2ヶ月ぶりの映画メモ。ぜんぜん映画観れてない。1ヶ月に1本ペース。U-NEXTのマイリストには新しい映画などどんどん追加しちゃってるのに。特等席(Meta Quest 3)でじっくり落ち着いて観たいのだが。
●シンクロナイズドモンスター(2016年)1:49 カナダ U-NEXT
主演/製作総指揮 アン・ハサウェイ、ジェイソン・サダイキス、監督/脚本 ナチョ・ビガロンド。
アルコールで失敗ばかりしてるダメ女、グロリア。Webライターとしては鳴かず飛ばず、同棲してた彼氏には追い出され、しかたなく今は誰も住んでない実家に戻ってきた。地元で親の酒場を継いでる幼なじみのオスカーがいろいろ助けてくれる。そんな時、突如韓国ソウルに怪獣が出現して街を破壊してるニュース。グロリアは怪獣の動きが自分とシンクロしてることに気づく……という話。
地元の狭い世界で立場が固定されたマイルドヤンキー的なものの怖さにもゾッとする。「ヤング≒アダルト」(2011年)に通じるかも。主人公女性の設定(田舎から都会に出てライターで中途半端に成功、事情で地元に戻る)も似てる。
怪獣は内面の具現化、っていうか、先日の「シャドウ・イン・クラウド」のグレムリンのようなメタファー的なもの。
予想外に面白かった。主要登場人物全員、リアクションや行動が唐突で不自然なところはあるけど。
前半のアン・ハサウェイのダメ女っぷりって、なんとなく綾瀬はるかっぽいw
監督のナチョ・ビガロンドによれば、シンクロ怪獣は松本人志監督の「大日本人」からインスピレーションを得たそう。アイディアは「ゴジラ」+「マルコヴィッチの穴」だってw
怪獣が登場するのがなぜソウルなのか?について。Wikipediaによれば出資者向けの書類にゴジラの画像を無許可で使ってて、東宝に訴えられたそう(半年後に和解)。たぶんそれで東京に怪獣を出すのは気が引けたんだろう。
これ、「9月30日に配信終了」で急いで観たんだけど、例によって10月1日を過ぎたら「配信終了の予定はありません」w
●ウィリーズ・ワンダーランド(2020年) 1:28 アメリカ U-NEXT
倒産した屋内遊園地に一晩限りの清掃人として雇われたニコラス・ケイジが、悪霊が憑依した殺人アニマトロニクスぬいぐるみたちと闘う話w
監督ケヴィン・ルイス、制作にもニコラス・ケイジが関わってる。
スタイリッシュ風というかシャレでカッコよくしてる感じの映像と、一言もしゃべらず黙々と丁寧に掃除したりクールに闘うニコラス・ケイジ。それだけで前半は十分イケるけど、やられ役の若者たちの乱入や、遊園地の背景が明らかになってくると、なんかどうでもよくなってくるw
とりあえず、ニコラス・ケイジのガチガチに固めたキャラクターの怪演を鑑賞する映画。
・あのTシャツほしくなっちゃった。と思って検索したら、売ってるw エナジードリンクのデザインはイマイチだな。
・遊園地内で流れるいくつかの歌がどれも良いw
・保安官おばちゃんのベス・グラントって数々の第一級映画で脇役やってる人なのね。
・夜間警備員がアニマトロニクスのぬいぐるみキャラと闘う「Five Nights at Freddy's」というゲームをヒントにしてるらしい。この映画自体、こういったゲームの忠実な映画化という説も。
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