2015/04/18

2015/03/31

Printemps 150 ans / プランタン150周年記念マスコット「ROSEちゃん」


パリの老舗百貨店 Printemps の150周年記念マスコット「ROSEちゃん」を作りました。
http://www.printemps.com/

キャラクター紹介ページ↓
http://www.printemps.com/actualites/150-ans-printemps-mascotte

日本語のページも用意されてます。
http://departmentstoreparis.printemps.com/ja
http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500

Twitterで「#150PRINTEMPS」タグで検索すると、記念イベントのあちこちに引っ張りだこのROSEちゃんの写真が出てきます。みんないっしょに写真撮ろうとしてます。パリでも「ゆるキャラ」大人気w




あと、ROSEちゃんのFRP人形を制作した会社にも写真がいろいろあります。
http://atelier2a.canalblog.com/archives/2015/03/18/31730069.html

La Maison du Chocolat (ラ・メゾン・デュ・ショコラ)の記念チョコになりました。
150周年イベント中にPrintemps店内の特設会場で買えるそうです。
http://www.lamaisonduchocolat.fr/la-maison/fr/actualités/évasions-gourmandes

 



2015/03/24

■グラフィック薄氷大魔王[426]「Printemps 150周年記念マスコット」他、小ネタ集

■グラフィック薄氷大魔王[426]
「Printemps 150周年記念マスコット」他、小ネタ集
吉井 宏───────────────────────────────────
●Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
パリの老舗百貨店 Printemps の150周年記念マスコット「ROSEちゃん」を作りました。

http://www.printemps.com/

キャラクター紹介ページ↓
http://www.printemps.com/actualites/150-ans-printemps-mascotte

Twitterで「#150PRINTEMPS」タグで検索すると、記念イベントのあちこちに引っ張りだこのROSEちゃんの写真が出てきます。みんないっしょに写真撮ろうとしてます。パリでも「ゆるキャラ」大人気w
https://twitter.com/search?q=%23150PRINTEMPS&mode=photos&src=tyah

あと、ROSEちゃんのFRP人形を制作した会社にも写真がいろいろあります。
http://atelier2a.canalblog.com/archives/2015/03/18/31730069.html
http://atelier2a.canalblog.com/archives/2014/11/10/30931789.html

La Maison du Chocolat (ラ・メゾン・デュ・ショコラ)の記念チョコになりました。
150周年イベント中にPrintemps店内の特設会場で買えるそうです。
http://bit.ly/1blylUc

●ScanSnapモアレ低減テクニック

先日からエプソンGT-X820でやってるイラスト掲載印刷物のスキャン作業。一枚ずつスキャンしてるのでめちゃくちゃ時間かかる。それでもけっこうはかどったかと思うと、棚の奥から未スキャンの分厚い束が次々出てきてやる気が萎える。ScanSnapでなんとかならないのかな? ScanSnapにはモアレ低減機能がないし、最高画質JPGで保存しても、かなり劣化するのだ。

しかたない、今までけっこうバカにしてた「Photoshopによるモアレ/網点の除去テクニック」をScanSnap画像で試してみた。「ボカして縮小」っていう、「そんなことしたらどんなモアレだって消えるに決まってるわ!」な単純テク。

まず、ScanSnapの「エクセレント画質」でスキャンする。通常は300dpiのところ、このモードでは600dpiなのだ。スキャン速度はめちゃくちゃ遅くなるけど、フラットベッドスキャナで一枚ずつスキャンするよりはぜんぜん速い。

