2019/09/10

最近観た映画メモ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」他

ちょっとペース落ちてたところに、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」があんまり良かったので、ヘタな映画観て余韻を上書きしたくないな〜って。とりあえず数が揃ったので映画メモ出す。ところで、前回の数本は久しぶりにiTunesで観て、やはりあらかじめダウンロードしておく方式は高画質が保証されてて良い。と思ったのだが、レンタル料が高めなので本数が多いと定額制サービスのほうがやはりお得に。それで、春に解約してたU-NEXTを復活。回線の具合によっては低画質になってしまうこともあるけど、今回は大丈夫だった。ところで、U-NEXTで「本作品は8月31日で終了」って出てたから急いで何本か観たんだけど、9月になってもあるじゃん! 以前、たしか「ペーパームーン」の時もそうだった。期限の日付は気にしなくて良さそう。

●ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年)
観てきた! 超絶良かった! 新作映画は何書いてもネタバレになってしまうので、書けないのが悔しい! ストーリーの流れは強くなく、あの時代の俳優とその周辺の日常って感じの小さいエピソードの羅列なんだけど、全部イイ。ずっと続いてほしい感。ブラピもディカプリオもめちゃ魅力的に撮れてる。あの事件についてはある程度知ってたけど、

2019/09/02

最近観た映画メモ「アラビアのロレンス」他

今回4本中3本が序曲とインターミッション付きの長い超大作。60年代はテレビに巻き返しを図ろうと、大画面で特別な体験を提供する超大作が多い。タランティーノの「ヘイトフルエイト」はその超大作形式を現代に蘇らせようとしたものだそうで。

●アラビアのロレンス(1962年)
デヴィッド・リーン監督。昔テレビで前後編で見たことある。史上最高映画の一つとされる。超大作は極端に長いのが多く、これも3時間48分。序曲と休憩付きのおなじみの形式。時間と画面を信じられないほど贅沢に使った眼福系映画。人間の存在なんか極小のノイズでしかないほどの砂漠のでかさ。かと思えば、地平線の果てまでラクダやエキストラでぎっしり。iTunes映画のリマスター版の高画質だからどうにか見えるくらいの、27インチディスプレイで地平線上に1mmくらいの人物が現れるシーンとかw SD版やDVDじゃ解像度が足りなくてたぶん見えないw 第一次大戦中、ドイツと結んだオスマン帝国に支配されていたアラブ世界。動向を探るという名目で派遣されたロレンスだけど、このあたりのイギリスの動きが現在に至るアラブ世界のややこしさを

2019/08/29

最近観た映画メモ「サンセット大通り」他

「なぜか見てない映画を見るシリーズ」の落ち穂拾い。やはり古い順に開始。ホントは最近の新しいものから観ようと思ったんだけど、追加した20〜70年代までの古いものはそれほど数が多くなかったため、先に片付けてしまう。

●カリガリ博士(1919年)
ドイツ表現主義のサイレント映画。歪んだ背景は「映画は、絵画が命を吹き込まれたものであるべきである」の考えから。確かに画面がどこを取っても「絵」になってる。アイリスショットで画面を絞り、人物の顔をクローズアップするような効果も「絵」。歪んだ背景のほとんどは表現主義の画家が粗めに描いた書き割りの板なので、映画というより凝った舞台劇を記録したもの的な印象。表現はなるほど了解。まあ、画質が非常に悪くて見にくいけど。ストーリーは一応ちゃんと追えてそこそこ見せるなあと思ったけど、あのラストは! ディカプリオのあの映画はこれが元?

●グランドホテル(1932年)
限られた場所で、同時進行で何人もの登場人物のそれぞれの話が進行したり交錯したりの「グランドホテル形式」の名前の元になった映画(形式としては以前にもあったそう)。トーキー時代になってすぐの作品だけど、すでに今の映画と同じに楽しめるほど手法も技術も成熟してるのがすごい。普通に面白かった。なぜか

2019/08/25

最近観た映画メモ「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」他

「なぜか見てない映画を見るシリーズ」はこれで第一ラウンド終了。勢いが落ちないうちに「そういえばアレもあった、コレもあった」の落ち穂拾いと最近の映画を取り混ぜて、第二ラウンド開始済み。

●チェ 28歳の革命(2009年)
チェ・ゲバラの伝記映画の二部作の前編。ゲバラもカストロも若いインテリ出身の革命家でけっこう魅力的。伝記や取材で深く研究して作られてるそうで、かなりリアルらしい。志を持つ男たちが命がけで理想を実現していく姿はカッコよく、あこがれる人がいるのはよくわかる。ただ、白黒のドキュメンタリーっぽい映像をちょこちょこ挟んで変化つけてるとはいえ、えらく淡々と描かれるため、ノリノリでずっと見続けるのはむずかしい。クライマックスのサンタ・クララの戦いはそこそこ動きがあって良かったけど。

●チェ 39歳 別れの手紙(2009年)
後編。ボリビアに渡ったゲバラと仲間たちを前編に輪をかけて淡々と描く。挟み込み映像も無し。ラストは史実として知ってるので、もう絶望に向かって陰鬱に突き進むだけ。状況はどんどん悪くなり、どうしようもなく追い込まれていく緊張感はあるけどね。Tシャツとかになってる有名な「英雄的ゲリラ」の写真の人物がどんなだったかよくわかった。変にドラマチックにしてない分、本物の彼に同行してたような気になる。キューバ革命成功後すぐ離脱してボリビアに行ったように見えるけど、6年間もキューバを代表する政治家として革命事後処理や対外活動したりコンゴ行ったりはすっ飛ばされてる。

●プール(2009年)
小林聡美やもたいまさこが出てくるこういう「たいして何も起こらない異国ほのぼの癒し系映画」のニーズは、「かもめ食堂」(未見)など確実にあるらしいので、ターゲットから外れてるっぽい僕的には何も言えない。忙しい殺伐とした生活を逃れ、