別の2つの方法を試してみる。paintmonsterさんに教えてもらった「バキュームフォーム」と「ラテックス」。どちらも初めて触れる材料。
●バキュームフォーム
簡易バキュームフォーム器(真空成型器)は、細かい穴があいた金属の天板がついた箱に掃除機をつないで使う。樹脂の板を熱してフニャフニャにしておき、原型を置いたボックスに乗せ、すかさず掃除機をオン。すると、樹脂板と天板の間の気圧が下がり、原型の形に樹脂板が密着して成型される、という仕組み。昔、こいつで作った少量生産の飛行機模型とか見たことがある。ラジコンカーのボディを作るとかも。
バキュームフォーム用「自由樹脂」の板も買ってきたのでやってみたが、この板は加工は楽そうなんだけど、やわらかすぎて、マスキング用としては隙間が空き放題で使い物になりそうにない。プラ版でやろうと思ったが品切れ中だったので、適当にプラスチックの下敷きなどをいくつか買ってきた。うちにあった薄い塩ビの板などでもやってみた。
まあ、笑っちゃうほど形がきっちりコピーできる上に隙間がぜんぜんなくて具合いいと思ったのだが、プラスチックの板は硬すぎて加工しづらいのが難点。っていうか、「ミリプットエポキシパテグレードS」より硬い。素材をいろいろ試せば最適なものは見つかるかもしれない。また、原型の形状によっては最適なマスクが作れそうな気がする。
で、このバキュームフォーム。やってみたい別のことがでてきた。お面みたいなものが作れるぞ。あるいは、半立体のレリーフ状のキャラクターとか作って、裏から色を塗って、プッシュピンで壁に飾るみたいな。楽しそうだ。量産も楽だし。ぜひレリーフ状キャラクターを作って売ってみたい。
2 件のコメント:
ついにバキューム用の道具も購入したんですね。ははは。
吉井さんも私と同じくかなりの道具マニアと見ました!!
2面バキュームして、モナカあわせのものを内側から色塗って、昔のブリキのおもちゃみたいにならないかなぁ…。
道具はもちろん好きなんだけど、どんどん増えていくのがイヤで、デジタルの質量ゼロの道具を使ってたのになあ。
モナカ合わせ、いいかもですね。もっと進んで自家製ソフビとかできないかな。
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