2015/03/17

■グラフィック薄氷大魔王[425] 「手書きノートアプリEquilnote」他、小ネタ集

■グラフィック薄氷大魔王[425]
「手書きノートアプリEquilnote」他、小ネタ集

吉井 宏───────────────────────────────────

●手書きノートアプリEquilnote

Mac用のドロー系手書きノートアプリがあった! Windowsにはいくつもあるのに、Macにはほとんど見当たらず、以前から探してたのでした。

Equilnote - MacAppStore

字も書けるし絵も描ける。ページを増やしたりノートを追加したり用紙を選べるのは当たり前。選択・編集や消しゴムも理想の性能。描画はすごく速くはないけど書きやすい。表示の拡大縮小やスクロールにショートカットキーが使えないのが惜しい。

https://pic.twitter.com/8OclXE5wMK

文字認識はアプリ内課金で購入可能。DropboxやEvernoteに同期可。Evernoteに自動でノートが送られてるのは便利。iOS版にはレイヤーもあるらしい。テキストを打ち込む場合、日本語だと欄がうまく拡大してくれない問題はあるものの、手書きノートにテキスト打ち込みはしないからいいや。

本来、equil smartpenという赤外線式ペンやホワイトボードといっしょに使うものらしいけど、普通に板タブでも使える。

http://www.myequil.com

この会社、良さそうなアプリいくつも作ってる。またいろいろ試そう。
https://itunes.apple.com/jp/artist/pnf-co.-ltd./id587774489

●メインソフトが開発終了したら

仕事や制作に使っているメインのツールは、これから先もずっと使えるとは限らない。会社が買収されるなどして開発終了したり塩漬けになるソフトはいくつも見てきた。仕様が変わってメインツールに適しないものになったりもする。

僕は幸運にもそんな目には遭ってない、かと思ったら、一度あったな。Painterがver.7になったとき、「チョーク」ブラシの仕様が変わって今までのタッチが出せなくなった。Painterは「チョーク」「水滴」「消しゴム」の3本のブラシだけでほとんどの仕事をしてたから焦った。

その時は、それまでに知り合った世界中のPainterアーティストに連絡を取り、これが如何に重大な仕様変更かをMetaCreation社にアピール。無事、アップデートで元の仕様に戻ったのだった。

以来、そういう危機感は常にある。今使ってるツールに何かあってもいいように、似たようなことができるツールを探して検証するのが習慣になってる。

けど、ふと思った。万が一、メインで使ってるツールが終了したとしても、その瞬間から使えなくなるわけじゃない。OSXの時みたいにパソコン環境が激変するまではずっと使えるし、そうなったとしても中古マシンが手に入る間は使える(会社終了でアクティベーションのシステムが停止したら、即使えなくなることもあり得ないわけじゃないな……コワコワ)。

ツール終了に備えるのが主な目的で、別のソフトを購入して勉強するのはムダかもしれない。終了してからで大丈夫。終了に備えて勉強した別のソフトが終了することだってあるわけだもんね。今のツールを最大限に活かすほうが大事だと思う。

とかなんとか書いたのは、別のツールを使ってみたい自分への警告ですw 新しいバージョンの3Dソフトが出てくるとどうしても目移りしちゃう。「隣の芝生は青い」っていうか。デモムービーとか見て使いやすそうに思えちゃうのは錯覚。いいところしかアピールしてないから。

どんなツールでも深く使い込めば不満が出てくるのは当たり前。大規模なソフトほどバグがずっと放っておかれるのも多いらしいし。

●肘掛け!

intuosペンタブレット。Mサイズと同じ描画範囲を設定してLサイズを使ってる理由は、「キーボードを上部に載せてもMサイズ分の範囲が使える」ことが大きいのだが、もうひとつ重要な理由に

「左腕を端に載せておけるのでラク」

がある。写真のようにペンタブを傾けて置いているため、Mサイズだと左腕を宙に浮かせるか、肩幅を縮めてなんとか載せるしかない。これがけっこう疲れるのだ。

http://www.yoshii.com/dgcr/intuos-IMG_0419.jpg

で、今気づいた。椅子の「肘掛け」って、そのためにあるんじゃん! 肘掛けってジャマだからいつも最低の高さにして引っ込めてた。肘掛けを高くして肘を置いてみたら、Mサイズintuos使うときにすごいラク! 十何年アーロンチェア使ってて気づかなかったw

●資源持ち去り

朝、「書籍自炊した残骸=大量の資源ごみ」を出しておいたら、違法の回収業者のトラックが来て持って行った。なんかめちゃくちゃクヤシイ! あんな苦労して作った残骸なのに! 違法業者個人の収入になっちゃうんだよ。

