2011/09/16

映画「タクシードライバー」「ロッキー」「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」

●タクシードライバー

なぜか見逃してた映画を見るシリーズ。「タクシードライバー」見た。「過去の名作」と言われてる映画全般に感じるのは、尖ってれば尖ってるほど古く見える。フォロワーがジャンルを作るほどの影響力のあった作品では特に。内的な狂気に目覚めて無茶する青年の話なんて、現在じゃ定番すぎちゃって。1976年当時には衝撃だったんだろうけど。

こないだの「サブウェイパニック」と同じく、以降のいろんな作品の「原型」がここにありますね。元ネタが何かを知っておくのは悪くない。
デニーロが初々しくてカワイイ。先日タランティーノの「ジャッキー・ブラウン」も見たんだけど、そっちもデニーロが出てたから何かすごい見せ場があるのかと期待してたら、終始完璧にダメダメなバカ中年を演じてておかしかった。プロだー!と思った。タランティーノ、期待の斜め上を行く!

「尖ってれば尖ってるほど古く見える」って、そういえば「時計じかけのオレンジ」とかさほど古く見えないな。尖ってなくても60年代の映画も大丈夫なこと多いし。古く感じるのは僕自身の原点が70年代中期にあるから、というのも関係あるかも。60年代だと古いとか関係なくなっちゃう。

●ロッキー

なぜか見てなかった映画を見るシリーズ、「ロッキー」見た。うわわ、いい映画なんだなやはり。すごいよかったです。この映画、ロードショーとかスクリーンとかの映画雑誌を買い始めた頃の映画だもんなあ。いやそんな古くは思えなかった。ぜんぜんおもしろい。

なぜかスタローン主演の映画って今まで見たことなかった。「ロッキー」や「勝利への脱出」を見なかったのは偶然だけど、その後同じくマッチョ系のシュワちゃんが出てきたら、スタローンの顔の湿っぽさがイヤで、勝手にシュワちゃんの敵!って思っちゃって。見るもんかと思ってた。

Wikipediaによれば、極貧スタローンがアリ対ウェブナーの試合を見て感動して3日で脚本を書き上げ、自分の主演を譲らずに、結果的に成功してアメリカンドリームを掴んだ。ってのは映画を売り出す用の創作らしい。僕、テレビでそれ知って感動して、やっぱロッキーは見なきゃと思ったのにな〜。

●スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団

こちらは今年の春に公開された新しい映画。予告編を見てガッカリして期待してなかったけど、ちゃんとおもしろかったよ。マンガ的表現や擬音の文字とか多少ジャマだけどあれは対決シーンの表現との整合性のために必要でしょう。ゲーム世代だったらもっといろいろ仕掛けに気づいただろうな。おもしろいのが7人もいる元カレのキャラ設定が全部ひねりにひねってあるとこ。ちゃんとボスキャラもいて。

主人公はあんな弱っちい系ではなくもっと普通のタイプの俳優で良かった気がする。ラモーナがかわいくないという意見もあるけど、外見ではなく醸し出される存在に惹かれた、という意味ではあれで正解だと思う。ラストはこれでいいのか?って気がしたけど、特典映像の削除されたシーンの中に真逆のエンディングがあって、なるほど試写の反応で決めたんだってわかる。

特典映像に全ストーリーボードが入ってる!DVDでは解像度が低くて小さい字まで読めないのが残念。Blu-rayで高解像度版がのストーリーボードが入ってるなら買ってもいいかも。
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