ピーター・フォークが亡くなったそうで。しばらく前に徘徊する彼の写真が公開されて非難囂々だったなあ。
刑事コロンボ、小池朝雄版の「刑事コロンボ/策謀の結末」がYouTubeにあったので観てるとこ。声が濃い! 山田康夫版ルパンの声と同じように濃い! 引き込まれて観ていたら、うわぎゃ! YouTubeの「刑事コロンボ/策謀の結末 小池版」、3までしかない! コロンボ登場のシーンで終わってる! 続きが見たい〜〜。
コロンボはNHKでやってたので、うちの民放禁止令とは関係なく、かなりの本数を見れたのでした。小学高学年〜中学生くらいの「時代の空気」として記憶してます。コロンボ以外では泥棒の映画やコメディ映画の数本くらいしか見たことない。黒澤明がアメリカで撮るはずだったオリジナルの「暴走機関車」の主演にピーター・フォークがキャスティングされてたらしい。
Wikipediaからのトリビア。コロンボのファーストネームは不明だったが、DVDの鮮明な映像になって身分証の大写しのカットで文字が読めるようになり、「フランク・コロンボ」であることが判明!
ところで、小池版の「策謀の結末」の音声が行方不明になっていたそうで、最近、ファンの録画から復元されて放映されたそうだ。NHKは管理ずさんだなあと思ったらそうではなく、契約に従って放映完了後に返却されてたため、もともとNHKには残ってなかった。NHKのせいじゃなかったのでした。スマン>NHK。
しかし、タイムトラベラー最終回が奇跡的に発掘された件に代表されるように、昔は放映後のビデオテープを保存しておく習慣がなく、ほとんど上書き使用されてしまった。っていうか、生放送が基本で、収録してあるものも本放送が終わったら用済みなのは確かで、もう一回使おうとか後で著作権で稼ごうってのは、ビデオが普及してからの発想で。
僕的には「ネコジャラ市の11人」がビデオが1本も残されていないってのが、残念。「ひょっこりひょうたん島」の二番煎じではあるのかもしれないけど、僕は好きでいつも見てたのだ。映像はおろかシナリオの1本も残ってないそうです。「新八犬伝」は数本が残ってるらしい。
ネコジャラ市、最終回近くで、水爆弾?アカンベロンで世界中を水に沈めるマッドサイエンティストみたいな壮大なエピソードがあって、その時の歌は今も覚えてる。「地球にお住まいの皆様、地球は一度、水洗いが必要です」って歌。
「ネコジャラ市の11人」覚書のページ」ってのに書かれてるけど、エコとか地球環境関連のテーマ、30年早かった。ああいうダラダラ毎日続く人形劇のテレビって、その時々の時事ネタを取り込みやすいし、人形なことでオブラートにも包めるし。あってもいいよねああいう番組。
スティッピン・イメージだっけ? 英国の超過激人形劇ありましたね。邦題が「渡る世間にツバぺっぺ!」でした。オブラートどころか醜悪に誇張。ジェネシスのランド・オブ・コンフュージョンのプロモビデオになってた人形劇。しみじみ思うのは、この中に登場する人形のモデルの大半が亡くなってる。現役なのはカダフィ大佐とミュージシャンの一部くらい?
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