「節電」ってめちゃくちゃわかりやすい「正義」のせいか、街の商店に「照明が明るすぎる!」とかクレームをつけに行くヤツがいるんだって。節電しないやつは非国民、的な。今のなんでもかんでも節電だと「電気代を払いたくないから節電しよう」と見分けがつかない。結果的に同じ。
そもそも、何のために節電しようってことになってるかというと、電気の消費のピークが発電量を上回ると、突然停電して困るから、だよねえ? そしたら、節電よりまず先に、大口事業所なんかの営業時間をピークからはずすのが先決であって、冷暖房をガンガン稼働する電力消費のピーク時期以外に節電は意味ないんじゃ?
猛暑のピーク時に備えて発電態勢を短期間で整えてもらわなきゃならないのに、みんなで節電してたら、準備をサボらせたあげくいきなりのピークってことに。無駄に電気を浪費するのはよくないとしても、ピーク時までは今まで通りに普通に電気を使うほうがいいんじゃない?
街路灯が消されて道が真っ暗だったり、建物入り口の段差が暗くて見えなかったり、安全と節電とどっちが大切なんだ? 必要だから設置してある照明を消しちゃいけないと思うんだけど。
・・・以上、エアコンのドライをかけたいための理屈でした。じめじめ〜。
スタジオジブリ社屋に「原発抜きの電気で映画をつくりたい」という横断幕が掲げられた件について。「つくる」なら最高! だけど「つくりたい」なら最低! と思った。
「つくりたい」では決意にも意見にもなってなくて、「空気」に反応して、行動が伴わないことは自分でもわかってるのに「何か言わないとジブリ・宮崎駿としてはマズイだろって気持ちを表現」しただけだから。そら、原発に対する気持ちもわかるけど、気持ちを表現した横断幕にどう反応すりゃいいのさ!
だったら、ポニョの時に言ってたとおり鉛筆の手書きで映画作れば?って喉から出かかったけどやめとく。
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