正規の回収トラックには前後左右に目立つステッカーが貼ってあり、二人で作業してるから、違法の業者は一発で見分けられるのだ。ステッカーなしのトラックに一人のおっさん。

以前住んでた集合住宅でも、ゴミ置き場で自炊の残骸を出したばかりのところにやってきた違法業者と鉢合わせ。「区の人じゃないだろ!持って行くな!」って追い払ったことがあったのだった。

近所のおばさんに話したら、同じく「区の人じゃないでしょ!」って注意したら凄まれたことがあるらしい。そのことを区に電話して訴えたら「トラブルになるので関わらないでください」と言われたそう。裁判でも区が負けた例があるらしい……。なんとかならんのか? クヤシイ!

【吉井 宏/イラストレーター】
HP http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/

昨年夏にコンペに通って以来、つい先日まで制作作業してた「ちょっと特別なキャラクター」が、3月20日のイベントで発表されるらしい。早く紹介したくてたまらない〜!

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii
・ハイウェイ島の大冒険 http://kids.e-nexco.co.jp
・INTER-CULTUREさんの3Dプリント作品販売
http://inter-culture.jp/Buy/products/list.php?category_id=63
・App Store「REAL STEELPAN」
https://itunes.apple.com/jp/app/real-steelpan/id398902899?mt=8

2015/03/10

■グラフィック薄氷大魔王[424] 「一年後に3Dプリンタ」「コンビニプリント便利!」他、小ネタ集

■グラフィック薄氷大魔王[424]
「一年後に3Dプリンタ」「コンビニプリント便利!」他、小ネタ集

吉井 宏───────────────────────────────────

●Apple Watch

昨日発表されたApple Watch。残念ながら腕時計する習慣がないので興味が持てない。実は、Apple Watchに備えて電池交換サービスやってもらってまで腕時計して慣れようとしたんだけど、ダメ。腕にこんなもの巻き付けてたらウザいし集中力途切れるし。

懐中時計型として使えるストラップがあればいいけど、それじゃiPhoneをいじるのと変わらないんで、結局僕的に利用場面は無さそう。

●新MacBook

MacBook Airを上回る薄型軽量で、横幅ギリギリのキーボードとRetinaディスプレイ。う〜ん、普通のモバイルノートなのね。つまらん。とか思ってたら、とんでもない内部構造がわかってきて、口あんぐり……。

http://www.apple.com/jp/macbook/design/

すごすぎる。外見は意外なほどフツーで地味なのに、中身はジョブズがやってた以上にアートとしか言いようがないほどの完成度とこだわりと革新性。

トップページの、「静かにあっと言わせます。」の下の内部構造にバッテリーにフタがオーバーラップする写真。市販品でここまで中身を美しくしてど〜する的なw

http://www.apple.com/jp/macbook/

MacBook Air 11インチと新MacBookのロジックボード比較の図を見て、思わず吹き出しそうになったw ここまでやるかって。極小のロジックボードの他にメカ的なものといえばトラックパッドのパーツだけ。他はバッテリーのための空間。

キーボードも新構造、ポートもたった一個(確かに便利じゃないよ、今のところは)。マグセーフじゃなくなったのは不便だけど、単体で軽やかに使う前提としたら、普段は電源ケーブルを繋がずに使うのが正解なんだろうな。iPadだって電源に繋いで使わないもんね。

これからのノートパソコンのお手本になるよ。MacBook Airをいっしょうけんめい真似してるメーカーが多い中、また先に行っちゃったApple。やっぱすごいわ。新MacBook、ちょっとほしくなってきた。

●一年後に3Dプリンタ、の謎

ディアゴスティーニの3Dプリンタ。クルマの模型やロボットなどでも同じことを思うんだけど、今、3Dプリンタに興味ある人が「1年後にようやく使える」という事実に耐えられること自体が不思議でしょうがないw

