2019/03/31

最近観た映画メモ「激突!」他

キング・コング(2005年)
フォー・ウエディング(1994年)
錨を上げて(1945年)
激突!(1971年)
ロミー&ミッシェル(1994年)

●キング・コング(2005年)
めちゃくちゃ面白かった。よくできてるなあ。完璧。ネットで配信してた製作日記ムービーの2枚組メイキングDVDまで買ったのに、本編を観ないままだったw ワールドトレードセンターに登る1976年版はほとんど記憶が薄れちゃったけど、2005年版は割と最近観た1933年版の再現らしい。ストーリーもシチュエーションも時代感もそのまま。ジャック・ブラックが真面目な役?ってイメージでなぜかずっと後回しになってたけど、ちゃんとふざけた役だったw いや、ふざけたキャラクターだから、シリアスな演技が際立つし、前半をもたせるには不可欠だっただろうな。いやしかし、人間の身勝手が原因だし、キングコングは男らしい!とはいえ、「ストックホルム症候群」そのまんまだよね。

●フォー・ウエディング(1994年)
原題通り、「4つの結婚式と1つの葬式」だけで構成された、ヒュー・グラント主演のラブコメ。ローワン・アトキンソンまで登場するイギリス映画だけあって、結婚式にしてはキツすぎるジョークとか満載。ラストも「え? それでいいの??」って感じ
(神も怒ってるようだったw)。つまらなくはなかったけど、う〜ん、僕にはちょっと軽すぎだったかな。

●錨を上げて(1945年)
ジーン・ケリーとフランクシナトラの歌とダンス。トムとジェリーの共演! 「ショウ・ボート」で顔覚えてた多岐川裕美似のキャスリン・グレイソン、綺麗! 楽曲もダンスもすごい楽しい! けど、ストーリーは、ミュージカルの常でそれほど面白くないけどねw 太平洋戦争終結直前に海軍の水兵たちを主役にこんな楽しいミュージカル作ってたアメリカ! これの前年には同じコンビとシチュエーションで「踊る大紐育」。こちらもあんまり面白くなかった気がする。

●激突!(1971年)
スピルバーグの出世作。これを小6ときに観てスゴイって思った。1年後の「ジョーズ」のパンフで同じ監督の作品と知ったことが、「カメラの後ろにいる人たち」に興味を持つきっかけになった。その後も何度か観たけど、今回はたぶん30年ぶりくらい。やっぱ面白い。今回は、単にトレーラーに追いかけられる恐怖だけじゃなく、家庭の不和や商談に間に合わないなど、不安を煽る要素もうまく入ってるところが響いた。カット割りや構図など考え抜かれてて完璧、ジョーズと同じく絵コンテを用意して撮影に臨んだんだろうと思ったら、Wikipediaによれば撮影は16日しかなく、絵コンテも用意してなかったんだそう。ヘビおばちゃんのスタンドの電話ボックスに若きスピルバーグが写り込んでるのねw

●ロミー&ミッシェル(1994年)
ダメダメな最低バカ女コンビのくだらなすぎるコメディ、と思ってうんざりしかけてたら、そのダメダメが後半でみんな意味を持ってきて、よかったねえ! でまとめてくれる。面白かった。「ポストイットの発明者」の話ってこの映画だったのね。しかし、アメリカのスクールカーストとプロム的なものって本当に根が深いのね。映画になるのってたいてい階級からドロップアウトしてる人たちだけどw

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