2006/09/30

Toys-マスク作成6_ラテックスでマチャアキ

ラテックスは水溶性で、乾燥後は水に溶けないゴム。「人形用・怪獣用・特殊メイク用」などとして売られている。アンモニア臭がきつい。何度も塗って分厚くして乾燥後、ペロッときれいにはがれる。で、デザインナイフでマスキングの切り込みを入れようとしたところ、うまく切れずにギザギザになってしまった。放っておくとラテックスどうしくっついてしまい、収拾がつかなくなった。どうやら、原型からはがす前に切らないと無理みたい。比較的単純な形ならいいけど、迷彩塗り分けのマスキングみたいのは不向きのようだ。あと、マスキングゾルの代わりに使えるし。


で、2・3回塗って厚くしたラテックスは指で引っ張っても簡単にちぎれないほど強靱。何か利用できないかと思い、「離型剤Sブルー」の代わりに原型に塗って上からエポキシパテを盛ってみた。これが、ハードマスク作成に素晴らしくぴったりな素材だということが判明!!!

硬化したエポパテの横にはみ出しているラテックスを指でビヨ〜〜〜〜ンと引っ張ると、ズリズリッ、ポンッと大部分を引き抜くことができるのだ。つまり、接着を防ぐためにワセリンやリップクリームなどを塗った上にパテを盛る手法と同じことができてしまう。それも、手や原型をワセリンでベタベタにしないで済むし、密着面はきれい。こんなに簡単に引っこ抜けるなら、けっこう大きなマスクも作れそう。




このテクニック、すでに知られてるものかどうかはわからないけど、「マチャアキ」と命名しよう。もちろん、あの、グラスやお皿をそのままにテーブルクロスを引っこ抜く隠し芸からとった。(友人N氏に話したら、若いやつにはわからないかも、と言われたけど)。

なお、最初は分厚く塗るために粘度の高いものを購入したが、粘度が低い牛乳みたいにシャビシャビのも後で買った。粘度が低いと数度塗らなきゃならないけど、ぼこぼこにならずきれいな被膜が作れるようだ。あと、写真右の缶入りラテックスは引っ張り強度がちょっと落ちるようだ。

■補足
ズリズリッ、ポンッっときれいにラテックスが引っこ抜けるのは、表面が比較的なめらかな原型に限るようだ。たぶんゴジラの表皮みたいなボコボコの表面では、ひっぱるとラテックスが手前でちぎれてしまう可能性が大きい。
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