ひとつ考えられるのは、小遣いが少ないお父さんが総額で十数万円の大きな買い物をするのに、週刊ペースのローンでなら奥さんの目を気にしなくて済むということかなあ。

よく言われる「3Dプリンタを使うには、まずCADや3DCGを学ぶところから始めなきゃいけない。ハードルが高すぎる」。これはたぶん、日本全国に工業絡みの仕事で3DCADやってる人や使えたらと思ってる予備軍が数十万人単位でいるだろうから、そこの心配は意外にいらないんじゃないかなと。

昔ブームでShadeなどCGソフトを買ったことがあって、3Dプリンタが手に入るならちょっとやってみようかって人まで入れたら100万人くらいいるかもしれない。

●コンビニプリント便利!

プリンタやスキャナや複合機などあれこれ考えてて、そういえば「コンビニプリント」という選択肢があることすっかり忘れてた。以前、コンビニプリントがあるからA3レーザーは自前で持つ必要ないやと思ってA4レーザーを買ったのだった。

ネットプリントに登録し、さっそくコンビニでプリントをいくつか試してきた。画像をアップ。コンビニへ行って機械を操作してプリントする画像を呼び出してプリントする手順。

ネットプリント

A3レーザー100円。普通のレーザープリント。ぜんぜん問題ない。A4光沢紙レーザー120円。淡い色が飛び気味だけどなかなかきれい。2L版プリントは昇華型? 80円。きれい!

http://bit.ly/186qkRh

A3レーザーで光沢紙が使えりゃ最高だけど、どのプリントも実用にはぜんぜん問題ない。一ヶ月に数十枚程度なら自前でプリンター持つよりお得だろう。

もちろん、色合い的には100%満足じゃないけど、クリアフォルダに入れて見せるくらいの用途なら十分なレベル。カラープロファイルはAdobeRGBだったけど、sRGBや他のプロファイルで色味はマシになるかもしれない。また実験してみるつもり。

●Macの電源アダプタ

先日、MacBook Proと旧型シネマLEDディスプレイ用にマグセーフコンバータを購入。これで、シネマディスプレイから電源が取れるのにわざわざMBP電源アダプタを繋ぐマヌケを解消できたのだが、新たな問題が発覚。

MBPだけで使うとき、シネマディスプレイから電源ケーブル以外にUSBとディスプレイケーブルもついてきてウザい。スッキリさせるにはMBPの電源アダプタをつなぐことになってしまう。なので、マグセーフの延長ケーブルがほしい!

ところで、MacBook AirとMBPのそれぞれの電源アダプタ。大小サイズがちがうのでそれぞれ使ってきたけど、考えてみりゃシネマディスプレイは同じマグセーフを使う。MBPにMBAのアダプタつけてみたら普通に充電始まってるし、使えるじゃん!

一応、MBAの小さい電源アダプタはMBPでは使わないほうがいいらしいけど、MBPの大きな電源アダプタはMBAで使っていいらしいとSNSで教えてもらった。なるほどー。じゃあ、MBPのアダプタをコンセントに繋ぎっぱなしにしておこうっと。

●新垣氏うれしそうw

現代音楽の世界では「魂を売る」的商業系の仕事することがマイナスになるんだそうで、いろいろやりたいのに封印してきた新垣氏と、楽曲がほしい佐村河内氏の利害が一致、ってことだったらしい。「魂」的に一度地に落ちた新垣氏としては、「もう何やってもいいんだ!ヒャッハー!」なのか、もう嬉しくてしょうがない感じでメディアに出まくってるのがすごくイイ! 元気が出る!

