8インチとかの大型フィギュアをレジンで作ると材料代がすごいことになるし、やたらと重くなる。ソフビみたいに中空にできればいいのに、と考えていた。レジンは、熱がこもらない末端部分では硬化が遅い性質がある。なら、型に少量のレジンを注入したあと、ぐるぐる回したりシェイクして内部に行き渡らせつつ、少しずつ硬化させれば中空にできそう。・・・というもの。
というわけで、やってみた。Blinkの型の注ぎ口と空気抜き穴を練り消しでふさぎ、15cc程度のレジンを入れて型を合わせ、5分間シェイク。20分後にあけてみると、できてるできてる・・。
電気スタンドの光にかざすと、内部が中空なことがわかる。肉厚は比較的均等になっている。ピンポン球くらいの強度はある。注入するレジンの量を調整したり2回目注入をしたりすれば、厚さ数mm程度くらいまで肉厚にできそうだ。（表面に気泡がまったく見あたらないのはこの方法の副産物？）
そうだ、発泡ウレタンってのがあるぞ、と急遽買ってきたスプレー式の発泡フォームを注入してみたところ、非常にいい感じ。このままの薄さでも強度は十分。本番のときには足の裏に注入口を作ろう（Blinkはもともと頭の横に注入口があり、折れて穴が開いていた）。
やったー！！こりゃあ、画期的だあ！これで、特大フィギュアの制作・複製が可能に。 数十個レベルならソフビを工場に発注するまでもなく自分で生産できるぞ。「クマ吉」を8インチQeeサイズで作りたい！（Blinkみたいに小さいフィギュアでも十分可能だけど、ほんとにピンポン球みたいに軽いので、高級感がぜんぜんない。）
9 件のコメント:
こりゃ思い切ったことをしちゃいましたねぇっ！
すごい！
片面取りもうまくフタをすれば
レジン特有の収縮も防げるのでは！？
フタがしっかりとしてないと
エラいことになりそうですが(笑)
8インチサイズはシリコンに
お金がかかりそう(笑)
それから灰色レジンってあるんですか？
黒、アイボリー、ホワイト、肌色
くらいしか無いと思ってました。。。
keiさんへ〜
フタしたら、シリコン型自体がレジンの収縮で変形しちゃうんじゃないかな。今やってる方法は、フィギュアの底面に板をつけてるのをそのまま活かして型を取り、二段目にほんのちょっとあふれるようにレジン注入してます。ちょっと削らなきゃいけないけど。
＞シリコンにお金かかりそう
きつい逆テーパーでは無理ですが、表面だけシリコンを流して固めて、残りは石膏で上げ底する手がありますよ。あと、シリコンに増粘剤を入れるとまったく垂れなくなるので、枠無しで型を作れるってのも。
グレー色のレジンは、
http://www.rakuten.ne.jp/gold/be-j/
で売ってます。
楽しそうな事やってますね♪
僕も今日アルテが届いたので
これからコネコネしたいと思います～
もしよければ相互リンクして頂きたいのですがよろしいでしょうか？
お願いします～
わぉ！すごいっす。
手間はかかりそうだけど、軽量なのは魅力ですね。
いろいろ試しているんですね。
そのうちFRPなんかで等身大？も始めたりして？
yusukeさんへ〜
インダストリアルクレイ。コネコネというよりも、削り主体になりますよ。先が輪になった陶芸用カンナは必須です。
相互リンクはやってないのですいません。
hironさんへ〜
そう。材料代が惜しいってよりも、無駄に重くない「Toy」の範疇で作品が作れるところもイイ。
蛸林さんへ〜
等身大FRPフィギュア。もちろんねらってます。シリコンバレーあたりの金持ちの若者が部屋にど〜〜んと飾る用って感じで。
相互リンク申したいと言って申し訳ありません。僕のブログにリンクを貼るのはいいですかね？
コネコネではないんですか～
たしかにかなり硬いですよね。
ってこんなに長いとはびっくりしました（笑
yusukeさんへ〜
もちろんリンクはオーケーですよ。
アルテ、輪切りにしてドライヤーで暖めて一気にこねて大まかな形を作ります。すぐには冷めないので30分くらいは割と自由に形を作れます。その後は、ひたすらカンナ削り。インダストリアルクレイのいいところは、「ここ足りないな」と思ったら即、盛りつけられること。ただし、そのまま盛るとはがれやすいので、ライターで一瞬あぶってからくっつけるといいです。
アドバイスありがとうございます♪
今やってます！
手も机も汚れなくてとってもいい！
ドライヤー片手にやってます！
たしかに、足りないところを盛ってもすぐにとれますね。
ライター使ってみます！
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