2007/01/28

Toys-シリコーンの硬化剤の割合

今やってるやつの、シリコーン型取り失敗メモ。
100:4で硬化剤を入れるのが標準のシリコーンの場合、割合は厳密でなくても硬化時間が変動するだけなので大丈夫というのは知っていた。250gに対しては10gの硬化剤。瓶の底に残っていた12〜3gを、残すのもアレなので使っちゃえとドバッと入れて混合。型に垂らしていたら、途中で垂れなくなってきた。型の上でも流動しないので、気泡が思いっきり入ってそう。つまり、硬化剤が多すぎて十数分のうちに固まりはじめちゃったのだ。失敗。硬化してからシリコーンをはがしてもう一度やりなおし。

逆に、100:2〜3にしておけば、流動性が良く作業時間が長くとれて具合がいいんじゃないかなと。あと、硬化剤が多めだと、軟らかめが売りのシリコーンもカチカチに固まるようだ。軟らかめにしたいなら硬化剤は少なめに。また、急ぐときに硬化剤を多めにすると当然早く固まる。今、1時間半くらいたったけど、完全にかたまった。

4 件のコメント:

PaintMonster さんのコメント...

札幌の場合、冬場はかなり乾燥しているんで
シリコンの硬化具合がかなり悪いです。
なので、風呂場で湯船にお湯を張って蒸気を出して風呂場のヒーターも満開にして作業します。
塗装の時も外では気温が低すぎて塗料がうまく流動できずムラやダレが出てしまうので
冬期は室内でアクリル塗料しか使えません。

う~む。立体製作には札幌は不向きなのかもしれません。ははは。

シリコンの泡取り剤使ったことありますか?
あれ、使うと硬化剤を多めにつかってもやわらかさを維持できますよ。
入れすぎるとコンニャクみたいになってしまいますが・・・(失敗したことがあります)
あと私は、バスコークを筆で塗ってからシリコンを流し込む時があります。この方法を使うと細部がエアから守られるのでどんなシリコンでも成功する確率が上がります。

Hiroshi Yoshii さんのコメント...

paintmonsterさんへ〜
シリコーンはまだ3種類しか使ってないので、イマイチ性質がつかめてないです。片面取り用にはグニャグニャにやわらかいものがいいなあと。あと、すごい急ぎでなければ、硬化時間が遅いシリコーンのほうが気泡が抜けていいみたいですね。

hundredcast さんのコメント...

今回、型取りシリコンの物性ブログを作りましたので宜しかったならば見てください。
hundredcast

Hiroshi Yoshii さんのコメント...

hundredcastさんへ〜
すごいですね!次にシリコンやるときに参考にさせていただきます!