【吉井 宏/イラストレーター】
HP http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/

Mac Proを復活させてしばらくたつけど、一つだけ不便がある。MacBook Airでテキスト作業しようとシネマディスプレイをちょっと繋ぎたいとき、Mac Proを終了させなきゃならない。ノートだと本体に画面あるからいつでも繋ぎ替えられるのに。机に2台のディスプレイは載せたくないのだ。やっぱノート2台とシネマディスプレイがベストかなあ。

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii
・ハイウェイ島の大冒険 http://kids.e-nexco.co.jp
・INTER-CULTUREさんの3Dプリント作品販売
http://inter-culture.jp/Buy/products/list.php?category_id=63
・App Store「REAL STEELPAN」
https://itunes.apple.com/jp/app/real-steelpan/id398902899?mt=8

2015/03/03

■グラフィック薄氷大魔王[423] 「透過原稿をスキャンする」他、小ネタ集

■グラフィック薄氷大魔王[423]
「透過原稿をスキャンする」他、小ネタ集

吉井 宏
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●透過原稿をスキャンする

ポジやネガなどの透過原稿をスキャンできるエプソンGT-X820があるうちに、アナログ時代からのポジをスキャンしておこうと思い立った。「あるうちに」というのは、近々、複合プリンタに買い換えたいと思ってるから。

大量のポジを分類したら、絵具で描いたイラストよりも、データ入稿ができなかった頃のデジタル作品のポジ出力や書籍/雑誌の表紙を複写したものが多い。画像データがある作品はもちろん、表紙も別にスキャンデータが存在するため、あらためてスキャンする必要はない。

スキャンする必要があるのはアナログ時代の絵の複写ポジ、4x5や6x7合わせて60枚程度。あと35mmが数十枚。

6x7を3枚ずつテンプレートに載せて調子よくスキャン。こりゃけっこうはかどるぞ!と思ったら、あれ? 発酵部分の幅が足りず4x5がスキャンできない仕様。しかたなく、半分ずつスキャンしてPhotoshopの「差の絶対値」でレイヤーを位置合わせして合成する。こういう淡々とした作業はキライじゃない。

2015/02/23

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■グラフィック薄氷大魔王[422]「Photoshopで最初にやりたかったこと」他、小ネタ集

■グラフィック薄氷大魔王[422]
「Photoshopで最初にやりたかったこと」他、小ネタ集

吉井 宏───────────────────────────────────

●Photoshopで最初にやりたかったこと

GIGAZINE:「Photoshop 1.0」で画像加工する貴重なムービーを見て感じる技術の進歩
http://gigazine.net/news/20150220-first-photoshop-demo/

デザイン事務所時代の80年代後半、「フェリーの空撮からジャマな波頭を消すだけ」の写真レタッチに、レスポンスとかいうシステムを使うとウン十万円かかるって聞いたことがある。だから、そういった画像処理が個人所有のパソコンでできること自体がものすごいことに思えた。

Macがあこがれだった上京直後の1991年頃、田町駅近くのアップルのショールームに何度も通ってた。Photoshopで興味があったのが「スタンプツール」。画像の一部を採取して他の部分に移し替えるブラシ。

何をやりたかったかというと、絵具でマチエールというか絵肌のサンプルをいろんな色でたくさん描いてスキャナで読み込んでライブラリにしておく。その絵肌をスタンプツールで複製しながら描けば、ほとんど絵具で描いたように見える絵が描けるんじゃないかと。あるいは、選択範囲でマチエールを切り抜いて使うとか、そういうことを考えてた。

2015/02/20

■グラフィック薄氷大魔王[421] 「ゾンビ化アプリとREAL STEELPAN」他、小ネタ集

■グラフィック薄氷大魔王[421]
「ゾンビ化アプリとREAL STEELPAN」他、小ネタ集

吉井 宏───────────────────────────────────

●ゾンビ化アプリとREAL STEELPAN

Teck Crunchの記事
「Appleのアプリストアでは83%110万あまりのアプリが“ゾンビ(生ける屍)”化している」
http://tcrn.ch/1z3tq2G

そりゃね〜。低品質な類似アプリや練習で作ったようなアプリがそのまま掲載されてる状態では83%どころか、ほとんど全部、110万個の中のごく一部の売れ線アプリ以外はゾンビ化してると言えるわけで。

で、「この場合のゾンビでないアプリの定義は、3日のうち2日(全期間の2/3)はApp Storeのトップ300に登場していたアプリ」とある。

そこでものすごく久しぶりに、自分が作ったアプリがそのまま掲載されていることを思い出した! そのアプリ「REAL STEELPAN」の個別ページ自体、2年以上見てないかも。Twitterとかの宣伝もとっくの昔にしなくなってた。

