昨年、5〜6月くらいから個展終了〜昨日まで、ドラマシリーズはともかく「映画」は一本も観てなかった。個展終了以来、仕事がいっぱい重なってた状態は脱したので、「なぜか観てなかった映画を観るシリーズ」をそろそろ再開。
まあ、以前に比べればそれほどガッついて観ようって気がなくなって来たのは確かだけど、U-NEXTのマイリストとかを見渡すと、まだ観ておきたい作品がいっぱい。とりあえず、優先的に観たいものと、有料ポイント映画を中心に観てしまって、半年くらいをめどに一旦U-NEXTのサブスクを解約するつもり。最近サブスク解約ブームw
●アートスクール・コンフィデンシャル(2006年)1:42 U-NEXT
昨年4月に見たけど映画メモをアップできてなかった。「ゴーストワールド」のダニエル・クロウズが原作と脚本、テリー・ツワイゴフ監督。マックス・ミンゲラ、ジョン・マルコヴィッチ、ジム・ブロードベントなど。スティーブ・ブシェミも出てる。脇役、全員イイ。
美術学校やデザイン学校とかのあるあるネタ満載、恋や友人関係などもある青春コメディなんだけど、殺人事件が絡んでくる。絡ませかたが絶妙。
主人公のピュアさがあぶなっかしくて手に汗握る。「ゴーストワールド」と同じく、あの頃の「気分」が蘇ってきてツラいw 何もかもが思ったとおりにいかなくて絶望とかも。
●20センチュリー・ウーマン(2017年)1:58 U-NEXT
途中で止まったまま9ヶ月ぶりにようやく見終わった。マイク・ミルズ監督の自伝的な映画。アネット・ベニング主演、息子がルーカス・ジェイド・ズマン、他にエル・ファニングなど。
古い世代のシングルマザー、思春期の息子を持て余し、若い女性二人に彼の面倒をみてもらおうとするが、、、という話。
昨年4月に半分くらいまで見て、今回もう一度最初から見直したためか、すべてのシーンがとても味わい深くて繊細に感じた。監督が少年時代を振り返りつつ、その母親の自分に対する気持ちなども2016年の位置から想像しつつって感じ。
ラストのまとめ方にはちょっと違和感あったけど、「こんな母親はこのとき一度きりだった」って本人が言ってるし、まあいいか。同監督作品で父親を描いたとされる「人生はビギナーズ」もめちゃ良かったけど、どのくらい自伝的事実が入ってるのかな?
・余談。「20センチュリー・ウーマン」中盤でかかる「ルイ・アームストロングが流れていた」とモノローグがある静かな曲。サントラのリストでは「Basin Street Blues」となってる。もっと楽しくアップテンポな演奏を聞いたことある。何だっけ? YouTubeやApple Musicを検索しても音源が多すぎてわからない。
各楽器のアドリブも全部覚えてるくらい聴き込んだらしい。昔、NHK FMのゴールデン・ジャズ・フラッシュという番組を録音したデキシーランド・ジャズ特集(MP3化してある)を確認したら、ちがう。
あと可能性があるとしたら、、、もしかして、テレビでやった映画「グレン・ミラー物語」を中1ときに録音したテープ? その音源は不明だけど、U-NEXTに「グレン・ミラー物語」があったので確認してみた。
覚えてたのはその演奏だった! 前半でルイ・アームストロング本人出演で「Basin Street Blues」を演奏、グレン・ミラーもトロンボーンで飛び入り参加、というシーン。
あらためて探してみたら、「グレン・ミラー物語」で使われたのはこの1952〜1953年に録音されたこの演奏。完全一致!
https://youtu.be/3drPg705PDU
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