しばらくぶりにMeta Quest 3で映画を見ようとしたら、ブラウザの湾曲スクリーンをオフにできるようになってる! 同様にU-NEXTアプリも湾曲スクリーンオフにできる。
マルチ画面になった7月のv67で大幅改良されたそう。スクリーンのサイズや位置も自在に変えられるし、各種コントロールもラクに行えるようになり、映画が見やすくなった。
これでPrime Video VRのように映画館の観客席の環境があれば最高なのだが。
●デイ・アフター・トゥモロー(2004年) 2:04 アメリカ Netflix
Netflixの新着に出てたのでつい観てしまったw 地下鉄の駅などに巨大な広告(氷河の雪原に埋まってる自由の女神のやつ)が出てたのってもう20年前なんだ……。
地球温暖化の影響で極地の氷が急激に溶け始め、塩分濃度による海流の激変によって地球全体に凄まじい異常気象が発生。北半球は嵐に覆われ、ついには氷河時代が来てしまう。人類のサバイバルが主に気象学者とその息子の視点で語られる。
監督:ローランド・エメリッヒ。出演:デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール、イアン・ホルム他。タムリン・トミタってつい先日観た「フォー・ルームス」に出てた。
極端な気候激変の描写は嘘っぽくもあるけど(特にパリパリと凍っていく様子とか)、Meta Quest 3の大画面では非常に迫力あって満足。特にNYの津波とか圧巻。
・コメディリリーフ要員「犬を連れたホームレス」が特にエメリッヒっぽかったw
●ブレット・トレイン(2022年)2:06 アメリカ Amazon
東京発、京都行き、夜行の弾丸列車(新幹線)。運び屋のレディバグはある乗客のブリーフケースを盗む仕事を請けて乗り込んだ。ところが、白い死神と呼ばれるヤクザの大ボスの手下をはじめ、過去に因縁のある何人もの殺し屋が乗り合わせていた……という話。
伊坂幸太郎の小説の映画化。監督:デヴィッド・リーチ。出演:ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、真田広之他、「お!」という人が何人か出てくる。
面白かったけど。ちょっと期待しすぎてたか。「スタイリッシュで作り物っぽいコメディがかったアクション映画」なんだろうけど、アニメ風だし、テイストがやけに1990年代っぽく、やりすぎ感は嫌いじゃないけど、その上を行くやりすぎすぎ感というかw
それでも、全員が超キャラ立ちしてる超キャラクター映画としての面白さ! それぞれの深掘りをもっと見たかった。「人生に必要なことはすべて「機関車トーマス」に学んだ」w 観たくなった。
真田広之が出てるにしては、日本の描写がファンタジーすぎるw もちろんワザとやってるんだろうけど。イヤな感じはしなかった。むしろ楽しい。あー、こういう日本が好きなのね的な。
●海底軍艦(1963年) 1:34 日本 U-NEXT
「惑星大戦争」(1977年)を観ようと思ったら、元ネタの「海底軍艦」が気になってしまい、こちらを先に観た。監督:本田猪四郎。音楽:伊福部昭。出演:高島忠夫、藤山陽子、上原謙、田崎潤など。
深海で生き延びていたムウ帝国がかつて支配していた地上の国々を脅迫し、侵略を開始。戦後、姿を隠していた海軍残党が秘密裏に建造していた海底軍艦「轟天」が、人類最後の希望としてムウ帝国に立ち向かう、という話。
中盤までそこそこ重厚なドラマなんだけど、だんだん微妙になってきて、クライマックスはほとんど脱力もの。高島忠夫と藤山陽子がいつのまにかくっついてるのが唐突だし。僕的に見どころは、帝国海軍残党の人たちの本気な感じかなあ。
・特撮やムウ帝国の描写など、日本人的に一生懸命背伸びしてる感が痛々しく感じてしまうんだけど、海外では好評だったらしい。
・ゴジラの発案者でもあるプロデューサーの田中友幸は、海底軍艦を宇宙で活躍させる続編を考えていたのが「惑星大戦争」で実現したとのこと。
・戦争が終わってまだ18年。帝国海軍の残党が南方の島に隠れて起死回生の機会をうかがっていた、という設定はある程度の現実味があったんだろう。若者の、戦争経験世代への反発も描かれる。
・いかにも小松崎茂デザインの轟天号、ドリルは役に立つ場面あるけど、飛ばす必要があるのか?
・ミニチュアが小さすぎ、水を使った特撮がイマイチ。とはいえ、直系の「マイティジャック」(1968年)の浮上シーンなど、当時はめちゃリアルに見えてたから当時はこれで十分だったのかも(たった5年後だったんだ)。伊豆大島での鳥型兵器の襲来の特撮はめちゃくちゃよく出来てて驚いた。
・ムウ帝国の大広間の男たちの踊りがテキトーすぎて笑ってしまうww
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