実物のスティールパン(スティールドラム)の音をサンプリングして作った楽器アプリ。プログラミングは専門家にお願いして作りました。iPadアプリの流行り始め頃、一つずつの儲けは少なくても30個くらいアプリ作って載せておけばそこそこ収入に!とか思ったんだけど、結局1個しか作らなかったなあ。

2015/02/04

■グラフィック薄氷大魔王[420]レンダーファームを使ってみた

■グラフィック薄氷大魔王[420]
レンダーファームを使ってみた

吉井 宏───────────────────────────────────

昨年10月の第406回で、MODOで使えるレンダーファームの存在を知ったことを書いた。「ネットを通して何百台のマシンでレンダリングを請け負うレンダーファーム。知り合いのMODOユーザーが普通に使っていて、急に興味がわいた。数年前に調べたときけっこうコストが高く、よほど緊急でないと使えないなあと思ってた。調べてみたら、安くてびっくり。」

しかし、アカウント作成やアプリのインストール、あと有料なのもハードルになっていて、試すところまでは行かなかった。先週、ようやく実際に使ってみたレポートです。

●Mac Proをどうにかやめたいw

ずっと「MacBook Proだけで仕事したい!」とか「 持ち運べないのはパソコンじゃない」って言ってた僕にとってのMac Proの存在意義は、「デュアルXeonがそこそこ速い」ってことだけ。あとは「デカい」「重い」「ジャマ」「作動音がする」等々、マイナス点しかない。それでもタワー型Macを使い続けてきたのは、いざという時のレンダリングの速さ故。

そもそも、ほとんどの仕事はMacBook Proでも十分すぎるのに、年に数回しかしない巨大サイズのレンダリングやせいぜい数百フレームのアニメーションレンダリングのために、Mac Proを保有し続けるムダ感。

2015/01/28

■グラフィック薄氷大魔王[419]字幕派と吹き替え派

■グラフィック薄氷大魔王[419]
字幕派と吹き替え派

吉井 宏───────────────────────────────────
●「rinkak 3Dプリントデザインコンテスト」 

締切が2月2日(月)まで延びました。僕も3Dプリント作品のショップを出してる「デジタルものづくりサービス rinkak」が、3Dプリント作品の国際コンテストの作品募集をしています。
https://www.rinkak.com/contest/3d-printing-design-contest/2014/1

●「メガマインド」、「ビー・ムービー」

日本では劇場公開されなかったCGアニメ映画「メガマインド」。面白かった。ドリームワークスのCGアニメは、スベるのお構いなしの細かいギャグが多すぎてウンザリすること多いけど、これはなかなか良かった。時たまセリフが空回りするのはたぶん日本語吹き替えのせいだろう。「The Art of〜」の本は持ってたんだけど、本編を見てなかったのでした。スーパーマンの映画の小ネタ満載。

「モンスターVSエイリアン」とかもそうだけど、ドリームワークスCG映画のヒロインって、たぶん日本人的好みではないんだろうけど、妙に生々しい、というか、実在の女優が演じてるように見えるというか。CGアニメのキャラな感じがしない。

そういえば先日もう一本、キャラクター仕事の参考にCGアニメ映画観たんだった。「ビー・ムービー」。こちらのヒロインも妙に生々しいドリームワークス作品。笑えないギャグが多いし感情移入しにくくてちょっとツラかった。これもやはり吹き替えの問題なんだろうなあ。

2015/01/21

■グラフィック薄氷大魔王[418]「ベイマックス」見てきた

■グラフィック薄氷大魔王[418]
「ベイマックス」見てきた

吉井 宏───────────────────────────────────
●「rinkak 3Dプリントデザインコンテスト」

締切が2月2日(月)まで延びました。僕も3Dプリント作品のショップを出してる「デジタルものづくりサービス rinkak」が、3Dプリント作品の国際コンテストの作品募集をしています。
https://www.rinkak.com/contest/3d-printing-design-contest/2014/1

