから食い入るように見てた。映画雑誌で放映予定とかチェックして、見たかったあの映画が今月放送されるって狂喜して。ビデオデッキ買えたのって就職して数年目だもん。僕よりちょっと下の年代の人たちは物心ついたころからビデオが家にあったんだろうな。
まあ、実際のところ、二十何年も前からテレビの映画放映を楽しみに待つことはなくなっちゃった。でも、風呂上がりに途中で見はじめた映画の虜になって最後まで見ちゃうってのもいいんだよね。フリーになって日曜の感覚が変わったこともあって、「日曜洋画劇場」と意識して見たのは淀川さんがいた頃までくらいかな。
小学校高学年から映画音楽好きだったので冒頭のテーマ曲とか、テレビのスピーカーにラジカセくっつけてたくさんカセットに録音してました。でも、テレビの映画って本来の主題曲ではなくて、別の映画の主題曲がくっつけてあったりすることに途中で気づいたり。セリフと効果音と音楽などマルチトラックに別れている今の映画とちがい、昔の映画は音声が別れてないため、日本語の吹き替えだけでなく音楽や効果音も作ってた、とTwitterで教えてもらった。
余談1。1975年頃、淀川さんに興味を持った。この人ずいぶん歳みたいだから亡くならないうちに記念にしようってことで、テレビ画面で解説してる淀川さんを写真に撮ったことがある。その後1998年まで23年も解説は続いたんですね。で、さらにそこから14年もたってるって!
余談2。エンディングテーマ曲の「So In Love」 。たしかにこの曲がかかるとサザエさん症候群どころではなく「明日は学校に行かなくちゃいけないのかー」って憂鬱になったよねえ。中学の頃にエアチェックした中にジュリー・アンドリュースが謳ってるバージョンがあって、あっこの曲だ! って。あと、エンディングのクレジットに「効果/赤塚不二夫」っていつも出てきて、マンガ家っていろんな仕事してるんだな〜って思った(もちろん後に別人と判明)。
余談3。「録画予約してビデオで映画」については、ずいぶん前に悟った。録画した映画もドラマも録画したら最後、再生されることはまずない、と。いやマジ、ビデオデッキを入手した85年頃から考えてみても、僕の場合、録画したら安心しちゃってそのままになります。その意味で、時間を限定されるテレビの映画はいいものかも。
ちなみにうちには最後に動かしたのが10年前くらいになるVHSと8mmビデオのダブルデッキがありますが、もう動かなくなってるだろうな。引越したときに配線さえ繋いでない。もちろんDVDやHDDにテレビ録画の機械なんて買うこと検討したことすらなかったり。
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