2018/05/29

最近観た映画メモ「マジカル・ガール」他

北北西に進路を取れ(1959年)
マジカル・ガール(2014年)
巴里のアメリカ人(1951年)

4〜5月は「レディ・プレイヤーワン」と合わせても4本しか見れなかった。ポスター画像貼るの面倒なのでヤメた。
●北北西に進路を取れ(1959年)
なぜか見てない映画の本命、ようやく見れたw 巻き込まれサスペンスの緊張と緩和。緩和への振れが大きいのとケーリー・グラントのキャラクターがお気楽広告屋ってことで、ほとんどコメディw さすが、おもしろかった。敵役の手下のマーティン・ランドーが細くて背が高くて美しい!
●マジカル・ガール(2014年)
スペイン映画なんだけど、「日本の魔法少女アニメに夢中の白血病少女のために失業中の父親ががんばる」話かと思ったら、とんでもない方向に話が進む。序盤のアレとアレが繋がるまではわけ分からん感じで、難解な映画なのかと思った。一見、
淡々としてるというか、娯楽映画的にぜんぜん見せてくれないし謎の説明もない分、闇がとてつもなく黒い。目線の動きだけで表現とかシビれる。観客の想像をテコにしてる感じ。おもしろかった。
●巴里のアメリカ人(1951年)
ガーシュイン祭り。有名な曲がいっぱい出てくる。例の「Do Do Do」もレストランでかかる。ストーリーはお気楽なんだけど、だらける寸前で歌やダンスが始まったりピアノ協奏曲になったり、一旦調子に乗るとたたみかけるようで飽きない。「ピカソですら引き立て役」くらい有望画家なはずのジーン・ケリーの絵がとてつもなくショボいw 1951年の時点でパリで絵描きっていうと、道ばたにイーゼル立てて街を描いたりするのがまだまだステロタイプだったんだなあ。レスリー・キャロンがめちゃくちゃカワイイ! ラストの長大な妄想バレエはいくらなんでも長すぎ。

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