●紙と鉛筆クリエイティブ

MODOを使ってキャラクターやイラストを作るのが僕の主な仕事だけど、今やってるキャラ仕事は極端。正月休みや書籍自炊大会や他の仕事を挟んではいるものの、スタートして一ヶ月たって、一度もMODOで作業してない。コンセプトを考えたり、鉛筆(Photoshopも使うけど)でドローイングしてばかりしてた。

ようやく概要や方向が決まったので今日から2〜3日間、MODO作業に取り掛かる。「ほとんど出来上がったものを、人に見せる必要からCGソフトで形にする作業」がようやく始まるわけだ。

つまり、以前から言ってるとおり、「クリエイティブ」の大部分は紙と鉛筆を使う部分にあり、パソコンを使うのは「仕上げ作業」でしかない……ってことを、ものすごく実感!

ここまで来ると、レンダリングのスピードって、ほとんど関係なし。一ヶ月の中でレンダリングが20分かかろうが1時間以上になろうがどうでもいいよw もうMacBook Proだけにしてもいいかな。

●「ベイマックス」見てきた

キャラクター仕事のコンセプトやストーリーの部分を考えるのに、今これだけ話題になってる映画をスルーするわけにもいかないだろう。ということで、「ベイマックス」見てきました。

2015/01/14

■グラフィック薄氷大魔王[417]「巨大液晶タブレット」「ガラパゴス日本バンザイ」

■グラフィック薄氷大魔王[417]
「巨大液晶タブレット」「ガラパゴス日本バンザイ」

吉井 宏───────────────────────────────────
●「rinkak 3Dプリントデザインコンテスト」

締切が2月2日(月)まで延びました。僕も3Dプリント作品のショップを出してる「デジタルものづくりサービス rinkak」が、3Dプリント作品の国際コンテストの作品募集をしています。
https://www.rinkak.com/contest/3d-printing-design-contest/2014/1

●巨大液晶タブレット WACOM Cintiq 27QHD

「大きいことはいいことなのか!?:ワコムの最新液晶ペンタブ「Cintiq 27QHD」を漫画家が使う」ITmedia PC USER
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1501/06/news041.html

大きいの求めてるのは誰なの? 巨漢アメリカ人? 27インチ液タブってパネルやツールまで何十センチも腕を動かさなきゃならないんだぞ? 22インチでもほとほと疲れて手放したのに。

デカいのが好きな人用に27インチCintiqを作るのはぜんぜんかまいません。が、22インチがデカすぎ13インチが小さすぎる僕的には17インチを優先して作っていただきたい!

っていうか、優先順位が間違ってる気がする。Cintiqの13インチ・22インチ・24インチをSMLサイズ的に言えば、S・L・LLでしょ? これらに27インチのXLを加えた感じ。Mサイズはどうした〜〜?

PainterやZBrushでイラストを量産してた頃に使っていたのは昔のCintiqの17インチでした。ドライバが特殊で他のペンタブとの共存が面倒という欠点はあったけど。15インチのCintiqやDTI-520も好きなサイズだったけど画面解像度が低すぎて使いづらかった。17インチでフルHD(1080i)サイズが理想。

ところで、僕的には従来の「液晶タブレット」としては広すぎて使い勝手が悪いんじゃないかと思うけど、マイクロソフトが提示してた「テーブル型ディスプレイ」として捉えると、いいかも。

画面全体をひとつのアプリで使うんじゃなく、テーブルに置いた複数の書類やノートや紙を扱う感じにマルチタッチで自由自在に動かして使う。キーボードは画面の中。周囲に資料やノートやいろいろ置いて、中央で作業する。的な。この画面解像度(2560x1440)なら十分イケるかも。その場合、メニューが画面上にしかないMacは不利。ウインドウにそれぞれメニューがあるWindowsなら大丈夫。

●新型オールインワン13インチ液タブ WACOM Cintiq Companion

「ワコム、Haswell搭載のWindowsペンタブレット「Cintiq Companion 2」 〜13.3型WQHD液晶を搭載、Iris Graphicsも - PC Watch 」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20150106_682451.html

