2013/10/17

CGは軽いんだろうな

先日のテレビで「EOS Kiss X2」の(メカトロニクスの)動物がカメラかまえるCMのことやってて、「CGなんでしょ?」に 「(どうせ)CG」のニュアンスをどうしても感じてしまう。メカトロニクスと完全リアル動物CGと大変さは似たようなもんだろうと思うけど、CGってやっぱそんなに安易に見られてるのかw

いやまあしかし、「戦闘シーンが延々続くのがジャマ」と同じく、どんなリアルで明らかに本物を撮影したわけじゃないCG処理のスペクタクル映像をどれだけ見せられても「ハイハイごくろうさん」的になっちゃうのは確かになあ。ものすごい苦労と予算なことを知ってても。

どちらかと言えばCG作るほうの人の僕でさえそう思うんだから、一般の人が「どうせCGなんでしょ」とか思うのはやむを得ないかも。実写と見分けがつかない方向のCGはかわいそうだ。特撮とばれるような特撮は失敗、ってのもあったしw 生まれながらの宿命。

映画とかのリアルなCG映像って、究極的には「誰かが表現したことを、表現に見えなくする。っていうか、そこで起きていることを撮っただけ」に見せたいわけじゃん? とすると、どう見ても現実に起き得ることじゃない映像ほど「あ、CGだ」って思われてしまうという矛盾w

「クローン・ウォーズ」や「ウサビッチ」みたいに、「表現的CG」のほうが、逆にCGってことを軽んじられないのかもしれん。「実写と見分けつかなくする」って方向は突き詰めれば一つしかないけど、それ以外の方向は無数にありますもんね。

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