ようやくWindows Vistaを導入。Core 2 Quad搭載マシンって安い上に、普通の動作はそこそこだけど動画エンコードやレンダリングは2コアの2倍速だそうで、たまらずマウスコンピュータのマシンを購入。いや〜〜、確かにレンダリングは2倍以上(クロックアップ分も含めて)。今まで2〜3台のマシンでネットワークレンダリングしていたのと同じスピードが1台で出る。
で、Vista Ultimate。使い勝手はなかなか悪くないです。仕組み自体は批判されてるくらいXPとほぼ変わらずで、戸惑いも少ない。っていうか、Mail、フォトギャラリー、カレンダーとか、マイドキュメントをやめてドキュメントとか、いろんな点でなんとなくOSXに近づいた感じもある。
ところで、「なんでこんな仕様?」と思った点と2つのトラブル。
●Windows Aero
ウインドウのフチが半透明で下が透けて見えるのだが、すりガラスのようにボカシがかかっているため下の文字は判読できない。ボカシの度合いは変えられないようだ。せっかくウインドウのフチのスペース分だけデスクトップが広く使える「半透明」なのに、意味がない。最小化ボタンなどがあるだけの1cm幅は本当に単に飾りの半透明。クラシックテーマじゃ実用的すぎてつまんないし。
●Windows フリップ3D
OSXのExposeのような、Vistaの目玉的新機能。多数のウインドウやアプリを開いていても迷わず操作できる。Exposeで何が飛躍的に便利になったかといえば、Photoshopなどで数十枚の画像を開いて編集するときなのだ。非常に期待していたんだけどな〜。Windowsフリップ3Dでは、アプリは一つのウインドウとして扱われちゃうのね。ダメじゃーん!
●セキュリティの仕様
何かするたびに警告が出る。あんまりしょっちゅう出ると「警告の中身を読まずにOKポチッ」するのが習慣になっちゃうのが一番の問題だとマイクロソフトは認識してない模様。ところで、新しいマシンにインストールしたZBrush3がライセンスエラーで起動できず。いろいろ調べた結果、Vistaのガチガチのセキュリティ機能に引っかかってた模様。ユーザアカウントの「ユーザーアカウント制御の有効化と無効化」をオフでエラー回避できました。
●ドキュメントフォルダ
XPまでは、最優先みたいにマイドキュメントが開くので何でもとりあえずそこに保存することにしてあった。ところがVistaのドキュメントフォルダはピクチャやミュージックフォルダと同じくユーザーフォルダ内の一つのフォルダという扱い。保存するとき、いちいちドキュメントフォルダを探して開かねばならず、たいへん面倒。なのでドキュメントフォルダのショートカット(エイリアス)をそこら中にばらまいてます。
●ペン操作関係トラブル(前に書いたのと重複ですが)
VistaにはタブレットPCの機能も最初から組み込まれている。タブレットPCを使っていたときにWACOMドライバを入れてさんざん苦労した覚えがある。イヤな予感どおり、intuos3を使おうとしたところドライバは読み込まれてるし筆圧の反応もあるのにペンでカーソルが動かせない。Vistaを起動してから使えるようになるまでの時間がすごく長くなる。
Web検索すると、Vistaでタブレットがちゃんと動かないトラブルがあるらしい。ドライバを入れ替えたりいろいろ数時間。サポート電話の人も一生懸命いろんな解決法を指示してくれたけど、ダメ。サポートの人が調べてくれるとのことで一旦電話を切ってまたいじってたら、解決方法発見。
やはりVistaのタブレットPC機能が原因だったらしい。コントロールパネルの「Windowsの機能の有効化と無効化」で、「TabletPCオプションコンポーネント」をオフにしたらちゃんと動くようになりました!
・・・などなど。また思いついたら書きますが、こうしたら便利になるよというやり方などありましたら教えてください。
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