Youtubeで本編が見れます。
すごい! 映画クオリティ。キャラデザインも動きもいいし、特に色調と質感がイイ。メイキングによればCGも混じってるんだけど違和感ない。そしてもちろん、テーマの処理。こういう素晴らしい映像で表現するなんて、理想の企業イメージ映像!
といったことを踏まえて、ですが・・・、でもやっぱ、NHK教育テレビでも見かけるけど、こういったコマ撮りアニメで「マンガ記号を使った感情表現」はヤダな。 「困ったな、弱ったな」ってときの汗タラタラとかも。わかりやすいかもしれないけど、記号に頼って表現を放棄してる感じがする。「どんな気持ちなんだろう?」って見てるのに記号が出ると、そこでキャラクターの内側に入るのを拒否された気がする。人物やキャラクターの動きや微妙な表情を読み取って感情移入したり共感したりするのが映画の大きな楽しみなのに、記号表現でそれが奪われる。
PLUGくんの場合、テーマ的にあの目にしたことと、それを利用しやすい状況にあったんだろうけどね。英語版も作成されてるみたいだけど、あのマンガ表現が外国人に通じるかどうかは知らないけど。英語版といっても、最初と最後のテロップが英語になってるだけ。台詞はないし。サイレント映画みたいなもの。だからこそ、マンガ的記号表現は避けなければいけなかったのだー!
まあ、企業のイメージムービーだから、(日本人に)わかりやすい方向に流れるのはしかたないけど。作家性の高い映画みたいにわかるやつしかわからなくていい、ってわけにもいかないんだろう。でも、感情表現は人形に命を吹き込むキモだと思うんだがなあ。
とかなんとか書いてるけど、ドワーフさんとこのメイキング・制作風景、たのしそうだなあ~!
2 件のコメント:
僕もこの作品ちょっと前にタンブラー経由で見ましたが、ホントにクオリティー高いですよね。
このくらい力の入った企業イメージムービーとかプロモーションムービーは、5本くらいまとめて映画館でやってもいいかも。
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