2006/04/28

Toys-フィギュア制作記_19


粗目の耐水サンドペーパーに水をつけながら削ると、面白いようにどんどん削れる。粉が飛び散らないのがいい。ある程度形が整ったところで、もうちょっと盛りたい部分にタミヤポリパテを3回くらいに分けて盛大に盛った。

ところが、思わぬ落とし穴が!
レジンにパテが完全には接着できてないのだ。サンドペーパーをかけた部分はどうにか大丈夫みたいだけど、尻尾とか耳なんかのツルツルの部分に盛ったパテは、デザインナイフで削ろうとしたらポロッと丸ごと脱落してしまった〜。

もう一つの製作途中レジンにはウェーブエポキシパテを盛っておいたのだが、こちらもペロッと取れてしまった。まずい!Webで調べるとレジンとパテは接着が弱く、どうしてもって場合は瞬間接着剤を使ったりするようだ。


しかたないので、脱落しそうにない部分を残してパテを剥がし、整形。


500番のサーフェイサーを吹いてから、瓶入りサーフェイサーをどろどろ状態で全体に厚く塗りたくっておいた。この上にパテを盛れば剥がれないだろうってことで。

もう一つのは、盛る部分にペーパーをかけ、中性洗剤でしつこく洗ってから、タミヤのエポキシパテを盛っておいた。こちらはたぶん大丈夫っぽい。

1 件のコメント:

Hiroshi Yoshii さんのコメント...

コメント

私は、ワークアソシエイションのモリモリ(ポリパテ)を盛大に盛って2~3日放置した後にペーパーがけしますがほとんど問題ないですよ。
どうしても付が悪い時には吉井さんの調べたとおりに瞬間接着剤をポリパテの隙間から流し込みます。
アルテコが一番よく付くようですが、脱脂をしつこく何度もすることが一番大切だと思われます。

いずれにしても、ゴールデンウィークはフィギュア三昧ですね!
完成後に撮影するのがまた楽しいですよね。
今後のレポートも楽しみにしています。

投稿者 伊藤マーティ : 2006年04月30日 11:26

nirvana_xさんへ
エポキシ樹脂などが、硬化してしまったら、同じ樹脂でも接着出来ないのと同じなのでしょうか。
この場合は、半硬化のうちに接着して、本硬化させるというのが常法ですが。
レジンは、ポリエステルでしょうか?
だとしたら、接着剤は殆ど効かないですね。サンドペーパーで荒らしても、アンカー効果で付いているだけですから。

投稿者 蛸林 : 2006年04月29日 19:01

瞬間接着剤とレジンの粉を混ぜて塗りつけるという方法もあるようです。まあ、「レジン置き換えしたら適当にペーパーかけてサーフェイサーを吹いてから、必要に応じてポリパテ盛り含む仕上げ作業」という手順でいちおう大丈夫のようです。サーフェイサー自体もレジンと相性がそれほど良くないらしいけど、 500番を厚塗りして全体をコーティングしちゃえば剥がれようがないでしょうし。とにかく、クレイ状態で限界まで完成度を上げておいたほうがいいみたいです。細部を加工する必要があるときは削るだけにして、盛る必要が無いように。
一番いいのは、王道の「ポリパテ置き換え」ということになるんでしょうね。こちらもそのうち試してみるつもり。

エアブラシは探せばどこかに昔イラスト描きに使ってた高級なやつがあるはず。イタリア製の超静音コンプレッサーは処分しちゃったけど。でも、部屋でエアブラシは吹けないですよ〜。

投稿者 yoshii : 2006年04月29日 13:58

いろいろレジンものは作りましたがいくら油分とかとっても、他のパテ(瞬着も含む)との相性はあまり良くないみたいです。
細かいところの場合、極細の針金を埋め込んで瞬着で固定後ヤスリがけしてサフでコーティング。その後で、ヤスってパテ修正したりすることがあります。

投稿者 nirvana_x : 2006年04月29日 13:31

離型剤やシリコーンの撥水(油)性の影響もあるのでしょうか?
プラモデルもそうですが、ガレージキットの塗装では離型剤落としは最初の作業みたいですね。
とりあず、水で濡らして弾くようだったら洗浄が必要かも。

投稿者 蛸林 : 2006年04月29日 11:49

ラッカーパテ(プラパテ)だと
ラッカー塗料の溶剤を混ぜて溶きパテ状態にしたり
瞬間接着剤を混ぜて数分で固まるようにしたり
(この場合筆塗り不可)
便利みたいですよ。

でも吉井さんのされたサーフェイサーを吹くのが
一番楽ですね★

そろそろエアブラシとかまで欲しくなるんじゃないですか?(笑)

投稿者 サワダケイ : 2006年04月29日 01:32