うぐぐ。画面解像度はすでに十分すぎるから、画面サイズをせめて15インチにしてくれ〜! 他パソコンに繋いで液晶タブレットとして使えるようになったのはいいけど。

●液タブ断ち

などなど液晶タブレットについてあれこれ書きつつ……。僕的にはスマホネックで首が痛くなるため液タブ断ちして3ヶ月。腰を据えて板タブで作業してきたせいか、紙並みに描けるようになってきたよん。紙より描きやすいとは言わないけど、ほぼ同等。

新Cintiq Companionの使い勝手について気になってしょうがなくなり、封印してたCintiq Companion Hyblidを出してきた。やはり板タブのほうがいいと確認してまた片づける。何回目だ? もう、「液タブ使いたい!」が盛り上がったときに、板タブのほうがいいことを確認すしてクールダウンするためだけに液タブずっと持ってるのもアリだな。

●ガラパゴス日本バンザイ

『「ベイマックス」が天才不在のチーム体勢でもって日本のコンテンツを元ネタにした上で完全に越えてしまった』みたいな記事についてのFacebookエントリーがありました。そこに書いたコメントが以前「パクリに寛容になりました」の補足みたいになったのでふくらませてみました。
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20130227140200.html

日本のマンガやアニメその他の文化って、日本の閉じた市場で過当競争やって発酵・熟成して出来てきたガラパゴスもの。世界中に「安い子供向けコンテンツ」として浸透していた下地はあったとはいえ、アメリカのコンテンツ産業が「再発見」してみたら、ものすごくおもしろく使える要素満載だった!ってことだと思う。

最初から世界市場を目指して今までのような熟成が可能かどうかといえば、無理だろうなあ。国家戦略としてコンテンツの輸出に意欲的な韓国は、国内の市場だけではペイしないので世界を市場とするしかないけど、日本だと内需だけで成立できちゃう。それがガラパゴスの原因なわけだけど、今まではそれで熟成できてきた。人口減でそれは通用しなくなるかもだけど。

どこの国のコンテンツも、国内の競争の勝者の一部が海外に出て、我々が目にするのはそういうもの。日本のコンテンツもたぶんそういう形で海外に出てる。最初から海外市場を狙って企画したものが目論見通りに大成功した話ってあんまり聞いたことない。成功したように見えるものもあるけど、そう装った宣伝戦略だったりする。

そういう意味で、国内で勝ち抜き戦を通過してないコンテンツが海外で通用するかといえば、たぶんムリ。まず国内戦をがんばろう。とか言って、僕自身、国内競争をすっとばした「逆輸入」にあこがれたあげく海外の仕事をやってるわけですがw

浮世絵はパースとか西洋の絵の影響受けてるらしいし、ジャポニスムは西洋のアートに影響与えたし、日本のマンガアニメの元ネタは西洋から来てるわけだし。それが町山智浩さん言うところの「キャッチボール」。今、ものすごい剛速球がいくつも投げ返されたところなんで、こんどはこっちの番。

手塚治虫はキャッチ一回分を一人でやったんだよなあ。あと、ボールを受け取ったら長期間、外部の誰にも見せずに発酵させてから投げ返すのが効果的w

「ベイマックス」、この原稿を送った後に見に行く予定。

【吉井 宏/イラストレーター】
http://www.yoshii.com
http://yoshii-blog.blogspot.com/

シネマLEDディスプレイの掃除をしてて、てっぺんの真ん中にポツンとしつこい汚れがあるのをごしごし一生懸命拭いてて、よく見たら、マイク穴だったーー! Skypeするときのカメラが正面にあるのは知ってたけど、マイクの位置は謎でした。
< http://bit.ly/1sgiZHW >


・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii
・ハイウェイ島の大冒険 http://kids.e-nexco.co.jp
・INTER-CULTUREさんの3Dプリント作品販売
http://inter-culture.jp/Buy/products/list.php?category_id=63